世界中で利用者が多いホームページ作成サービスが、「Wix(ウィックス)」です。
Wix(ウィックス)は、インターネット上でホームページのデータを一元管理するシステム(CMS)なのですが、
世界中で 1億6,000万人以上の利用者がいるくらい、大きなサービスになります。
そして、このWix(ウィックス)の特徴は、800種類以上の豊富なテンプレートと、250種類以上のアプリ(拡張機能)があることです。
いろいろな種類のホームページに、様々な機能を追加していくことができるため、Wix(ウィックス)は、海外では人気があります。
ここでは、「Wix(ウィックス)」のメリットとデメリットを含めて、
どのような人に向いているのか ということや、その効果(本当に簡単にできるのか?)などをお伝えしていきます!
■ このページで分かること(目次)
- Wix(ウィックス)の4つの特徴
- Wix(ウィックス)の作成実績
- Wix(ウィックス)の機能とメリット
- Wix(ウィックス)のデメリット
- Wix(ウィックス)の価格・ランニングコスト
- 無料でも使えるなら、無料で使った方が良いの?
- 対応OSとパソコン
- Wix(ウィックス)が向いている人
- Wix(ウィックス)の評価とまとめ
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Wix(ウィックス)の4つの特徴
まず、Wix(ウィックス)の4つの特徴はこちらです。
1.800種類以上のテンプレートがあること
Wix(ウィックス)には、800種類以上のテンプレートがあります。
たとえば、ビジネスやネットショップ、飲食店や旅行、ファッションや美容や健康などです。
数あるCMSの中でも、テンプレートの数ではNo1だと思いますし、これだけテンプレートがあれば、きっと気に入るデザインがあるはずです。
2.250種類以上のアプリがあること
Wix(ウィックス)には、250種類以上のアプリがあります。
この「アプリ」とは、拡張機能のことで、ホームページにいろいろな機能を追加することができます。
たとえば、お問い合わせフォームを設置したり、ネットショップを作成したり、SNSと連携したり、地図や動画を表示したりなどです。
このような、できることの豊富さが、Wix(ウィックス)の大きな特徴になります。
3.動きのあるホームページを作れること
Wix(ウィックス)は、アニメーションのような動きのあるホームページを作成することができます。
たとえば、背景に動画を表示したり、流行りのパララックス(視差効果)を使ったホームページを作成することもできます。
このようなデザイン性の高さも、Wix(ウィックス)の魅力の1つです。
4.無料でも使うことができること
Wix(ウィックス)は、複数の有料プランがあるのですが、無料で使うこともできます。
もちろん、有料プランの方が、できることが多い(独自ドメインが使えたり、容量や転送量が多い)のですが、無料で使うことができることも、Wix(ウィックス)の特徴の1つです。
■ Wix(ウィックス)の4つの特徴とは
1.800種類以上のテンプレートがあること
2.250種類以上のアプリがあること
3.動きのあるホームページを作れること
4.無料でも使うことができること
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Wix(ウィックス)の作成実績
Wix(ウィックス)は、800種類以上のホームぺージテンプレートが用意されています。
たとえば、飲食店や美容室、ファッションや旅行関係など、多くの業種に対応できるテンプレートがたくさんあります。
Wix(ウィックス)の機能とメリット
Wix(ウィックス)には、下記のような機能とメリットがあります。
(6個のメリットがあります)
1. 視覚的にホームページを作れること
Wix(ウィックス)は、マウスの操作で、視覚的にホームページを作っていくことができます。
HTML やCSS の知識がなくても、ホームページを作って編集していくことができますし、使い方も慣れることで、初心者でもホームページを作ることができます。
2. テンプレートの数が多いこと
Wix(ウィックス)には、800種類以上のテンプレートがあります。
これだけテンプレートが豊富であれば、どのような業種にも対応できます。
また、Wix(ウィックス)は動きのあるホームページを作成することができて、背景に動画を表示させたり、パララックス(視差効果)を使ったホームページを作成することもできます。
3. できること(機能)がとても多いこと
