私は、今までに100個以上、ホームページを作って運営してきました。
そして、その中で、たくさんの失敗をしてきました。
また、私の周りにも、ホームページで失敗してしまった人は、たくさんいます。
そこで、ホームページ作成で、「これはやってはいけない!」という失敗談と
体験談を、ここでお伝えさせていただきます。
人の体験談や失敗談は、参考になることが多いと思います。
このページを読むことで、失敗する可能性を減らすことができると思いますので、
ぜひ参考にしてくださいね!
■ ホームページ作成で失敗した体験談
- ホームページの月々の運用管理費が高くて、しかも途中解約ができない。
- ホームページの構成を変更することができない。
- ホームページのタイトルを変更することができない。
- 無料のレンタルサーバがサービスを終了するため、仕方なくドメイン名も変更したら、検索順位が暴落した。
- ホームページのデータがすべて消えてしまった。
- ホームページ作成ソフトが突然、使用できなくなった。
- 無料で使えるとセールスしていたメール配信システムが、「無料プラン」を廃止した。
- SEO業者に47万円を払ったら、検索エンジンの順位が大暴落した。
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失敗談1. ホームページの月々の運用管理費が高くて、
しかも 途中で解約ができない
ホームページ作成業者に、ホームページの作成を依頼した場合は、「運用管理費」として、毎月 料金を支払う場合が多いです。
その理由は、ホームページの運営には、ドメイン代やレンタルサーバ代もかかりますし、ホームページの管理やサポートなども必要になるからです。
ただ、この「運用管理費」については、ホームページ作成業者によって、料金に差があって、中には、月2万円から3万円くらい取る業者もあるのですよね。。。
もちろん、この料金を払うだけのリターン(しっかりとサポートをしてくれる)が、あれば良いとは思います。
しかし、「作って終わり」という感じで、作った後に、ほとんどサポートをしない業者も、中にはあります。
「月々の運用管理費が高すぎる!」という相談
私も、他の人にホームページを作って提供する「ホームページ作成サービス」を行っているのですが、私が今までに受けた相談の中で、一番多かったのが、、、
「月々の運用管理費が高すぎるので、ホームページ作成業者を変更したい」という内容でした。
たとえば、月3万円の運用管理費を払うとすると、1年間で36万円の費用がかかります。
しかも、「5年契約(5年間は解約できない)」になっていると、トータルで支払う料金は180万円にもなるのです。
この料金は、いくらなんでも高すぎますよね。。。
だから、もしホームページ作成業者に、ホームページの作成を依頼するなら、ホームページの運用管理費が高すぎないところ(月3,000円から5,000円くらいが妥当)を、選んだ方が良いですよ。
また、「作って終わり」ではなく、ホームページを作った後に、しっかりとサポートをしてくれるホームページ作成業者を選ぶようにしましょう。
重要なことは、「ホームページの契約期間」が無いこと!
そして、重要なのは、ホームページの契約期間が無いことです。
そもそも、「ホームページを途中で解約することができない」というのは、ただ単に、ホームページ業者が、自分の利益を確保したいからです。
もし、ホームページ作成業者が、ホームページを途中で解約されて困るのであれば、しっかりとお客様のサポートをして、お客様に満足してもらえば良いだけですよね。
「契約期間」を決めて、途中で解約できないようにすることが、そもそも おかしな話だと思いませんか?
「ホームページの月々の運用管理費が高すぎる」や「ホームページを途中で解約できなくて困っている」という相談は、私は今までにたくさん受けてきました。
だから、そのようなことにならないように、他の人にホームページの作成を依頼するなら、信頼できるホームページ作成業者を選ぶようにしましょう!
