「ぶっちゃけ、Webデザイナーの年収って実際いくらなの?」と思われたことはありませんか?
ここでは、Web制作会社に勤務しているWebデザイナーの年収や、フリーランスのWebデザイナーの年収について、お伝えします。
なお、この文章を書いている私は、24歳のときに独学でホームページの作り方を覚えて、26歳のときに、フリーランスのWebデザイナーとして独立をしました。
そして、28歳のときには、月250万円の収入を得られるようになっています。
このような経験から、Webデザイナーが得られる年収についてお伝えするので、良かったら参考にしてくださいね!
■ 【目次】Webデザイナーの年収って実際どうなの?
- Webデザイナーの平均年収はいくら?
- Webデザイナーの初任給はいくら?
- 「月給」の表示に惑わされないこと!
- 給料というのは、なかなか上がらない・・・
- フリーランスのWebデザイナーの収入は?
- Webデザイナーになって、収入をアップさせる方法
- 「Webデザイナーの年収って実際どうなの?」のまとめ
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Webデザイナーの平均年収はいくら?
まず、Web制作会社で働く、Webデザイナーの年収は、平均で360万円くらいと言われています。
日本人の平均年収が、410万円くらいと言われているので、Webデザイナーの年収はかなり安く見えますね。
ただ、これにはカラクリがあって、Webデザイナーの年齢層が若いためです。
Webデザイナーとして仕事をしている人は、若い人(20代から30代)が多くて、実際に、Web制作会社の平均年齢が20代の会社もあるくらいです。
Webデザイナーの平均年齢が若いために、Webデザイナーの平均年収も、一般的な年収よりも低くなっている(低く見える)ということですね。
Webデザイナーの初任給はいくら?
Webデザイナーの初任給は、だいたい22万円くらいです。
もちろん、勤務する会社によって、初任給は異なりますけど、だいたいこれくらいの金額が平均的になります。
そのため、Webデザイナーの初年度の年収は、22万円×12ヵ月で、だいたい2,640,000円くらいです。
そこに、年2回のボーナス(22万円×2回)がプラスされると、2,640,000円+440,000円で、年収が3,080,000円になるという感じですね。
Webデザイナーの初年度の年収は、だいたい300万円前後
だから、Webデザイナーの初年度の年収は、だいたい300万円前後と考えて良いと思います。
私がサラリーマンとして仕事をした、初年度の年収も、だいたいこれくらいだったので、、、このくらいの金額が一般的なのかもしれませんね。
(「もっと欲しいなー」っとは思っていましたけど笑)
「月給」の表示に惑わされないこと!
Webデザイナーの求人情報を見てみると、給与の項目に、「月給20万円~50万円」と書かれているのを、よく見ます。
これを見ると、「月給50万円ももらえるんだ!」と思ってしまいますが、、、実際には、月給20万円です。
入社したばかりのときは、当然、一番安い給料から始まりますし、何十年(30年とか)も勤務して、ようやく月給50万円になるかどうか、、、というところですね。
月給50万円ももらっている人は、ほとんどいない
ちなみに、私がサラリーマン時代に、社員の給料を調査した(「先輩!給料いくらですか!?」と聞いた笑)のですが、、、
月給50万円ももらっている人は、ほとんどいませんでした。
本当にトップの人だと、月給50万円を超えている人もいましたけど、従業員が30人くらいの会社だと、ほとんどの人が月給50万円以下でした。
月給の表示は、一番安い金額が、実際にもらえる金額です
だから、求人情報の給料の項目に、「月給20万円~50万円」と書くのは、ウソではないのですが、、、
一番高い金額を給料としてもらえることは、ほとんどないということです。
「月給20万円~50万円」と書かれているのを見て、「月給50万円ももらえるんだ!」と思うのではなく、「月給20万円ね」と思うようにしましょう。
給料というのは、なかなか上がらない・・・
給料というのは、年齢が上がるにつれて、少しずつ上がっていくものです。
給料が少しずつでも上がっていかないと、社員のモチベーションにつながりませんし、
日本はまだまだ、「年功序列」の考え方があるので、年齢が上がれば、給料は少しずつ上がっていきます。
ただ、給料は少しずつは上がっていきますけど、給料が一気に上がることは、ほぼありません。
その理由は、一人の社員だけ、給料を一気に上げてしまうと、不公平感が出てしまい、他の社員のモチベーションが下がってしまうためです。
社長としては、給料はなかなか上げられない
これは、実際に会社を経営する方の立場になってみると、よく分かるのですが、、、
給料を上げたとしても、一時的に社員のモチベーションは上がるのですが、すぐに、その金額(給料)に慣れてしまうのですよね。
給料を上げたとしても、そもそも上限がないのですから、「もっと上げてほしい!」となり、キリがなくなってしまいます。
もちろん、給料をもっと上げてあげたいのですが、給料を上げると、その分、会社の固定費が重くのしかかってしまうので、
給料を上げるというのは、そんなに簡単にはできないものです。
ちなみに、営業職やトレーダーのように、成果に応じて給料が決まるような「歩合制」であれば、給料が一気に上がることはありますよ。
ただ、Webデザイナーの仕事は、「固定給」になるので、給料が一気に上がることは、ほぼないということです。
資格を取得したら、給料が上がる会社もある!
