低価格で、手軽にホームページを運営したい人に最適なレンタルサーバが、
「さくらのレンタルサーバー」です。
さくらのレンタルサーバーの特徴は、料金がとても安いことと、自動バックアップを無料で行うことができることです。
そのため、「料金面」だけで見ると、さくらのレンタルサーバーは他社と比べて、
とても安いという特徴があります。

ただ、料金が安い分、サーバーのスペックは、他社と比べるとかなり低いです。
そのため、大規模なサイトや ワードプレスなどの運営には向かないのですが、、、
低価格で手軽にホームページを運営したい人には向いているので、さくらのレンタルサーバのメリットやデメリットなどを、ご紹介させていただきますね!
■ さくらのレンタルサーバの評価について(目次)
- さくらのレンタルサーバの特徴とメリット
- さくらのレンタルサーバのデメリット
- さくらのレンタルサーバの料金
- さくらのレンタルサーバは、どのプランを選んだ方が良いの?
- ワードプレスはとても使えない、、、
- さくらのレンタルサーバとロリポップはどちらが良いの?
- さくらのレンタルサーバが向いている人
- さくらのレンタルサーバの評価とまとめ
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さくらのレンタルサーバの特徴とメリット
まず、さくらのレンタルサーバの特徴とメリットはこちらです。
(5個のメリットがあります)
1.料金がとても安いこと
さくらのレンタルサーバは、料金がとても安いです。
一番安い「ライトプラン」は、月128円という低価格で借りることができますし、「スタンダードプラン」は、月425円でレンタルサーバを借りることができます。
この料金は、数あるレンタルサーバの中でも、かなり料金は安い方になります。
2.自動バックアップ機能が無料で使えること
さくらのレンタルサーバのとてもよいところは、自動バックアップ機能が無料で使えることです。
具体的には、レンタルサーバ上のデータを、自動で8世代までバックアップしてくれる機能です。
そのため、もしホームページのデータに何かあったら、過去のデータから切り戻すことができます。
通常、このような自動バックアップ機能は、オプション(別料金)になるのですが、さくらのレンタルサーバは料金が安いのに、自動バックアップ機能を無料で使うことができます。
ホームページのデータは「資産」になるため、バックアップをすることは必須ですし、バックアップ機能を無料で使えるところは、さくらのレンタルサーバのとても良いところです。

3.多彩なWebフォントを使えること
さくらのレンタルサーバは、33書体の多彩なWebフォントを、無料で使うことができるサービスがあります。
そのため、他のサイトが使っていないような、キレイなフォントでホームページを作ることもできます。
もちろん、ホームページの中で目立たせたい一部だけに、フォントを使うこともできるので、けっこう便利なサービスです。