Wix(ウィックス)には、250種類以上のアプリがあって、このアプリを使用することで、いろいろな機能をホームページに追加することができます。
たとえば、ブログやチャット、フォーラムやネットショップ、オンライン予約やダウンロード販売などです。
ただ、中には日本語化されていないアプリもあり、少し使いづらさはあるのですが、、、できることのが多いことが、Wix(ウィックス)のメリットになります。
4. 素材がたくさん用意されていること
Wix(ウィックス)には、無料で使える画像や動画、クリップアートやアイコンなどが用意されています。
このような素材を使えることが、Wix(ウィックス)の良いところです。
5. スマートフォンでもキレイにホームページが表示されること
Wix(ウィックス)は、レスポンシブデザインに対応しています。
そのため、パソコンサイトを作れば、自動的にスマホサイトでもキレイに表示されます。
6. 無料でも使うことができること
Wix(ウィックス)は、複数の有料プランがあるのですが、無料で使うこともできます。
もちろん、有料プランの方が、できることが多い(独自ドメインが使えたり、容量や転送量が多い)ですし、
無料の場合はデメリットがかなり多いのですが、、、無料でも使えるところが、Wix(ウィックス)の良いところです。
Wix(ウィックス)のデメリット
一方、Wix(ウィックス)には、次のようなデメリットもあります。
メリットだけでなく、デメリットがあることも知っておいてください。
1. 動作は やっぱり重い…
Wix(ウィックス)の最大のデメリットは、「動作が重い」ということです。
ホームページを作っていくための管理画面も重いときがありますし、実際のホームページの表示も重い(遅い)です。
表示の遅さは、昔に比べたら良くなったと言われていますが、、、
実際に使ってみて、マウスのホイールをクルクル回しても、画面が動かない(スクロールしない)し、
リンクをクリックしても、ページが切り替わるのがとても遅いため、「自分の作業が間違っているのかな?」と思ってしまうくらいでした。
Wix(ウィックス)は、世界中で利用者が多いため、サーバへの負荷が大きく、この動作の重さは最大のデメリットかもしれません。
2. 編集画面の文字が小さくて、扱いづらいこと
Wix(ウィックス)は、ホームページのデータをインターネット上で一元管理しているため、管理画面にログインして、ホームページを作成していきます。
ただ、私はノートパソコンで作業をしているのですが、Wix(ウィックス)は管理画面の文字が小さいため、ノートパソコンのように画面が小さいと、編集作業がとても大変でした。
実際に、下記のように文字が重なって表示されている箇所もあり、とても使いづらかったです。
▼ モニターが小さいと文字が重なって表示されてしまう
Wix(ウィックス)は機能が豊富であることは良いことなのですが、その分、管理画面が分かりづらいことがデメリットであり、
デスクトップパソコンのワイドモニターでなければ、作業はとてもしづらいというのが、私が実際に思った感想です。
3. 日本語に対応していない個所もある
Wix(ウィックス)は、200以上のアプリがあることが良いところなのですが、Wix(ウィックス)は海外の会社であるため、日本語対応されていないアプリもたくさんあります。
そのため、英語に長けている人でなければ、実際にはアプリはあまり使わないかもしれません。
▼ 英語の表記もある
4. ホームぺージの最上部にずっと広告が表示される
Wix(ウィックス)は、いくつかのプランがあって、中には、Wix(ウィックス)の広告が表示されるプランがあります。
そして、この広告の表示される場所は、ホームページの最上部(一番目立つ個所)であり、ホームページをスクロールしても、広告は消えません。
つまり、訪問者にずっと広告を見せる形になっています。
これでは、とてもホームぺージとして運営していくことができないため、Wix(ウィックス)を使うとしたら、広告が表示されないプランを選ぶしかないということです。
▼ ホームぺージの最上部にずっと広告が表示される
6. データのバックアップができないこと
Wix(ウィックス)には、バックアップ機能がありません。
そのため、ホームページのデータが消える可能性も、ゼロではありませんし、Wix(ウィックス)以外の別のサービスに移行しようと思っても、最初から作り直しになることがデメリットです。
7. SEO対策は強いとは言えない
Wix(ウィックス)は、ページによって、ヘッダー情報(title やdiscription など)を変更することができます。
