「CMSって何だろう?」、「ホームページを作りたいけど、CMSでおすすめのものはどれかな?」という情報を探していませんか。
ここでは、CMSを使った人気のホームぺージ作成ソフトを、ランキング形式で比較して ご紹介します!

なお、この文章を書いている私は、2006年にホームぺージ制作会社として独立して、今までに100サイト以上も、ホームページを作成してきました。
また、主要なホームぺージ作成ソフトは、ほぼすべて実際に使っていますし、3万人以上の人に、ホームページの作り方を お伝えしてきた経験もあります。
このような経験から、「CMSを使った人気のホームぺージ作成ソフト」をご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
■ 【目次】CMSを使った人気のホームぺージ作成ソフト
- そもそも、CMSって何?
- CMSを使った人気のホームぺージ作成ソフト ランキング!
- CMSの7つのメリット
- CMSの7つのデメリット
- CMSの費用について
- CMSを使った人気のホームぺージ作成ソフトのまとめ
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そもそも、CMSって何?
CMSとは、「コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、ホームページのデータをインターネット上で一元管理するシステムのことです。
自分のパソコンにホームページのデータを置くのではなく、インターネット上(レンタルサーバ上)ですべてのファイルを管理するという形ですね。
そのため、ホームページの作成や更新は、インターネット上の管理画面にログインして行います。
このように、ホームページのデータをインターネット上で一元管理して、ホームページを作っていくときは、インターネット上の管理画面にログインして行うシステムのことを「CMS」と言います。
ちなみに、日本でよく使われているCMSのサービスは、
WordPress(ワードプレス)、Webnode(ウェブノード)、Goope(グーペ)、Jimdo(ジンドゥー)、Wix(ウィックス)などがあります。
今までは、ホームページを作るときは、パソコンにインストールして使う「ホームページ作成ソフト」を使うことが一般的でしたが、
最近は、このようなCMSのサービスを使う人が、とても増えてきました。

ホームページ作成ソフトとCMSの違いは?
ホームページ作成ソフトとCMSの違いは、ホームページのデータを管理する場所(管理の仕方)の違いです。
具体的には、まず、「ホームページ作成ソフト」は、自分のパソコンにホームページ作成ソフトをインストールして、使いますよね?
そして、ホームページのデータを自分のパソコンで作成して、そのデータを、FFFTPソフトなどで、レンタルサーバにアップロードします。
一方、CMSについては、インターネット上でコンテンツを管理する形になるので、インターネット上の管理画面にログインして、ホームページを作成していきます。
つまり、ホームページのデータを自分のパソコンで作成(管理)するのが、「ホームページ作成ソフト」で、
ホームページのデータをインターネット上で作成(管理)するものが、「CMS」ということですね。
これが、ホームページ作成ソフトとCMSの大きな違いです。
CMSの方が、作業はしやすい!
パソコンにソフトをインストールして使う「ホームページ作成ソフト」は、そのホームページ作成ソフトをインストールしたパソコンでしか、作業ができません。
一方、CMSは、インターネット上の管理画面にログインして、ホームページを作っていくため、インターネットに接続できるパソコンであれば、どのパソコンからでも作業ができます。
そのため、どのパソコンからでもホームページを作って、更新していくことができるCMSの方が、作業はしやすいと思います。
それでは、数あるCMSの中でも、使いやすくて、おすすめすることができるCMSを、ランキング形式でご紹介しますね!
「CMSに興味がある」、「CMSを使ってみたい!」と思われている方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
CMSを使った人気のホームぺージ作成ソフト ランキング!