4.サーバの負荷を分散させる機能があること
さくらのレンタルサーバは、スペックがあまり高くありません。
しかし、さくらのレンタルサーバでは、アクセスの集中時にサーバの負荷を分散させる機能(コンテンツブースト)が用意されています。
そのため、この機能を使うことで、アクセスの集中時に、ホームページが見れなくなる可能性は低くなります。
そのため、この機能は使った方が良いのですが、、「プレミアム」以上のプランの場合に限り、無料で使うことができるのが、残念なところです。
5.電話サポートがあること
さくらのレンタルサーバは、すべてのプランで、電話サポートが付いています。
一般的に、料金が安いプランは、電話サポートが付いていないのですが、さくらのレンタルサーバは、電話サポートがあることが良いところです。(ただし、予約してから数日後の電話となります)
■ さくらのレンタルサーバの特徴とメリット
1.料金がとても安いこと
2.自動バックアップ機能が無料で使えること
3.多彩なWebフォントを使えること
4.サイトの表示スピードを上げる機能があること
5.電話サポートがあること
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さくらのレンタルサーバのデメリット
一方、さくらのレンタルサーバには、次のようなデメリットもあります。
メリットだけでなく、デメリットがあることも知っておいてください。
1. サーバーのスペックが低いこと
さくらのレンタルサーバは、料金が安いため、サーバーのスペックはかなり低いです。
たとえば、ディスク容量は他社と比べても劣りますし、サーバの処理スピードも遅いというデメリットがあります。
そのため、アクセス数の多いサイトや大規模なサイトには向きませんし、ワードプレスの表示スピードも遅いため、ワードプレスの運営にはおすすめできません。
2. 途中でプランの変更ができないこと
さくらのレンタルサーバは、途中でプランの変更ができません。
たとえば、アクセスが増えたので、プランをバージョンアップさせようと思っても、途中でプランの変更ができないのですよね。
ホームページは長く運営するため、アクセス数なども変わってくるのですが、その変化に合わせてプランを変えることができないことは、デメリットです。
3. 性能が高くないため、ワードプレスはとても使えないこと
現在、ワードプレスを使う人はとても増えてきているのですが、さくらのレンタルサーバは、サーバーのスペックが高くないため、ワードプレスの運営には向きません。
ワードプレスは、ホームページが表示されるときに、データベースとのやり取りが発生するため、どうしても、ホームページの表示が遅くなるデメリットがあります。
この問題を解決するためには、「表示スピードの速いレンタルサーバ」を使うしか、方法がありません。
しかし、さくらのレンタルサーバは、サーバーのスペックが高くないため、ワードプレスの表示が遅くなってしまいます。
ワードプレスを使っている人、もしくはこれからワードプレスを使う予定がある人は、別のサーバーを使った方が良いというのが、現状です。
■ さくらのレンタルサーバのデメリット
1.サーバーのスペックが低いこと
2.途中でプランの変更ができないこと
3.性能が高くないため、ワードプレスはとても使えないこと
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さくらのレンタルサーバの料金
さくらのレンタルサーバは、4つのプランがあります。
- ライト: 月額128円~
- スタンダード: 月額425円~
- プレミアム: 月額900円~
- 法人向けサーバー: 月額2,122円~
▼ さくらのレンタルサーバのプラン比較表
※ 初期費用は、すべてのプランで「無料」です。
※ 料金は契約期間によって異なります(長期契約の方が月単位での料金は安いです)
さくらのレンタルサーバは、どのプランを選んだ方が良いの?
さくらのレンタルサーバは4つのプランがありますけど、まず、「法人向けサーバー(ビジネス、ビジネスプロ、マネージドサーバ)」は必要ありません。
レンタルサーバで、月額2,000円を超えてしまうのは、かなり高額ですし、機能面でのメリットも少ないからです。
そのため、まず「法人向けサーバー」は除外しましょう。
一番安い「ライトプラン」は使わない方が良い!
そのため、ライトとスタンダード、そしてプレミアムの3つのプランの中から、選んだ方が良いのですが、、、
一番安い「ライト」については、安いこと以外に 魅力がないのですよね。
「ライト」は、月額128円は魅力ですが、ディスク容量が小さいですし、サーバの負荷を分散させる「コンテンツブースト」も使えません(有料です)。
さらに、Webフォントや自動バックアップ機能も、使うことができないのですよね。
さくらのレンタルサーバのメリットとして、挙げているもののほとんどを、使うことができないので、「ライト」のプランを使う意味がありません。
そのため、さくらのレンタルサーバを使う場合は、「スタンダード」か「プレミアム」のプランを使うようにしましょう。
では、「スタンダード」と「プレミアム」はどっちが良いの?
スタンダードとプレミアムであれば、ディスク容量や転送量も多くなり、自動バックアップ機能も付いています。
そのため、この2つのうち、どちらかを選んだ方が良いですし、スタンダードは月額425円という低価格で借りることができるので、
さくらのレンタルサーバを使うなら、「スタンダード プラン」が良いかもしれません。
でも、正直にお伝えすると、さくらのレンタルサーバの「スタンダード プラン」を選ぶなら、
ロリポップの「ハイスピードプラン」を選んだ方が良いと思うのですよね。
その理由は、月額の料金は少ししか変わらないのに、サーバのスペックは比べ物にならないほど、ロリポップの方が高いからです。
ほとんど同じ価格なのに、ディスク容量も、Webサーバーの性能も、ロリポップの「ハイスピードプラン」の方が格段に上です。
さらに、ロリポップの「ハイスピードプラン」は、独自ドメインをずっと無料で使い続けることができる、という特典まであります。
唯一、さくらのレンタルサーバが勝っているところは、「8世代の自動バックアップ機能が無料で使えること」なのですが、、、
それ以外は、すべての面で、ロリポップの「ハイスピードプラン」が勝っているというのが、現状です。
(ちなみに、ロリポップも、無料で自動バックアップはされています)
さくらのレンタルサーバにとっては、少し厳しいところですが、ロリポップの方が大幅にスペックが飛躍されているので、
さくらのレンタルサーバを使う前に、ロリポップの方も、確認することをおすすめしますね。
・安くて性能が良いレンタルサーバ【ロリポップの評価と評判】
ワードプレスはとても使えない、、、
さくらのレンタルサーバでも、ワードプレスをインストールして使うことはできます。
ただ、ワードプレスを使う場合、表示スピードの速いレンタルサーバを使うことが、必須になるのですよね。
その理由は、ワードプレスは、ホームページが表示されるときに、データベースとのやり取りが発生するため、どうしても、ホームページの表示が遅くなってしまうからです。
この問題を解決するためには、「表示スピードの速いレンタルサーバ」を使うしか、方法がありません。
しかし、さくらのレンタルサーバは、スペックがあまり高くないので、処理スピードが遅いことが最大のデメリットです。
実際に、さくらのレンタルサーバの表示スピードは、遅いと思います。
私も実際に使っていて、「表示が遅いな…」と思うことは、何度もありました。
そのため、さくらのレンタルサーバで、ワードプレスを使うことは、かなり厳しいと思います。
ワードプレスを使う人、もしくはワードプレスを使う予定がある人は、サーバの処理スピードが速い、ロリポップや「ConoHa WING」を使うようにしましょう。
・ワードプレスに最適なレンタルサーバ【ConoHa WING の評価と評判】
さくらのレンタルサーバとロリポップはどちらが良いの?
昔は、さくらのレンタルサーバは、「低価格で性能の良いレンタルサーバ」でした。
しかし、現在は、レンタルサーバ業界のスペックがどんどん上がってきて、昔は高性能だったスペックが、今では、「性能が低い」という状況になっています。
たとえば、さくらのレンタルサーバとロリポップを比べてみると、ロリポップの方が、圧倒的に勝っているのですよね。
具体的には、さくらのレンタルサーバの「スタンダード プラン」と、ロリポップの「ハイスピードプラン」は、ほとんど同じ価格ですが、
ディスク容量は、さくらは300GBに対して、ロリポップは400GBもあります。
さらに、ロリポップは、Webサーバーは最新の「LiteSpeed」を使っているので、サーバの性能(処理スピード)が、かなり上なのですよね。
ほとんど同じ価格のプランにもかかわらず、ほぼすべての面でロリポップの方が上回っているので、費用対効果(コストパフォーマンス)を比べると、「ロリポップの方がお得」という結果になります。
実際に私は、昔から、さくらのレンタルサーバの「法人向けサーバ(ビジネスプロ):月額4,714円」を使っているのですが、
ロリポップの月額550円のプランと、スペック的にはあまり変わらないですからね。。。
価格が8倍くらい違うのに、スペックが同じ(むしろ劣っている)というのは、かなり損をしている気がしています。
レンタルサーバは、一度契約すると、なかなか変えることができないので、最初の時点でよく調べて、自分にあったレンタルサーバを使うようにしましょうね。