また、「Wix SEO Wiz」という、検索エンジンへの登録をしてくれるツールもあります。
ただ、これらの機能は良いのですが、Wix(ウィックス)はサイトの表示が重いため、訪問者がすぐに別のサイトに移動してしまうことが多くなるはずです。
また、SEO対策には、情報量を増やすことが大切になるのですが、情報量を増やすとサイトが重くなってしまうため、これでは、SEO対策に強いとはとても言えないかもしれません。
8. 作成できるページ数に上限がある
Wix(ウィックス)で作成できるページの上限は、100ページまでです。
作成できるページ数に上限があるため、大きなサイトを作成することはできません。
9. 月額制のサービスであること
Wix(ウィックス)は月額制のサービスであるため、月額で費用がかかります。
月額の料金については、できること(機能面や転送量)によって異なるのですが、一番安いプランで月1,200円、一番高いプランで月12,000円の利用料がかかります。
なお、無料で使えるプランもあるのですが、独自ドメインが使えないことや、広告が大きく表示されるなどのデメリットがあるため、実用的ではありません。
Wix(ウィックス)を使う場合は、有料プランを使うしかないのですが、月額で費用がかかることがデメリットです。
10. 機能面などに制限があること
Wix(ウィックス)は、プランがいくつかあるのですが、選ぶプランによって、容量や帯域幅(転送量)に上限があります。
たとえば、一番安い「ドメイン接続」のプランは、容量は1GBまでしか使用できませんし、帯域幅(転送量)も1GBまでです。
動画のアップロードや使用できるアプリなども含めて、選ぶプランによって、機能面に制限があることがデメリットです。
11. 有料プランへのセールスが強いこと
Wix(ウィックス)は、無料で使うこともできるのですが、無料プランを使っていると、管理画面上に、なにかと有料プランへのセールスが表示されます。
たとえば、下記のようなカウントダウンタイマーが表示されて、焦らされることがデメリットです。
Wix(ウィックス)の価格・ランニングコスト
Wix(ウィックス)は、「パーソナル」と「スモールビジネス」、 「ビジネス」と「ビジネスプライム」と「エンタープライズ」の5つの有料プランがあります。
- パーソナル: 月額1,200円(税別)
- スモールビジネス: 月額2,100円(税別)
- ビジネス: 月額2,600円(税別)
- ビジネスプライム: 月額12,000円(税別)
- エンタープライズ: 月額12,000円以上
▼Wix(ウィックス)の有料プラン比較表
上記の5つの有料プランではなく、Wix(ウィックス)は無料プランもあります。
具体的には、まず最初に無料アカウントを作成して、必要であれば、そのあとに有料プランを選ぶという流れです。
無料でも使えるなら、無料で使った方が良いの?
Wix(ウィックス)は、5つの有料プランがあるのですが、無料アカウントを作成したあとに、有料プランを選ばなければ、無料でそのまま使うことができます。
そのため、「無料で使えるなら、無料でそのまま使った方が良いじゃん」と思われると思うのですが、、、
結論から言うと、無料プランは絶対に使わない方が良いです。
その理由は、無料プランは、規制がとても多いからです。
まず、無料プランは、独自ドメインを使うことができません。
インターネットでは、ドメインが資産になるのですが、その資産が自分のものにはならなくなってしまいます。
また、サーバの容量も少なく、転送量(帯域幅)にも制限がありますし、何よりも、
無料プランの場合、ホームページの最上部(一番目立つ個所)に、広告が表示されてしまうのですよね。
この広告は、ホームページをスクロールしても消えないため、訪問者にずっと広告を見せる形になっています。
せっかく訪問してくれた人に対して、いきなり、「Wixでホームページを作りませんか?」とセールスする形になり、ずっと表示され続けるので、とても邪魔です。
上記のような理由から、無料プランは絶対に使用しないようにしましょう。
「無料」は確かに魅力ではあるのですが、無料で使うくらいなら、Wix(ウィックス)は使わない方が良いので、Wix(ウィックス)を使うなら、有料プランの方を使うようにしましょうね。
対応OSとパソコン
・Windows とMac のパソコンで使用可能
Wix(ウィックス)が向いている人
Wix(ウィックス)は、下記のような方に向いています。
オシャレなホームページを持ちたい人
Wix(ウィックス)の良いところは、豊富なテンプレートと、動きのあるホームページを作ることができることです。