CMSの中でも、使いやすくて、おすすめすることができるCMSは、
Jimdo(ジンドゥー) と Webnode(ウェブノード)、そして、WordPress(ワードプレス) の3つです。
CMSを使うなら、この3つのサービスは使いやすくて、メリットが多いので、この3つの中から選んでみてくださいね。
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2種類の方法からホームページを作る方法を選べる!「Jimdo(ジンドゥー)」 |
Jimdo(ジンドゥー)は、インターネット上でホームページを作成することができるサービス(CMS)です。
Jimdo(ジンドゥー)の特徴は、2種類の方法から、ホームページを作る方法を選べるということです。
具体的には、Jimdo(ジンドゥー)には、「ジンドゥー AI ビルダー」と「ジンドゥー クリエイター」という2つの方法があります。
そして、初心者の方に向いているのは、「ジンドゥー AI ビルダー」です。
視覚的に、ホームページを作っていくことができるため、HTMLやCSSの知識がない人でも、ホームページを作っていくことができます。
■ Jimdo(ジンドゥー)のメリット!
- 2種類の方法からホームページを作れること
- 初心者でもホームページを作れること
- 見栄えの良いホームページを作れること
- 無料でも使うことができること
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一方、Jimdo(ジンドゥー)のデメリットとしては、月額制のサービスであるため、費用面での負担が大きくなることと、
選ぶプランにもよるのですが、機能面などの制限が大きいことです。
また、管理画面の動作が重いときもありますし、有料プランへのセールスが強いなどのデメリットがあります。
■ Jimdo(ジンドゥー)のデメリット
- 月額制のサービスであること
- 機能面などに制限があること
- ホームページに広告が表示されること
- 管理画面が重いときがあること
- バックアップ機能がないこと
- 自動的にホームページが消去されること
- 有料プランへのセールスが強いこと
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Jimdo(ジンドゥー)は、有料プランであれば、おすすめすることができます。
有料プランであれば、独自ドメインも使えますし、作成できるページ数や転送量も増えるからです。
ただ、Jimdo(ジンドゥー)だけではないのですが、インターネット上でホームページのデータを一元管理するCMSには、デメリットがけっこう多いです。
管理画面が重いときがありますし、多くの制限もあります。
Jimdo(ジンドゥー)も、良いサービスではあるのですが、もし使うなら、デメリット部分や他のホームぺージ作成ソフトのことを知った上で、使うようにしましょうね。
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初心者でも簡単に使いこなせる!分かりやすさNo1の「Webnode(ウェブノード)」 |
「Webnode(ウェブノード)」は、初心者でも簡単にホームページを作って更新することができる、ホームぺージ作成サービスです。
一番の特徴は、ホームページを編集するための「編集画面」と、実際に表示されるホームページが、ほぼ一緒になっているということです。
これによって、実際のホームページをそのまま編集できるイメージで、ホームページを作っていくことができます。
私も、いろいろなホームぺージ作成ソフトやホームぺージ作成サービスを、実際に使用してきましたが、
その中でも、Webnode(ウェブノード)が最も簡単で、分かりやすかったです。
世の中には、「視覚的にホームページを作れる」と言っているサービスはたくさんありますけど、
Webnode(ウェブノード)ほど、分かりやすく、視覚的に簡単にホームページを作っていけるサービスは、他にはないかもしれません。
■ Webnode(ウェブノード)のメリット!