Webデザイナーの仕事で、給料が上がるとしたら、何か資格を取得したときです。
たとえば、「ウェブデザイン技能検定」や「Webクリエイター能力認定試験」などですね。
別に、資格を取得したからと言って、仕事が一気にできるようになるわけではないのですが、何か資格を取得したら、
月給が3,000円~5,000円アップする会社は多いと思います。
なぜ、資格を取得したら、給料が上がる会社が多いのかというと、社員の自主的な勉強(スキルアップ)につながるからです。
また、「資格を取得した」というのは、明確な結果(成果)として、客観的に分かりやすいので、給料を上げやすいからです。
特に理由もなく、給料を上げることはなかなかできないのですが、「資格の取得」というのは、成果として分かりやすいために、
資格を取得したら、給料を少し上げる会社は多いということです。
実際に、Webデザイナーの求人情報を見ると、給料の項目に、「経験・スキルに応じて決定いたします」と書かれていることもありますからね。
結論として、給料はなかなか上がらない!
Webデザイナーの仕事は、何か資格を取得したら、給料が上がることはありますし、本当に仕事ができる人で、
どんどん結果を出している人であれば、給料は上がっていくはずです。
ただ、このような明確な成果(結果)がなければ、「固定給」である以上、なかなか給料は上がっていきません。
サラリーマンというのは、現実的に、なかなか給料が上がっていかないものなので、、、これについては、仕方がないことなのかもしれませんね。
フリーランスのWebデザイナーの収入は?
Web制作会社の従業員として働いた場合、給料は「固定給」になりますけど、
フリーランスのWebデザイナーとして仕事をすれば、給料は完全に、「歩合制」になります。
「歩合制」というよりも、フリーランスの場合は、自分でお金を稼がなければ、お金は入ってこないということですね。
毎月決まった給料を得られるわけではないので、とにかく自分で稼いでいく必要があるということです。
ただその分、入ってくるお金は全部もらうことができるので、青天井で収入を得られるチャンスがあるのも、フリーランスの大きな特徴です。
私が独立したときの収入を公開
フリーランスのWebデザイナーが得られる収入は、人によって全然違います。
実際に、月給1万円くらいの人もいれば、月給70万円くらいもらっている人もいます。
フリーランスは、毎月決まったお金が入ってくるわけではないので、「このくらいの収入を得られます」という基準が、ないのですよね。
そこで、参考程度に、私が実際にフリーランスのWebデザイナーとして独立したときの収入を公開すると、まず初年度の収入は、1年間で30万円くらいでした。
月給ではなくて、「年収30万円」ですよ。
当然、この収入では生活できなかったので、貯金を切り崩しながら生活していましたし、とにかくお金がなかったので、アルバイトもしました。
ちなみに、税金というのは、「次の年」に払うものです。
そのため、サラリーマン時代に稼いだ金額の税金は、独立した年に払うことになり、
入ってくるお金がないのに、税金は払わなければいけなくて、、、本当に苦しみました。
独立した直後は、入ってくるお金がないのに、出ていくお金はたくさんあるので、このことを知っておいてくださいね。
2年目の年収は134万円
フリーランスとして独立した年は、ほとんど収入を得ることはできませんでしたが、2年目になると、少しずつ収入を得られるようになりました。
どのようにして、収入を得られるようになったかというと、他の人にホームページを作って提供する「ホームページ作成サービス」を始めたからです。
ホームページを作って提供すると、7万円から10万円くらいの収入を得られますし、ホームページの運用管理費を毎月3,600円もらっていました。
そのため、ホームページを作れば作るほど、毎月安定して得られる収入は増えていきましたよ。
そして、2年目の後半では、毎月15万円から20万円くらいの収入を得られるようになったので、これでなんとか、生活できるようになった感じですね。
3年目で、月250万円も稼げるようになった!
