私が新入社員のシステムエンジニアとして会社に勤務したとき、 私は一番仕事ができませんでした。 「新入社員だから」 ということではなく、とにかく覚えが悪かったのです。 すぐに頭が真っ白になっていたし、 「自分にはこの仕事は向いていないのかな・・」 と、いつも思っていました。 本当に、世の中で、私よりも仕事ができなかった人間はいなかったと思います。 でも、私みたいに覚えが悪い人間は、覚えが悪い人間なりの 「やり方」 というものがあります。 自分の行ったこと、学んだことを、すべてノートに書いていきました。 私は、人から聞いた言葉や、読んだ文章を、覚えることができませんでした。 だから、 「書くしかなかった」 のです。 でも、ここまでやれば、人間変わってくるものですよ。 だんだんと仕事を覚えられるようになってきました。 最初は本当に大変だったけど、このノートが、私の 財産 になりました。 できない人間でも、少しずつ積み上げていけば、 少しずつでも、結果が得られていくということが分かったのです。 こんな小さなことですが、こんな小さな経験の積み重ねが、 今の私を作っています。 小さな成功体験の積み重ねによって 「今回もできるんだ。」 と 思い込むことができるのです。 私でもできたのですから、きっとできますよ。 諦めずに、日々の積み重ねで、頑張っていきましょう!