- 編集画面と実際のホームページの表示が一緒になっていること
- 初心者でも簡単にホームページを作れること
- 視覚的にホームページを作ることができること
- 見栄えの良いホームページを作れること
- 無料でも使うことができること
- 機能が豊富であること
- サポートがとても良いこと
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一方、デメリットとしては、月額制のサービスであるため、月々の利用料がかかることです。
一番高いプランで月2,099円、一番安いプランだと月378円の利用料がかかります。
ちなみに、このような有料プランを選ばなくても、Webnode(ウェブノード)は無料で使うこともできます。
Webnode(ウェブノード)は、まず無料で登録する形になるので、無料で実際に使ってみて、本格的に使っていきたいと思ったら、そのあとに有料プランを選んでも良いですよね。
■ Webnode(ウェブノード)のデメリット
- 月額制のサービスであること
- ホームページの下に「Webnode」の文字が表示される(プランによる)
- 日本での知名度は低いこと
- 転送量に制限があること(プランによる)
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Webnode(ウェブノード)は、月額で必要はかかりますけど、テンプレートのデザイン性もとても高いため、
テンプレートを選ぶだけで、見栄えの良いホームページがすぐに表示されます。
そして、マニュアルを読まなくても、直感的に作業ができる操作性の良さがあるため、初心者でも簡単に、見栄えの良いホームページを作ることができますよ。
インターネット上で、ホームページのデータを一元管理するシステム(CMS)の中では、Webnode(ウェブノード)が最も使いやすいと思いますし、
費用対効果もとても良いので、ぜひ一度、使ってみることをおすすめしますね。
私も、Webnode(ウェブノード)を最初に使ったときに、あまりの簡単さと分かりやすさに感動したくらいなので、ぜひ体験していただけたらと思っています。
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ビジネス用のブログを運営したい人に最適!人気の「WordPress(ワードプレス)」 |
「WordPress(ワードプレス)」は、ホームページを無料で作ることができるソフトのことです。
実際に、ワードプレスを使えば、いろいろなバリエーションのホームページを、自分で作って運営することができます。
そして、ワードプレスの最大の魅力は、無料で使うことができることです。
最近のレンタルサーバ業者であれば、管理画面から、簡単にワードプレスをインストールして、使うことができる仕組みになっています。
さらに、ワードプレスは、「プラグイン」といって、いろいろな機能を無料で追加していくこともできるのですよね。
たとえば、お問い合わせフォームを作成したり、スライドショーを表示したり、ソーシャルメディアとの連携をしたり、などです。
このように、ワードプレスは、無料で使うことができるのに、いろいろな機能を追加することもできるため、現在、世界中でとても人気があります。
■ WordPress(ワードプレス)のメリット!
- WordPress(ワードプレス)は無料で使うことができる
- テーマ(テンプレート)がとてもたくさんある
- いろいろな機能を追加することができる
- 知識があれば、自由にカスタマイズすることができる
- インターネット上で、ホームページの作成や更新ができる
- ワードプレスに関する情報がたくさんある
- スマホでもキレイに表示される(レスポンシブ対応)
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ただ、ワードプレスにはメリットもあるのですが、、、デメリットもあります。
それは、すべて自分で対応していく必要があるということです。
ワードプレスは、無料で使うことができるため、サポートがありません。
そのため、何か分からないことがあったり、トラブルがあったとしても、自分で対応していく必要があります。
また、ワードプレスをインストールしただけでは、かなり簡易的なホームページが表示されるだけなので、
テーマ(テンプレート)を購入して、ワードプレスに当てはめて使うことが一般的です。
だから、実際には、お金はかかりますし、使い方を覚えていく時間と労力も必要です。
さらに、細かいところをカスタマイズをしていくためには、CSSやPHPプログラムの知識が必要になるので、とても初心者向きとは言えません。