少なくとも、「契約期間」を決めているホームページ作成業者や、専門用語ばかり使って、上から目線で話してくるような業者は、選ばないほうが良いと思いますよ。
なお、「ホームページ制作会社の選び方」については、下記ページで詳しくお伝えしているので、参考にしてください。
・【失敗する理由とは】ホームページ制作会社の選び方と比較一覧
失敗談2. ホームページの構成を変更することができない
現在、ホームページを作るためのツール(方法)の中で、とても人気のあるのが、Wordpress(ワードプレス)を使うことです。
ワードプレスが人気のある理由は、無料で使用することができて、しかも、自由度も高いからです。
無料で高品質なCMSを使うことができるため、ワードプレスは、世界中で人気があります。
しかし、ワードプレスというのは、インストールしただけでは、簡易的なホームページしか作ることができません。
そこで、「ワードプレス用のテンプレート」を購入して、ワードプレスに組み込んで、使うことが一般的な方法になります。
ワードプレス用のテンプレートをカスタマイズすることは難しい・・
ただ、ワードプレス用のテンプレートを使うことで、キレイなホームページがすぐに完成するところは、とても良いところなのですが、、、
大きな問題点は、「そのテンプレートをカスタマイズすることが、とても難しい」ということです。
他の人が作成したテンプレートやホームページを、自分で更新していくことは、暗号を解くように、とても難しいことです。
そのため、「ここをもう少し、このようにしたい!」と思っても、カスタマイズしていくことができないのですよね。。。
実際に、私の知人も、ワードプレス用のテンプレートを購入して、ワードプレスに組み込んで、使っていました。
しかし、キレイなホームページだったのですが、ホームページの構成が悪かったために、商品の購入につながらなかったのですよね。
そこで私は、「ホームページの構成を、このように変えたほうが良いですよ」と伝えたのですが、その知人は、「カスタマイズ方法が分からない・・」と言っていました。
いくらキレイで、良いサイトを運営したとしても、売り上げにつながらなければ、意味がありません。
ホームページの構成を、少し変えることができれば、収入がアップするにもかかわらず、その作業ができないことは、本当にもったいないことです。
ホームページを運営する上で、「自分で自由にホームページをカスタマイズすることができること」は、多くの人が思っているよりも、
本当に大切なことになりますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
ホームページは、作って終わりではなく、作ったあとに更新できることが、極めて大切になりますよ!
なお、「WordPress(ワードプレス)」については、下記のページで詳しくお伝えしているので、興味があったら見てみてくださいね。
・WordPress(ワードプレス)は本当におすすめ?失敗している人が多い理由
失敗談3. ホームページのタイトルを変更することができない
私が通っていた整体師さんから、「ホームページのアクセスがなかなか増えない・・」と相談されたことがあります。
そこで、私がその整体師さんのホームページを見みさせていただいたのですが、ホームページの titleタグの中に、アクセスを取りたいキーワードが書かれていなかったのですよね。
具体的には、titleタグに、「求人案内」や「アクセス」という文字しか、書かれていない状態でした。
検索エンジンは、titleタグに入っているキーワードを、とても重要視します。
そして、この titleタグに入っている文字が、検索エンジン上に表示されます。
だから、「求人案内」や「アクセス」というタイトルだと、そもそもクリック率も低く、検索エンジンの上位にも表示されないのですよね。
そこで私は、全ページの titleタグに書かれている文字を変更するように伝えたのですが、、、titleタグの文字を変更すると、ホームページの構成が崩れてしまうことが分かりました。
ホームページ作成業者に、SEO対策の知識がなかった
その整体師さんは、ホームページ作成業者に依頼をして、ワードプレスを使って、ホームページを作ってもらったそうですが、
そのホームページ作成業者は、SEO対策の知識がなかったため、このような作り方になってしまったようです。
結局、titleタグを修正するためには、大幅なサイト変更が必要になり、莫大な開発費(修正費)がかかると言われて、結局、修正できないまま運営をしている状態です。
titleタグを修正すれば、今よりも、確実にホームページが検索エンジンの上位に表示されるようになります。
でも、それができないために、ホームページへの訪問者(アクセス数)を逃してしまっているということです。
ホームページ作成業者は、キレイなホームページを作れるところはたくさんあります。
でも、作った後のこと(SEO対策やアクセス数など)を含めて、ホームページを作ってくれる業者はほとんどいません。
だから、ホームページ作成業者は、慎重に選んだほうが良いと思います。
でも、やはり一番良いのは、「自分でホームページを更新することができること」であり、自分でホームページを更新することができれば、 titleタグは、簡単に、すぐに修正することができますよ!