そのため、他のサイトとは差別化された、少しオシャレなホームページを持ちたい人に、Wix(ウィックス)は向いています。
いろいろな機能を使いたい中級者
Wix(ウィックス)には、250種類以上のアプリがあります。
そのため、ホームページにいろいろな機能を追加したい人に、Wix(ウィックス)は向いています。
ただ、アプリの中には日本語対応されていないものも多いため、英語に長けていることが条件にはなります。
Wix(ウィックス)は、初心者向けというより、「中級者向け」という印象が強いため、ホームぺージ作りに慣れている人に向いています。
Wix(ウィックス)の評価とまとめ
私が、Wix(ウィックス)のことを初めて知ったのは、テレビCMでした。
「無料でホームページが作れる」というのは、インパクトがありましたし、世界中で利用者がとても多いということに、驚きました。
そこで、楽しみにしながら実際に使ってみたのですが、、、まず思ったことは、「動作が遅い」ということです。
管理画面については、使用する時間帯やインターネット回線の速度にもよるかもしれませんが、とても重いときがありました。
また、実際に公開されるホームページについては、文章の量などを少なくすれば、それほど表示は遅くはないのですが、
コンテンツを増やしていくと、やっぱり表示は遅くなってしまいます。
これでも、昔よりは改善したみたいですが、人によってはかなりイライラすると思いますので、ビジネスには あまり向かないかもしれません。
あと、使い勝手については、視覚的にホームページを作っていくことができるため、管理画面に慣れれば、比較的 簡単にホームページを作れると思います。
ただ、ノートパソコンのように画面が小さなパソコンだと、文字が重なってしまうところもありましたし、文字もかなり小さいので、とても作業がしづらいです。
Wix(ウィックス)を使うなら、デスクトップパソコンのワイドモニターが必須だなと思いました。
だから、Wix(ウィックス)でよく言われている、「重くて使いづらいは本当なの?」という噂については、けっこう当たっているのかもしれません。
もちろん、使い勝手については、ワイドモニターを使って、管理画面の使い方に慣れれば良いだけなのですが、
ホームページの動作が重いことは、訪問者にとっての大きなデメリットになってしまいます。
さらに、無料プランのように、広告がホームページの最上部に表示されて、しかも、スクロールしても広告が消えない(ずっと表示され続ける)というのは、
訪問者を不快にさせてしまうため、とても使うことはできないかもしれません。
Wix(ウィックス)は、テンプレートの種類の豊富さと、アプリ(拡張機能)はとても良いと思います。
ただ、同じCMS(インターネット上でホームページのデータを一元管理するシステム)のサービスに、Webnode(ウェブノード) というサービスがあるのですが、、、
この Webnode(ウェブノード)とWix(ウィックス)を比べてしまうと、Webnode(ウェブノード)の方が圧倒的に良いと思いました。
Webnode(ウェブノード)は、テンプレートとできることが多いだけでなく、編集画面がとても分かりやすいからです。
ホームページを編集するための「編集画面」と、実際に表示されるホームページが、ほぼ一緒になっているので、初心者でもとても簡単にホームページを作ることができます。
料金面も圧倒的に安く、ホームページの表示も速いですし、サポートも良いため、Webnode(ウェブノード)はとても使いやすいサービスです。
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「初心者だけど見栄えの良いホームページを簡単に作りたい」と思っていませんか?その悩みを解決できるホームぺージ作成ソフトが、Webnode(ウェブノード)です。
ここでは、Webnode(ウェブノード)の詳細や、メリットとデメリットなどをお伝えします!使いやすさと簡単さでは、Webnode(ウェブノード)がNo1だと思いますよ。
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だから、同じCMSのサービスで、ホームページを作りたいのであれば、Wix(ウィックス)よりも安くて簡単で使いやすくて、サポートも良い Webnode(ウェブノード) を使った方が良いですよ。
Wix(ウィックス)も、動作の重さが解消すれば良いサービスではあるのですが、、、
私が実際に使ってみて、Webnode(ウェブノード)の方が圧倒的に良いと感じてしまったので、参考になればと思います。