ワードプレスはメリットも多いのですが、セキュリティ対応を含めて、自分で分からないことを調べていける知識と時間が必要になることが、大きなデメリットです。
■ WordPress(ワードプレス)のデメリット
- ワードプレスの使い方を覚えるのに時間がかかる
- 知識がないと、カスタマイズをすることはとても難しい
- ワードプレス用のテーマ(テンプレート)を購入する必要がある
- すべて自分で作業をしていく必要がある
- セキュリティの攻撃を受けやすい
- ホームページの表示スピードが遅い
- 最新版へのプログインのアップデートが必要になる
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ワードプレスは、確かに便利なソフトなのですが、初心者がいきなり使うには、ハードルが高すぎると思います。
サポートがないため、すべて自分で作成していく必要があり、知識と時間が必要になるからです。
また、「自由度が高い」と言っても、これは、知識があることが前提です。
実際に、私の知り合いに、ある程度、パソコンとインターネットに詳しい人がいるのですが、その人は、ワードプレスを使って、ホームページを作っていました。
テンプレートを購入して、キレイでスタイリッシュなホームページが完成したのですが、ホームページの構成が悪いために、ほとんど商品の購入につながっていないのですよね。
とても良い文章を書ける人で、私も、「もったいないな…」と思い、修正したほうが良い箇所などを伝えたのですが、
その人からは、「ホームページをカスタマイズできないから、現状のままで行くしかない」との回答でした。
いくら良い商品があり、良い文章を書けたとしても、ホームページの構成が悪かったら、商品の購入率は大幅に下がってしまいます。
ホームページを自由に作れれば、毎月、たくさんのお金を得られるにもかかわらず、ワードプレスを使って、
カスタマイズ方法が分からないから、本来、得られるはずのたくさんのお金を、得ることができなくなってしまっている、ということです。
だからこそ、「自分で更新できるホームページ」である必要があります。
ワードプレスは、とても便利なソフトですが、初心者は使わないほうが良いと思います。
初心者は、他のホームページテンプレートや、ホームページ作成ソフトを使って、自分で更新・カスタマイズができるようにするべきです。
そして、ホームページ作成に慣れて、もっと大規模なサイトを作って運用したいと思ったときに、ワードプレスを使うならOKです。
いきなりワードプレスを使ってしまうと、本当に作業量は多くなってしまいますし、結局、他の人にお金を払って
サポートしてもらったり、作業をお願いすることになるので、多くのお金がかかることになります。
だから、初心者はとにかく、「自分で更新できるテンプレート」を使うことを、おすすめしますね!
なお、WordPress(ワードプレス)サイトの作り方については、下記のページで、初心者でもできる手順をお伝えしているので、良かったら参考にしてください。
・初心者が簡単にできる!「Wordpressサイト」の作り方
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結局、CMSを使うならどれが良いの?
最近、CMSのサービスを提供しているところは、たくさんあります。
ただ、その中でも、上記3つのサービスは使いやすくて、機能面も優れています。
2種類の方法から選べる「Jimdo(ジンドゥー)」
Jimdo(ジンドゥー)の特徴は、「ジンドゥー AI ビルダー」と「ジンドゥー クリエイター」という2つの方法から、ホームページを作る方法を選べることです。
そして、初心者の方は、質問に答えていくだけでホームページのデザイン(大枠)が完成する、「ジンドゥー AI ビルダー」がおすすめです。
この「ジンドゥー AI ビルダー」を使えば、初心者でもホームページは作れますよ。
ただ、Jimdo はCMSの中でも良いサービスではあるのですが、同じCMSのサービスである、Webnode(ウェブノード)の方が使いやすいかもしれませんね。
初心者でも簡単に使える「Webnode(ウェブノード)」
Webnode(ウェブノード)の大きな特徴は、ホームページを編集するための「編集画面」と、実際に表示されるホームページが、ほぼ一緒になっているということです。
そのため、実際のホームページをそのまま編集できるイメージで、ホームページを作っていくことができるため、とても簡単に、ホームページを作っていくことができます。
私は、世の中にある主要なCMSのサービスは、ほぼすべて実際に使ってみましたけど、その中でも、このWebnode(ウェブノード)は一番使いやすかったですよ。