そして私は、ホームページ作成サービスを行いながら、ホームページの作り方を動画で伝えるサイト(当サイト)を作って、運営しました。
そして、このサイトの中で、ホームページのテンプレートを販売したり、会員制の講座の運営を始めました。
その結果、28歳のときに、月250万円も稼げるようになったのです。
年間の利益も、2,000万円を軽く超えていましたし、大きく飛躍した年になりました。
サラリーマンでは、とても稼ぐことができない金額を、フリーランスになったことで得ることができたので、
「フリーランスのWebデザイナーでも、これくらい稼ぐことができる」ということを、知っておいていただけたらと思います。
Webデザイナーになって、収入をアップさせる方法
最後に、Webデザイナーになって、収入をアップさせる方法をご紹介します。
まず、Web制作会社に勤務しているWebデザイナーの場合、収入をアップさせるには、副業をやるしかないと思います。
その理由は、「固定給」の場合、給料が一気に上がることはないからです。
Web制作会社に勤務しているWebデザイナーが、収入をアップするためには、本業以外の収入源を持つしかありません。
Wedデザイナーが行える副業とは
そして、Webデザイナーが行える副業は、たくさんあります。
そもそも、ホームページを作ることができれば、インターネットを使った副業は、ほとんど行うことができますからね。
たとえば、他の人の商品を紹介する「アフィリエイト」や、ホームページを作って提供する「ホームページ作成サービス」、
あとは、ホームページに広告を掲載する「広告ビジネス」も、行うことができます。
私も、サラリーマン時代に、副業でアフィリエイトを始めましたよ。
最初は、あまり大きな収入は得られませんでしたが、「自分で商品を紹介して買ってもらう」という経験ができたことは、とても大きかったです。
自分で商品を作って販売するにしても、他の人の商品を紹介するにしても、結局は、買ってもらわなければ収入を得られないので、
リスクが無く収入を得られるアフィリエイトは、やはり、行った方が良い副業の1つです。
あとは、ホームページを作れるのですから、他の人にホームページを作って提供する「ホームページ作成サービス」は、絶対に行った方が良いですよね。
ホームページ作成サービスを1つのビジネスとして持っておいて、依頼がないときは、アフィリエイトサイトを作れば良いだけだからです。
アフィリエイトサイトは、ホームページ作成サービスの依頼を取るための「作成実績」になるため、この2つのビジネスは、同時に行った方が良いです。
私も、この2つのビジネスを同時に行っていましたし、相性もとても良いので、ホームページが作れるのであれば、ぜひやることをおすすめしますね。
フリーランスのWebデザイナーが収入をアップさせる方法
フリーランスのWebデザイナーの場合、とにかく自分で稼いでいかなければいけないので、
まずは、他の人にホームページを作って提供する「ホームページ作成サービス」は、絶対に行うようにしましょう。
ただ、「キレイなホームページが作れます」だけでは、依頼はなかなか取れないと思います。
そもそも、キレイなホームページが作れるWebデザイナーは、たくさんいますからね。
そこで、私の場合は、個人事業者や小企業を対象にした、「ある程度キレイで、ある程度結果ができるホームページを、安く速く提供する」という方向性で始めました。
たとえば、犬トリミング店 のようなホームページですね。
このホームページのように、ホームページのデザインを統一して、テーマカラーを変えるだけにすれば、5時間くらいでホームぺージを作ることができますし、その分、ホームページの値段を安くすることができます。
私の場合は、このやり方で、どんどん依頼を取ることができました。
そして、もう1つ重要なことは、「自分のサイトで結果を出すこと」です。
結局、ホームページを公開する目的は、商品の購入やサービスの申し込みにつなげることなので、
自分でホームページを作成して、たくさんのアクセスを得て、商品を紹介して、実際に買ってもらえるようになることが重要です。
正直言って、自分のサイトで結果を出せない人が、他の人のサイトを作ったとしても、結果は出せないと思います。
だから、まずは自分のサイトを作って、アクセスを得られるようにして、商品を購入してもらえるようにすることです。
そして、実際に結果を出していれば、他の人から、「私のホームページを作ってほしい!!」という依頼は、たくさんもらうことができますよ。
私も、動画で覚える無料ホームページ制作講座 や FX資産運用ブログ! を作って、たくさんのアクセスを得て、実際に商品の購入につながっているために、
ホームページ作成の依頼も取ることができています。
フリーランスのWebデザイナーとして、収入をアップさせるには、まずは、自分でサイトを作って、結果を出すことです。
キレイなサイトを作れるWebデザイナーよりも、収入を得られるホームページを作れるWebデザイナーの方が、
多くの人が求めている(ニーズがある)ので、まずは、自分のサイトで結果を出せるようにしていきましょう。
「Webデザイナーの年収って実際どうなの?」のまとめ
「Webデザイナーの年収って実際どうなの?」のコンテンツは、いかがでしたでしょうか?