なお、「ホームページを自分で作れるメリット」や、「ホームページの作り方」を分かりやすく解説したページもあるので、ぜひみてみてくださいね。
・【ホームページを自作する3つのメリット】作り方や費用も解説
失敗談4. 無料のレンタルサーバがサービスを終了するため、
仕方なくドメイン名も変更したら、検索順位が暴落した
「レンタルサーバ」というのは、探せば、無料のものもあります。
たとえば、インターネットに接続するためには、インターネットサービスプロバイダーに申し込みをするものですが、
そのインターネットサービスプロバイダーが運営しているレンタルサーバを、無料で借りることができる場合があるのですよね。
もちろん、容量や転送量などに、制限はあるのですが、このような無料のレンタルサーバを使用する人も、たくさんいるのが現状です。
私の友人も、無料のレンタルサーバを使用していたが、、、
実際に、私の友人も、インターネットサービスプロバイダーのOCNが提供していた、無料のレンタルサーバを使用していました。
そして、長くホームページを運営していたので、かなり検索エンジンの上位に表示されていたのですよね。
しかし、インターネットサービスプロバイダーのOCNが、この無料のレンタルサーバの提供を終了してしまうことになり、
私の友人も仕方なく、他のレンタルサーバに、ホームページを移行しました。
もちろん、レンタルサーバを移行するだけなら、大した影響はありません。
しかし、ここでの大きな問題は、「ドメインの変更も必要になった」ということです。
私の友人は、OCNが提供している無料のサブドメインを使用して、ホームページを運営していました。
しかし、レンタルサーバを変更すると、このサブドメインも使えなくなってしまうので、ドメインを変える必要が出てきてしまったのですよね。
その結果、せっかく検索エンジンの1位を取っていたキーワードも、ドメインを新規に取得したことで、検索エンジンの順位が大幅に下がってしまいました。
長い間、積み重ねてきた資産を、失ってしまった
ホームページでは、ドメインが資産になり、このドメインにパワーが付くことで、上位に表示されるようになるのですが、これを失ってしまったということです。
長い間、積み重ねてきた資産を失うというのは、本当にもったいないことですよね。
もちろん、売り上げも大幅に下がってしまいます。
無料のレンタルサーバは、いつサービスが終了してしまうか分からないので、ドメインが自分のものになるように、
自分で取得して、レンタルサーバも自分で借りることを、強くおすすめします。
現在は、ドメイン代とレンタルサーバ代を合わせて、月200円から500円くらいで、ホームページを運営することができます。
無料のものを使用しようとしないで、必要なところにはお金を払って、自分の積み重ねの資産になるように、ホームページを運営していきましょう!
なお、低価格で高品質なレンタルサーバについては、下記のページで比較してお伝えしているので、良かったら参考にしてくださいね。
・【初心者におすすめ】安いのに高性能なレンタルサーバを比較
失敗談5. ホームページのデータがすべて消えてしまった
ホームページというのは、ホームページのデータをレンタルサーバにアップすることで、世界中の人が、そのホームページを見ることができるようになります。
しかし、そのレンタルサーバに障害が起こったことで、ホームページのデータがすべて消えてしまったということが、実際にありました。
たとえば、2012年6月、レンタルサーバー会社の「ファーストサーバ」で、人為的なミスによって、
一部のクライアントのホームページのデータが、すべて消えてしまった事件が発生しました。
ファーストサーバは、かなり大きなレンタルサーバ会社であり、大手企業なども使用していたくらいです。
そのため、影響の大きさや失ったデータの規模は過去最大級であり、とても大きなニュースになっていました。
世の中、何があるか分からない・・
ただ、、、私もサラリーマン時代、サーバの管理をしていたので、よく分かるのですが、作業ミスというのは、誰でもあるのですよね。。。
しかも、ファイルというのは、数文字のコマンドで、簡単に消えてしまいます。
本当に、数文字のコマンドで簡単に消えてしまいますし、消えてしまったものを戻すことは、できないのですよね。
だから、大切なお客様のデータが消えてしまうということは、絶対に起こってはいけないことですが、人が管理している以上、ミスを0%にすることはできません。
また、サーバも機械なのですから、いつか必ず壊れてしまうものです。
だからこそ、自分でデータをバックアップしておくことが必要!
そこで、私たちが行わなければいけないことは、ホームページのデータを、自分でしっかりとバックアップしておくことです。
レンタルサーバに、ホームページのデータをアップしておけば、100%安全・安心と思うのではなく、自分でもバックアップしておくようにしましょう。
そして、ホームページのバックアップ方法ですが、自分のパソコン上で、ホームページのデータを作るやり方をしていると、簡単にバックアップをすることができます。
具体的には、HTMLを覚えれば、自分のパソコン上でHTMLファイルを作ることができるので、あとは、そのHTMLファイルをレンタルサーバにアップするだけです。
そうすれば、自分のパソコン上にあるファイルが、そのまま「バックアップ」になりますよね?