ブログを作れる「WordPress(ワードプレス)」
そして、WordPress(ワードプレス)については、無料で使えるのに制限がなく、しかも、機能がとても豊富であることが、最大の魅力です。
Jimdo や Webnode などのCMSも、無料で使うこともできるのですが、機能面の制限がとても大きいことがデメリットです。
しかし、WordPress(ワードプレス)の場合は、無料で使うことができるのに、制限はありません。
そのため、CMSの中では、WordPress(ワードプレス)は最もおすすめできます。
ただ、WordPress(ワードプレス)の最大のデメリットは、「すべて自分で対応しなければいけない」ということです。
レンタルサーバにワードプレスをインストールして、設定をして、使用するプラグインをインストールするという作業を、すべて自分で行うことが必要になります。
また、サポートが一切ないので、セキュリティ対応を含めて、トラブル対応などもすべて自分でやっていくことが必要です。
WordPress(ワードプレス)は、CMSの中では最もおすすめなのですが、初心者では扱うことが難しい(中・上級者向け)ということが、デメリットですね。

CMSの7つのメリット
CMSを使う前に、CMSのメリットとデメリットも知っておいてくださいね。
まずは、「CMSのメリット」からお伝えします。
CMSのメリット1.どのパソコンからでも作業ができる
CMSは、レンタルサーバ上でコンテンツ(データや画像ファイルなど)を一元管理しています。
そのため、インターネットに接続されているパソコンがあれば、どのパソコンからでも作業をすることができます。
CMSのメリット2.パソコンにソフトをインストールする必要がない
CMSは、インターネット上の管理画面にログインして、ホームページを更新していきます。
そのため、パソコンに、何かソフトをインストールする必要がありません。
CMSのメリット3.ファイルをアップロードする必要がない
自分のパソコンでホームページを作る場合は、FFFTPソフトなどを使って、作成したHTMLファイルをレンタルサーバにアップロードする必要があります。
しかし、CMSの場合は、インターネット上でホームページのデータを管理しているため、ファイルをアップロードする必要が、そもそもありません。
FFFTPソフトを使って、レンタルサーバに接続して、ファイルをアップロードするという手間がかからないことも、CMSのメリットの1つです。
CMSのメリット4.ホームページのデザインを簡単に選べる
使用するCMSにもよりますけど、CMSは、ホームページの大枠(デザイン)を簡単に選ぶことができます。
たとえば、Jimdo や Webnode は、数十種類のデザイン(テンプレート)が用意されているため、気に入ったテンプレートを選ぶだけで、すぐにホームページの大枠が完成します。
ちなみに、ワードプレスについては、「テーマ」と言われるテンプレートを購入して使うことが、一般的な方法です。
このように、CMSは、ホームページのデザインを簡単に選んで使うことができることも、大きなメリットです。
CMSのメリット5.機能を後から追加できる
これも、使用するCMSによるのですが、CMSは、新しい機能が 後から追加されることが、よくあります。
たとえば、ショッピングカート機能が追加されたら、その機能を使用することができる、という形ですね。
実際に、ワードプレスの場合は、「プラグイン」という 機能を追加するためのプログラムを、あとから入れることができます。
このように、機能を後から追加できることも、CMSの大きなメリットの1つです。
CMSのメリット6.スマホでもキレイに表示される
最近のCMSは、ほぼすべて、スマホ対応がされています。
具体的には、パソコンサイトを作るだけで、スマホの小さな画面でもキレイにホームページが表示される仕組みになっている、という形です。
これを、「レスポンシブ・ウェブデザイン」と言うのですが、最近のCMSは、ほぼすべて、スマホでもキレイに見ることができます。
CMSのメリット7.無料でも使用することができる
CMSのサービスを提供している業者は、いくつかのプランを用意していることが多いです。
たとえば、Webnode(ウェブノード)の場合は、5つのプランがあって、中には無料で使うことができるプランもあります。
選ぶプランによって、機能面(独自ドメインが使えなかったり、容量や転送量が少ない)などの制限はありますけど、無料で使うことができることも、CMSのメリットの1つです。

CMSの7つのデメリット
一方、「CMSのデメリット」は、次のようなことがあります。
メリットだけでなく、デメリットについても知っておいてくださいね。
