低価格で、手軽にホームページを運営したい人に最適なレンタルサーバが、
「さくらのレンタルサーバー」です。
さくらのレンタルサーバーの特徴は、料金がとても安いことと、自動バックアップを無料で行うことができることです。
そのため、「料金面」だけで見ると、さくらのレンタルサーバーは他社と比べて、とても安いという特徴があります。
ただ、料金が安い分、サーバーのスペックは、他社と比べるとかなり低いです。
大規模なサイトや ワードプレスなどの運営には向かないのですが、
低価格で手軽にホームページを運営したい人には向いているので、さくらのレンタルサーバのメリットやデメリットなどを、ここでご説明します!
■ 【目次】このページを読んで分かること
- さくらのレンタルサーバとは
- さくらのレンタルサーバの特徴と5つのメリット
- さくらのレンタルサーバのデメリット
- さくらのレンタルサーバの料金
- さくらのレンタルサーバは、どのプランを選んだ方が良いの?
- ワードプレスはとても使えない、、、
- さくらのレンタルサーバとロリポップはどちらが良いの?
- さくらのレンタルサーバが向いている人
- さくらのレンタルサーバの評価とまとめ
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さくらのレンタルサーバとは
さくらのレンタルサーバとは、さくらインターネットが提供しているレンタルサーバです。
ホームページを公開するためには、レンタルサーバが必要になるのですが、そのレンタルサーバのサービスを提供しているのが「さくらのレンタルサーバ」です。
さくらのレンタルサーバの良いところは、料金が安くて安定していることです。
そのため、ホームページにあまりお金をかけたくない人に向いているレンタルサーバになります。
さくらのレンタルサーバの特徴と5つのメリット
さくらのレンタルサーバの特徴と5つのメリットはこちらです。
1.料金がとても安いこと
さくらのレンタルサーバは、料金がとても安いです。
一番安い「ライトプラン」は、月121円という低価格で借りることができますし、「スタンダードプラン」は、月500円でレンタルサーバを借りることができます。
この料金は、数あるレンタルサーバの中でも、かなり料金は安い方になります。
2.自動バックアップ機能が無料で使えること
さくらのレンタルサーバのとてもよいところは、自動バックアップ機能が無料で使えることです。
具体的には、レンタルサーバ上のデータを、自動で8世代までバックアップしてくれる機能です。
そのため、もしホームページのデータに何かあったら、過去のデータから切り戻すことができます。
通常、このような自動バックアップ機能は、オプション(別料金)になるのですが、さくらのレンタルサーバは料金が安いのに、自動バックアップ機能を無料で使うことができます。
ホームページのデータは「資産」になるため、バックアップをすることは必須ですし、バックアップ機能を無料で使えるところは、さくらのレンタルサーバのとても良いところです。
3.多彩なWebフォントを使えること
さくらのレンタルサーバは、33書体の多彩なWebフォントを、無料で使うことができるサービスがあります。
そのため、他のサイトが使っていないような、キレイなフォントでホームページを作ることもできます。
もちろん、ホームページの中で目立たせたい一部だけに、フォントを使うこともできるので、けっこう便利なサービスです。
4.サーバの負荷を分散させる機能があること
さくらのレンタルサーバは、スペックがあまり高くありません。
しかし、さくらのレンタルサーバでは、アクセスの集中時にサーバの負荷を分散させる機能(コンテンツブースト)が用意されています。
そのため、この機能を使うことで、アクセスの集中時に、ホームページが見れなくなる可能性は低くなります。
ただ、「無料利用枠」に上限があることが、少し残念なところではあります。
5.電話サポートがあること
さくらのレンタルサーバは、すべてのプランで、電話サポートが付いています。
一般的に、料金が安いプランは、電話サポートが付いていないのですが、さくらのレンタルサーバは、電話サポートがあることが良いところです。(ただし、予約してから数日後の電話となります)
■ さくらのレンタルサーバの特徴とメリット
1.料金がとても安いこと
2.自動バックアップ機能が無料で使えること
3.多彩なWebフォントを使えること
4.サイトの表示スピードを上げる機能があること
5.電話サポートがあること
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さくらのレンタルサーバのデメリット
一方、さくらのレンタルサーバには、次のようなデメリットもあります。
メリットだけでなく、デメリットがあることも知っておいてください。
1. サーバーのスペックが低いこと
さくらのレンタルサーバは、料金が安いため、サーバーのスペックはかなり低いです。
たとえば、ディスク容量は他社と比べても劣りますし、サーバの処理スピードも遅いというデメリットがあります。
そのため、アクセス数の多いサイトや大規模なサイトには向きませんし、ワードプレスの表示スピードも遅いため、ワードプレスの運営にはおすすめできません。
2. 途中で下位プランへの変更ができないこと
さくらのレンタルサーバは、途中で下位プランへの変更ができません。