つまり、レンタルサーバのデータが消えてしまったとしても、自分のパソコン上にあるホームページのデータをレンタルサーバにアップすれば、すぐに元に戻せるということです!
また、自分のパソコンに、ホームページ作成ソフトをインストールして使っている場合も、自分のパソコン上に、ホームページのデータが残っているはずですよ。
もちろん、そのホームページのデータは、使用するホームページ作成ソフトによって、保存されている場所は異なります。
ただ、自分のパソコン上にホームページのデータが残っていれば、もしレンタルサーバに障害が起こったとしても、すぐに元に戻すこと(復旧すること)ができるということです。
CMSを使った場合は、バックアップが難しくなる・・
一方、インターネット上でホームページのデータを一元管理している「CMS」を使うと、ホームページのデータをバックアップすることは、とても難しくなります。
この理由は、CMSというのは、その仕組み上、訪問者がホームページにアクセスをしたときにだけ、ホームページを表示するためのHTMLファイルを作り出している(表示している)からです。
具体的には、訪問者がホームページにアクセスをするたびに、データベースからデータを引っ張り出して、そのデータをもとに、HTMLファイルをその都度、作成しています。
つまり、CMSを使った場合は、CMSのシステムやデータベースなどを、丸ごとバックアップする必要があるということです。
もちろん、ワードプレスを使った場合は、バックアップの方法はインターネット上に公開されているので、知識がある人なら、
バックアップをすることもできますし、復旧作業も、数時間をかければ、元の状態に戻せるかもしれません。
しかし、WixやJimdoなどを使った場合は、システムやデータベースのバックアップは、そもそも私たち(クライアント側)は行うことができないのですよね。。。
だから、もし、WixやJimdoの障害によって、データが消えてしまった場合は、元の状態に復旧することは不可能だと思います。
これが、CMSの大きなリスクでもあります。
ホームページのデータは、必ず自分でバックアップしよう!
作業ミスは誰にでもあることと、機械はいつか壊れることから、サーバ上にあるデータが100%安心・安全とは、言い切れません。
何があるか分からないし、データというのは、簡単に消えて無くなってしまうことが、インターネットの世界になります。
だから、ホームページを運営するときも、自分でしっかりとバックアップできるやり方をすることが大切ですし、そうするべきだと思いますよ。
ホームページのデータが消えてしまったら、今まで時間をかけて、積み上げてきたものをすべて失うことになるので、、、バックアップだけは、自分で必ず行うようにしましょうね。
なお、レンタルサーバ業者によっては、「自動バックアップ機能」を提供しているレンタルサーバ業者もあります。
もし、さくらのレンタルサーバ や ロリポップ のレンタルサーバを使っている場合は、自動バックアップ機能を、ぜひ使うようにしましょうね。
具体的な手順は、下記のページに掲載しています。
・レンタルサーバ上のファイルを自動的にバックアップする方法
手動でのバックアップは、面倒ですし、忘れることもあります。
しかし、定期的に、自動でファイルをバックアップする設定にしておけば、忘れることもありませんし、安心ですよね。
ホームページは、とても大きな資産になるため、レンタルサーバ業者が提供している「自動バックアップ機能」は、必ず使うようにしましょう!
失敗談6. ホームページ作成ソフトが突然、使用できなくなった
これは、私の友人から聞いた話ですが、、、ホームページ作成ソフトとして販売されていた「AXIS」というソフトが、突然、使用することができなくなったそうです。
使用することができなくなった理由は、管理画面にログインするためのドメインが失効してしまったから、とのことです。
これによって、「AXIS」の購入者は、自分のホームページを更新することができない事態になってしまいました。
ドメインが失効してしまった理由は、よく分かっていないのですが、、、どうやら、開発者が事業を放棄して、逃げてしまったようです。
ドメインというのは、お金を払わなければ、ドメインが失効して、使うことができなくなってしまいます。
「AXIS」の開発者が事業を投げ出してしまい、ドメインを維持するためのお金も払わなくなってしまったために、ドメインが失効してしまったようですね。
CMSには、大きなリスクがある
もちろん、会社である以上、倒産することはあります。
しかし、この「AXIS」というソフトの問題点は、購入者が「AXIS」の管理画面にログインすることでホームページを編集する、CMS型のホームページ作成ソフトだったことです。
通常、ホームページ作成ソフトというのは、購入者のパソコンにソフトをインストールして使用するものであるため、
もし、ホームページ作成ソフトの販売会社が倒産したとしても、自分のホームページが更新できなくなることはありません。
しかし、この「AXIS」は、ホームページのデータをインターネット上で管理する仕組み(CMSの仕組み)になっていました。
そのため、システムを提供している会社が倒産した(逃げた)ことで、そのシステムを使用している人は、ホームページを更新することができなくなってしまいました。
これが、インターネット上でシステムを一元管理するCMSの、大きなリスクですよね。。。
Wix や Jimdo も一緒で、もし万が一、サービスを提供している会社が倒産したら、ホームページも無くなってしまうということです。
販売会社が倒産したとしても、 使用できる商品を使うこと!