CMSのデメリット1.自由にカスタマイズができない
CMSは、数十種類のデザイン(テンプレート)が用意されているのですが、基本的には、選んだデザインをそのまま使うだけです。
そのため、自分で自由にカスタマイズすることが、難しいです。
ちなみに、CMSの中には、デザインを自由にカスタマイズできるものもあるのですが、CSSやPHPプログラムの知識がなければ、カスタマイズすることは難しいのですよね。
実際に、ワードプレスは、「カスタマイズ性がとても高い」と言われていますけど、カスタマイズできる人は、CSSとPHPプログラムの知識に長けている人だけです。
初心者の場合は、かなりハードルが高いため、基本的には、CMSは自由にカスタマイズすることができないことが、デメリットです。
CMSのデメリット2.すべて自分で対応する必要がある
Jimdo や Webnode の場合、分からないことがあったら、サポートに問い合わせることはできます。
ただ、基本的には、すべて自分で対応する形になりますし、ワードプレスについては、サポートがまったくありません。
そのため、ワードプレスを使う場合は、何かトラブルが起こったとしても、すべて自分で対応して、解決していくことが必要になります。
CMSのデメリット3.セキュリティ対策が必要になる
Jimdo や Webnode については、業者側の方でセキュリティの対策はしています。
ただ、ワードプレスの場合は、サポートが一切ないので、セキュリティ対策も自分で行う必要があります。
特に、ワードプレスは、全世界で使っている人が多いため、ハッカーの標的になりやすいです。
初期アカウントを使わないことや、不要なプラグインを入れすぎないことなど、自分でセキュリティ対策が必要になります。
CMSのデメリット4.データのバックアップが難しい
CMSは、インターネット上でホームページのデータが一元管理されています。
そのため、ホームページのデータが手元になく、もし万が一、サーバにトラブルがあったら、ホームページのデータがすべて消えてしまうリスクがあります。
もちろん、その可能性は低いのですが、CMSは、、、データベースも使っているため、自分でバックアップをすることが難しいのですよね。
実際に、バックアップ機能を提供していないCMSを使った場合は、「基本的にはバックアップはできない」と思った方が良いかもしれません。
CMSのデメリット5.表示速度が遅い場合がある
CMSは、コンテンツを管理するときに、データベースを使っています。
そして、ホームページにアクセスがあったら、そのデータベースからデータを読み込んで、ホームページ上に表示させています。
このように、CMSを使ったホームページは、データベースとのやり取りが発生するため、ホームぺージの表示スピードが遅い場合があります。
実際に、CMSの中には、ホームページの表示スピードがかなり遅いものもあります。
CMSのデメリット6.月額で必要がかかる
CMSのサービスを提供している業者を使った場合、基本的には、月額で利用料がかかります。
たとえば、Jimdo(ジンドゥー)の場合は、月額990円から5,330円くらいの利用料がかかります。
ちなみに、ワードプレスの場合は、自分でレンタルサーバを借りて、ワードプレスのインストールや設定も自分で行っていくので、
レンタルサーバ代だけで済むのですが、CMSを提供している業者を使った場合は、基本的には、月額でけっこうな費用がかかります。
CMSのデメリット7.選ぶプランによって、機能が制限される
CMSのサービスを提供している業者は、いくつかのプランを用意していることが多いです。
そして、用意されているプランは、できることや性能によって、月額の料金が異なるのですが、、、月額の料金が安いプランは、かなり制限が多いです。
たとえば、ホームページ上に広告が表示されたり、独自ドメインが使えなかったり、容量や転送量に制限があるという形ですね。
このように、選ぶプランによって、かなり大きな制限があることがデメリットです。
ちなみに、ワードプレスの場合は、すべて自分でインストールや設定を行う形になるので、制限などはありません。
ただ、ワードプレスはサポートはありませんし、すべて自分で対応することが必要になるので、注意してくださいね。

CMSの費用について
CMSを使う場合は、基本的には、月額で利用料がかかります。
たとえば、Wix(ウィックス)や Jimdo(ジンドゥー)、Webnode(ウェブノード)などのCMSは、月額で利用料がかかります。
なお、利用料については、選ぶプランによって異なるのですが、だいたい、月500円から2,000円くらいが一般的です。
CMSは、インターネット上でコンテンツを一元管理するシステムであるため、そのシステムを使うために、利用料がかかるという形ですね。