たとえば、ホームページのランニングコストを抑えようと思って、下位プランへ変更しようと思っても、変更することができないのですよね。
(上位プランへの変更はできます)
ホームページは長く運営するため、アクセス数なども変わってくるのですが、その変化に合わせて下位プランに変更できないことがデメリットです。
3. 性能が高くないため、ワードプレスはとても使えないこと
現在、ワードプレスを使う人はとても増えてきているのですが、さくらのレンタルサーバは、サーバーのスペックが高くないため、ワードプレスの運営には向きません。
ワードプレスは、ホームページが表示されるときに、データベースとのやり取りが発生するため、どうしても、ホームページの表示が遅くなるデメリットがあります。
この問題を解決するためには、「表示スピードの速いレンタルサーバ」を使うしか、方法がありません。
しかし、さくらのレンタルサーバは、サーバーのスペックが高くないため、ワードプレスの表示が遅くなってしまいます。
ワードプレスを使っている人、もしくはこれからワードプレスを使う予定がある人は、別のサーバーを使った方が良いというのが、現状です。
■ さくらのレンタルサーバのデメリット
1.サーバーのスペックが低いこと
2.途中でプランの変更ができないこと
3.性能が高くないため、ワードプレスはとても使えないこと
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さくらのレンタルサーバの料金
さくらのレンタルサーバは、4つのプランがあります。
- ライト: 月額121円~
- スタンダード: 月額500円~
- ビジネス: 月額1,980円~
- ビジネスプロ: 月額3,850円~
▼ さくらのレンタルサーバのプラン比較表
※ 初期費用は、すべてのプランで「無料」です。
※ 料金は契約期間によって異なります(長期契約の方が月単位での料金は安いです)
さくらのレンタルサーバは、どのプランを選んだ方が良いの?
さくらのレンタルサーバは4つのプランがありますけど、まず、「法人向けサーバー(ビジネス、ビジネスプロ)」は必要ありません。
レンタルサーバで、月額で2,000円くらいかかるのはかなり高額ですし、機能面でのメリットも少ないからです。
そのため、まず「ビジネス」と「ビジネスプロ」は除外しましょう。
一番安い「ライト」は使わない方が良い!
そのため、ライトとスタンダードのどちらかを選んだ方が良いのですが、一番安い「ライト」については、安いこと以外に 魅力がないのですよね。
「ライト」は、月額121円は魅力ですが、ディスク容量が小さいですし、Webフォントや自動バックアップ機能も使うことができないのですよね。
さくらのレンタルサーバのメリットとして挙げているもののほとんどを使うことができないので、「ライト」のプランを使う意味がありません。
そのため、さくらのレンタルサーバを使う場合は、「スタンダード」のプランを使うようにしましょう。
でも、スタンダードを選ぶなら、ロリポップの方が良いかもしれない…
でも、正直にお伝えすると、さくらのレンタルサーバの「スタンダード プラン」を選ぶなら、
ロリポップの「ハイスピードプラン」を選んだ方が良いと思うのですよね。
その理由は、月額の料金は少ししか変わらないのに、サーバのスペックは比べ物にならないほどロリポップの方が高いからです。
ほとんど同じ価格なのに、ディスク容量も、Webサーバーの性能も、ロリポップの「ハイスピードプラン」の方が格段に上です。
さらに、ロリポップの「ハイスピードプラン」は、独自ドメインをずっと無料で使い続けることができるという特典まであります。
唯一、さくらのレンタルサーバが勝っているところは、「8世代の自動バックアップ機能が無料で使えること」なのですが、、、
それ以外はすべての面で、ロリポップの「ハイスピードプラン」が勝っているというのが、現状です。
(ちなみに、ロリポップも、無料で自動バックアップはされています)
さくらのレンタルサーバにとっては少し厳しいところですが、ロリポップの方がコストパフォーマンスが良いので、さくらのレンタルサーバを使う前に、ロリポップの方も確認することをおすすめしますね。
・【ロリポップを実際に使った感想】評判やデメリットも徹底解説
ワードプレスはとても使えない、、、
さくらのレンタルサーバでも、ワードプレスをインストールして使うことはできます。
ただ、ワードプレスを使う場合、表示スピードの速いレンタルサーバを使うことが、必須になるのですよね。
その理由は、ワードプレスは、ホームページが表示されるときに、データベースとのやり取りが発生するため、どうしても、ホームページの表示が遅くなってしまうからです。
この問題を解決するためには、「表示スピードの速いレンタルサーバ」を使うしか、方法がありません。
しかし、さくらのレンタルサーバは、スペックがあまり高くないので、処理スピードが遅いことが最大のデメリットです。
実際に、さくらのレンタルサーバの表示スピードは、遅いと思います。
私も実際に使っていて、「表示が遅いな…」と思うことは、何度もありました。
そのため、さくらのレンタルサーバで、ワードプレスを使うことは、かなり厳しいと思います。
ワードプレスを使う人、もしくはワードプレスを使う予定がある人は、サーバの処理スピードが速い、ロリポップや「ConoHa WING」を使うようにしましょう。
・ワードプレスに最適なレンタルサーバ【ConoHa WING の評価と評判】
さくらのレンタルサーバとロリポップはどちらが良いの?