この「AXIS」の件については、商品を販売する人間(会社)として、決してやってはいけないことです。
もし、会社が倒産するにしても、今までに商品を購入してくれたお客様には、影響が出ないようにすることが、人として、会社としての義務だと思います。
それを行わなかった(もしくは、行えなかったのか・・)のは、商品を購入された方々にとっては、本当に大損害で、許せない気持ちでいっぱいだと思います。
ユーザーとして、これを防ぐことはなかなか難しいのですが、、、
1つ言えることは、もし販売会社が倒産したとしても、使用し続けることができるホームページテンプレートや、ホームページ作成ソフトを使用することだと思います。
「リスク回避」という意味では、CMSを使うよりも、買い切りのホームページテンプレートや、ホームページ作成ソフトを使用したほうが安全なので、ぜひ覚えておいてくださいね!
失敗談7. 無料で使えるとセールスしていたメール配信システムが、「無料プラン」を廃止した
ホームページの中に、メールマガジンの登録フォームを置いて、メールアドレスを入力してくれた方に、お得な情報をメールでお送りする、というやり方があります。
このやり方は、「メールマーケティング」と言われますが、メールマガジンで商品の情報をお送りすることで、商品の購入率を高くすることができます。
ただ、このようなメール配信システムを使うためには、メール配信システムを提供している業者に申し込みをして、使用することが一般的な方法ですが、
業界でも有名だったメール配信システムの業者が、突然、「無料プラン」を廃止してしまいました。
何も文句を言うことはできないけど・・
もちろん、「無料プラン」というのは、無料で使用することができるため、いつサービスを停止されても、何も文句を言うことはできません。
でも、このメール配信システムの業者のやり方が、けっこうエグかったのですよね。。。
具体的には、「無料で高品質なメール配信システムを使用できます!!」という形で、バージョンアップしたシステムを、大々的に募集しました。
そして、爆発的に「無料プラン」の登録者を集めて、その数ヶ月後に、「無料プランを廃止します。引き続き使用したかったら、有料プランに移行してください」とのこと。
メール配信システムというのは、設定やメールの文面の組み込みなどに、かなり手間と時間がかかります。
それだけの手間をかけたのに、メール配信システムが使用できなくなったら、かなりの痛手です。
仕方なく、多くの人が、高額な有料プランに切り替えていました。
「無料プラン」は、使用するべきではない!
だから、やはり、「無料プラン」というのは何があるか分かりませんし、使用しないほうが良いということです。
そもそも、業者がサービスを無料で提供している理由は、「無料でサービスを使ってもらって、あとから有料に移行してもらい、利益を取ること」です。
そのために、無料プランというのは、機能が制限されていて、有料プランに移行しないと、結果が出ないような仕組みになっているものです。
「無料」というのは、とても魅力的で、多くの人が求めていることですが、無料のものを使うと、後で抜けられない状態になり、
逆にたくさんのお金がかかることもあるので、無料のものは、できる限り使用しないようにしましょう。
利益を取らなければいけない会社が、サービスを無料で提供している理由は、
「無料でサービスを使ってもらって、あとから有料に移行してもらい、利益を取ること」であるため、これだけは忘れないようにしてくださいね!