Webデザイン業界は、若い人が多いため、他の業種に比べて、平均年収は低く見えてしまいますけど、年収は他の業種とほとんど変わらないと思います。
ただ、サラリーマンとして会社に勤務していると、なかなか給料は上がっていかないので、多くの収入を求めるのであれば、
別の収入源(副業)を持つしかないかもしれません。
そもそも、昔と違って、副業は後ろめたいものではなく、副業を政府が推奨しているような時代です。
特に、Webデザイナーのように、「ホームページを作れる」という能力を持っているのであれば、インターネットを使った副業は
絶対にやった方が良いですし、やらないと損だと思いますよ。
インターネットビジネスほど、経費をかけずに、大きな収入を得られる副業は、他にはないからです。
ただ、「キレイなホームページが作れるWebデザイナー」では、他の人との差別化ができない(埋もれてしまう)ので、
重要なことは、「収入を得られるホームページを作れるWebデザイナーになること」です。
そもそも、ホームページの目的は、商品の購入やサービスの申し込みにつなげることだからです。
商売をしている人が、本当に望んでいることは、キレイなホームページを持つことではなく、結果(効果)を得られる
ホームページを持つことなので、Webデザイナー側も、「結果を得られるホームページを作れること」が、何よりも大切ということですね。
正直言って、キレイなホームページを作れるWebデザイナーは、世の中にたくさんいるのですが、
「収入を得られるホームページを作れるWebデザイナー」は、世の中にほとんどいません。
それだけ、貴重な存在ということですし、ニーズも莫大にあるので、Webデザイナーの人は、
「収入を得られるホームページを作れるようになること」を、やはり、追及していくべきだと思います。
なお、収入を得られるホームページを作るためには、次のようなことが必要になります。
・買ってもらえる商品を選ぶこと
・作成したページが検索エンジンの上位に表示されること(SEO対策)
・商品を買ってもらえる文章を書けること
・人が見やすい構成でホームページを作れること
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見栄えの良いホームページを作れることは、もちろん大切です。
でも、ホームページ上で商品を買ってもらうためには、商品やタイトルの決め方、そして、
狙ったキーワードで上位表示させることや、人を惹きつける文章の書き方のほうが重要になります。
「収入を得られるホームページを作れるWebデザイナー」になるためには、このスキルを得ることが必要です。
なお、これらの能力を、初心者から学ぶことができるものが、「会員制サイドビジネス講座 ファーストクラス」です。
初心者でもホームページが作れるようになり、そのホームページで収入を得られる方法をすべてお伝えしている講座になります。
実際に、この講座を受講して、たくさんの初心者の人が、ホームページを作れるようになり、そのホームページで収入を得られるようになっていますよ。
最後に、Webデザイナーという仕事は、自分の作ったものが世の中に残って、たくさんの人に見てもらうことができる、素晴らしい仕事です。
そして、人を感動させたり、人から「ありがとう!」と言ってもらえる、本当にやりがいのある仕事になります。
これほど素晴らしい仕事は、他にはほとんどないと思いますので、興味があったら、ぜひチャレンジしていきましょうね!
今回の情報が、あなたの今後において、少しでもお役に立てば、嬉しく思います。