昔は、さくらのレンタルサーバは、「低価格で性能の良いレンタルサーバ」でした。
しかし、現在は、レンタルサーバ業界のスペックがどんどん上がってきて、昔は高性能だったスペックが、今では「性能が低い」という状況になっています。
たとえば、さくらのレンタルサーバとロリポップを比べてみると、ロリポップの方が、圧倒的に勝っているのですよね。
具体的には、さくらのレンタルサーバの「スタンダード プラン」と、ロリポップの「ハイスピードプラン」は、ほとんど同じ価格ですが、
ディスク容量は、さくらは300GBに対して、ロリポップは600GBもあります。
さらに、ロリポップは、Webサーバーは最新の「LiteSpeed」を使っているので、サーバの性能(処理スピード)が、かなり上なのですよね。
ほとんど同じ価格のプランにもかかわらず、ほぼすべての面でロリポップの方が上回っているので、費用対効果(コストパフォーマンス)を比べると、「ロリポップの方がお得」という結果になります。
実際に私は、昔から、さくらのレンタルサーバの「法人向けサーバ(ビジネスプロ):月額3,850円」を使っているのですが、
ロリポップの月額550円のプランと、スペック的にはあまり変わらないですからね。。。
価格が7倍くらい違うのに、スペックが同じ(むしろ劣っている)というのは、かなり損をしている気がしています。
レンタルサーバは、一度契約すると、なかなか変えることができないので、最初の時点でよく調べて、自分にあったレンタルサーバを使うようにしましょうね。
さくらのレンタルサーバが向いている人
さくらのレンタルサーバは、下記のような方に向いています。
とにかく低価格でホームページを運営したい人
さくらのレンタルサーバに向いている人は、とにかく低価格でホームページを運営したい人です。
実際に、さくらのレンタルサーバの料金は、他のレンタルサーバと比べて、「安い」という特徴があります。
そして、さくらのレンタルサーバの良いところは、8世代の自動バックアップ機能を無料で使えることです。
他のレンタルサーバは、自動バックアップ機能を使うためには、月300円くらいかかるのですが、さくらのレンタルサーバは、無料で使うことができます。
そのため、自動バックアップ機能を無料で使えて、月額料金も安いため、料金面だけで見ると、さくらのレンタルサーバはかなり安いです。
とにかく低価格でホームページを運営したい人に、さくらのレンタルサーバは向いていますよ。
さくらのレンタルサーバの評価とまとめ
昔は、さくらのレンタルサーバは、「低価格で性能の良いレンタルサーバ」でした。
しかし、現在は、レンタルサーバ業界のスペックがどんどん上がってきて、昔は高性能だったスペックが、今では「性能が低い」という状況になっています。
さくらのレンタルサーバは、料金が安いことと、自動バックアップ機能を無料で使えることは良いところですが、
サーバのスペックについては、他社と比べても劣るというのが現状です。
特に、表示スピードはかなり重要で、Google も、ホームページの表示スピードを見ていますからね。
表示スピードが速い方が、SEO対策に有利なのは間違いありません。
もちろん、小規模なホームページであれば、さくらのレンタルサーバでも、まったく問題はありませんよ!
ただ、ホームページを育てていきたい人や、アクセスを増やしていきたい人、
ワードプレスを使う人などは、もっとスペックの高いレンタルサーバを使った方が良いかもしれませんね。
レンタルサーバは、一度契約をすると、なかなか簡単に変えることができないので、、最初の時点で、自分にあったレンタルサーバを見つけるようにしてくださいね。