失敗談8. SEO業者に47万円を払ったら、検索エンジンの順位が大暴落した
これは、私が実際に体験した大きな失敗談の1つなのですが、、、
ある日、SEO業者から、電話がかかってきました。
その電話の内容は、「あなたのホームページを検索エンジンの上位に表示します」とのこと。
私は、このSEO業者の話を聞いて、何を血迷ったのか、47万円を払って申し込んでしまいました。
そもそも、検索エンジンというのは、たくさんのサイトからリンクされているサイトを、「重要なサイト」として認識して、検索エンジンの上位に表示させます。
そのため、SEO業者が行うことは、SEO業者が抱えているたくさんのホームページから、私のサイトにリンクを貼ることです。
これによって、私のサイトが検索エンジンの上位に表示されるようになるということですね。
不自然なリンクは、逆にペナルティを受けてしまう・・
でも、この方法(被リンクを集める方法)は、確かに、昔は効果があったのですが、現在は、Google の監視がかなり強くなりました。
そのため、不自然に、たくさんのサイトからリンクされているサイトは、順位が上がるどころか、逆にペナルティを受けてしまうのですよね。
実際に、私のサイトも、SEO業者が抱えているたくさんのサイトから、リンクを貼られたことで、Googleからペナルティを受けて、下記の画像のように、検索エンジンの順位が大暴落してしまいました!
47万円も払ったのに、逆に順位が下がってしまったら、やってられませんよね。。。
結局、このサイトの検索順位が戻ることはなかったので、仕方なく、新しくドメインを取得して、サイトを移行することにしました。
長い間使ってきた、パワーも付いていたドメインを手放すことになり、本当に最悪の結果になってしまいました。
私も、「ラクして簡単に、検索エンジンの順位を上げたい」という気持ちがあったからだと思いますが、、、今でも後悔している、失敗の1つです。
これはやってはいけない!ホームページ作成の失敗談のまとめ
私も含めて、ホームページ関係での失敗というのは、誰にでもあると思います。
でも、このような失敗談を見ていると、結局、ホームページ関係の失敗は、大きく分けて、2つに分かれるなと思いました。
それは、「ホームページを自分で更新できなかった」ということと、「無料のものを使っていた」の2つです。
ホームページを自分で更新できることが大切!
ホームページを自分で更新することができないと、「こうすればもっと売り上げが上がる」や、「こうすればもっとアクセスを得られる」ということが分かったとしても、対応することができません。
ホームページを自分で更新することができれば、アクセスを得られて、商品やサービスの申し込みにつながるにも関わらず、それができなくなってしまうのです。
ホームページは、作って終わりではないのですし、長く運営していると、自分自身も知識と経験が付いていくので、「こうしたい!」ということが出てくるのですよね。
そのようなときに、ホームページを自分で更新することができれば、大きく売り上げを伸ばすこともできるようになります。
だから、多くの人が思っている以上に、「ホームページを自分で更新することができること」というのは、とても大きな要素になりますよ!
無料のものを使うと、あとでもっと大変になったり、失敗する
そして、「無料」というのは、確かに魅力的ではあると思うのですが、、、
無料のものを使うと、あとでもっと大変になったり、失敗することがあります。
実際に、無料のものというのは、いつサービスが終了するか分かりません。
失敗談でもお伝えしていますが、無料と言ってたくさんの人を集めて、いきなり無料プランが終了することが、実際にあるのです。
しかも、有料になるだけなら、まだ良いほうですが、今まで積み上げてきたものをすべて失ってしまうこともあります。
長い時間をかけて、積み上げてきたものを、一瞬で失ってしまう(ゼロに戻ってしまう)というのは、ビジネスにおいて、本当に大きな損失になりますよね。
必要なところにはお金を使うようにしよう!
だから、ホームページ運営で失敗しないためには、「自分でホームページを更新できるようにすること」と、「無料のものは使わない」という、この2つのことが重要になるということです。
ホームページを自分で更新することができれば、お金もとても安く済みますし、ホームページで売り上げを伸ばせる可能性も高くなります。
また、自分で簡単にホームページをバックアップすることもできるので、リスク回避にもなりますよね。
さらに、無料のサービスを使わなければ、リスクというのは、ほぼ無くなるはずですよ!
「できるだけお金をかけない」という考え方よりも、「必要なところにはお金を払う」という考え方の方が、ビジネスではずっとうまく行きます。
だから、ここでお伝えした失敗談を参考にしていただいて、賢く、ホームページを運営していきましょうね!
最後に、初心者向きのホームぺージ作成ソフトを比較しているページもあるので、良かったら参考にしてくださいね。
・初心者向け!おすすめのホームページ作成ソフト12選を比較!