さくらのレンタルサーバが向いている人
さくらのレンタルサーバは、下記のような方に向いています。
とにかく低価格でホームページを運営したい人
さくらのレンタルサーバに向いている人は、「とにかく低価格でホームページを運営したい人」です。
実際に、さくらのレンタルサーバの料金は、他のレンタルサーバと比べて、「安い」という特徴があります。
そして、さくらのレンタルサーバの良いところは、8世代の自動バックアップ機能を無料で使えることです。
他のレンタルサーバは、自動バックアップ機能を使うためには、月300円くらいかかるのですが、さくらのレンタルサーバは、無料で使うことができます。
そのため、自動バックアップ機能を無料で使えて、月額料金も安いため、料金面だけで見ると、さくらのレンタルサーバはかなり安いです。
とにかく低価格でホームページを運営したい人に、さくらのレンタルサーバは向いていますよ。

さくらのレンタルサーバの評価とまとめ
昔は、さくらのレンタルサーバは、「低価格で性能の良いレンタルサーバ」でした。
しかし、現在は、レンタルサーバ業界のスペックがどんどん上がってきて、昔は高性能だったスペックが、今では、「性能が低い」という状況になっています。
さくらのレンタルサーバは、料金が安いことと、自動バックアップ機能を無料で使えることは良いところですが、
サーバのスペックについては、他社と比べても、劣るというのが現状です。
特に、表示スピードはかなり重要で、Google も、ホームページの表示スピードを見ていますからね。
表示スピードが速い方が、SEO対策に有利なのは、間違いありません。
もちろん、小規模なホームページであれば、さくらのレンタルサーバでも、まったく問題はありませんよ!
ただ、ホームページを育てていきたい人や、アクセスを増やしていきたい人、
ワードプレスを使う人などは、もっとスペックの高いレンタルサーバを使った方が良いかもしれませんね。
レンタルサーバは、一度契約をすると、なかなか簡単に変えることができないので、、最初の時点で、自分にあったレンタルサーバを見つけるようにしてくださいね。