CMSは、「無料プラン」もあるけど、、、
CMSを提供している業者は、いくつかのプランを用意しているのですが、その中には、無料で使える「無料プラン」もあります。
たとえば、Wix(ウィックス)や Jimdo(ジンドゥー)、Webnode(ウェブノード)については、無料プランがあって、無料で使うこともできます。
ただ、無料というのは確かに魅力なのですが、、、無料プランは使用しない方が良いです。
その理由は、機能面がかなり制限されているからです。
具体的には、無料プランというのは、インターネットで資産になる「独自ドメイン」を取得することができませんし、ホームページ上に広告も表示されます。
しかも、容量や転送量、作成できるページ数などに制限があるのですよね。
CMSのサービスを提供している業者が考えていることは、「無料でサービスを使ってもらって、そのあとに、有料のプランに移行してもらうこと」です。
そのために、無料プランというのは、機能面でかなり制限されているということです。
「無料」というのは、確かに魅力ではあるのですが、制限がかかっている状態で、ホームページで結果を出すことは、とても難しいです。
だから、CMSを使う場合は、無料プランではなく、「有料プラン」を使用するようにしましょうね。
有料プランであれば、使う価値は十分にありますよ。
ワードプレスについては、月額の利用料はかからない
一方、ワードプレスについては、月額の利用料はかかりません。
その理由は、ワードプレスの場合は、インストールや設定などの管理を、すべて自分で行っていくからです。
Jimdo(ジンドゥー)や Webnode(ウェブノード)については、業者が作成したCMSのシステムを使う形になるので、利用料がかかります。
しかし、ワードプレスは、自分でレンタルサーバを借りて、ワードプレスのインストールや設定も自分で行っていくので、利用料がかからないのですよね。
かかる費用としては、ドメイン代とレンタルサーバ代くらいなのですが、ワードプレスは無料で使えるので、CMSの利用料はかかりません。
こう考えると、CMSの中では、やっぱりワードプレスは魅力的ですよね。
利用料はかかりませんし、容量や転送量、作成できるページ数などに制限もないからです。
ただ、ワードプレスの場合は、サポートが一切ないので、セキュリティ対応やトラブル対応を含めて、すべて自分で対応することが必要になります。
知識と技術がある人(中・上級者)には、ワードプレスはおすすめですが、初心者にはワードプレスはおすすめできないことが、悩ましいところです。

CMSを使った人気のホームぺージ作成ソフトのまとめ
CMSを使った人気のホームぺージ作成ソフトは、いかがでしたでしょうか?
昔は、ホームページを作るときは、「ホームページ作成ソフト」を使うことが一般的でした。
しかし、ホームページ作成ソフトは、そのソフトをインストールしたパソコンでしか、作業を行うことができないという欠点がありました。
そこで、誕生したものが、「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」です。
ホームページのコンテンツを、インターネット上で一元管理することで、そのパソコンからでも、作業を行うことができるようになりました。
実際に、Jimdo(ジンドゥー)や Webnode(ウェブノード)を使えば、どのパソコンからでも作業を行うことができますし、
テンプレートもたくさん用意されているため、テンプレートを選ぶだけで、ホームページの大枠が完成しますよ。
特に、Webnode(ウェブノード) は、マウスのドラッグアンドドロップで、視覚的にホームページを作っていくことができるため、
CMSのサービスを提供している業者の中では、最もおすすめできます。
ただ、CMSのサービスを提供している業者を使用すると、月額で費用がかかりますし、選ぶプランにもよりますけど、機能面での制限もあります。
そのため、知識と技術がある人なら、やっぱりワードプレスが一番おすすめですね。
ワードプレスであれば、利用料はかかりませんし、転送量や作成できるページ数に制限がなく、自由にホームページを作っていくことができるからです。
結論として、CMSを使うなら、初心者の方には、Webnode(ウェブノード) が最もおすすめですし、中・上級者の人なら、WordPress(ワードプレス) がおすすめです。
ぜひ、自分にあった、ホームページの作り方を見つけてくださいね!
最後に、ここではお伝えできなかった主要なホームぺージ作成ソフトを比較しているページもあるので、良かったら参考にしてくださいね。
・初心者向け!おすすめのホームページ作成ソフト12選を比較!