レンタルサーバ上のファイルを自動的にバックアップする方法をお伝えします。
なお、ここでのポイントは、「自動的にバックアップする」ということです。
レンタルサーバ上にアップしているファイルは、FFFTPソフトを使って、手動でダウンロードすることはできますけど、手動でやるのは面倒ですよね?
手動でファイルをバックアップするのではなく、自動でバックアップを行ってくれた方がラクですし、バックアップを忘れることもありません。
ホームページは「資産」になるので、その資産を守るために、ぜひ「自動的にバックアップすること」を行うようにしましょう!
■ レンタルサーバ上のファイルを自動的にバックアップする手順
手順1:レンタルサーバ業者の管理画面にログインする。
レンタルサーバ上のファイルを、自動的にバックアップするためには、レンタルサーバ業者が提供している「バックアップ機能」を使うようにします。
他にも方法(自分でプログラムを作るなど)はあるかもしれませんが、レンタルサーバにアップしているファイルは、そのレンタルサーバ業者が提供している「バックアップ機能」を使うのが、一番良い方法です。
たとえば、「ロリポップ」を使っている場合は、有料オプション(月300円)にはなりますが、ユーザー専用ページ にログインして、サイドバーにある、「サーバーの管理・設定」に、「バックアップ」という項目があります。
ここから、バックアップの申し込みと設定を行うことができますよ。
また、「さくらのレンタルサーバ」を使っている場合は、さくらのコントロールパネル にログインして、「Webサイト/データ」⇒「バックアップ」から、無料でバックアップの設定を行うことができます。
手順2:レンタルサーバ業者の手順どおりに、作業を進めていく。
バックアップの設定方法は、それぞれのレンタルサーバ業者の手順どおりに行っていきます。
たとえば、「ロリポップ」を使っている場合は、こちらがバックアップの設定手順 になります。
また、「さくらのレンタルサーバ」を使っている場合は、こちらがバックアップの設定手順 になります。
各レンタルサーバ業者の手順どおりに進めれば、自動でレンタルサーバ上のファイルをバックアップすることができますよ。
■ 私が行っている、さくらのレンタルサーバのバックアップの設定
参考として、私が使っている さくらのレンタルサーバ のバックアップの設定をご紹介します。
私は、毎週日曜日の0時~5時の間で、自動的にバックアップするように設定しています。
さくらのレンタルサーバの場合は、8世代までバックアップしてくれるため、毎日バックアップするよりも、1週間ごとにバックアップした方が良いと思ったからです。
そのため、「毎週日曜日」にバックアップをするようにしています。
平日に作業を行って、そのバックアップが日曜日に行われた方が分かりやすいと思いましたし、0時から5時の間は、私は作業をしていない(寝ている)ので、「毎週日曜日の0時~5時の間」に、自動的にバックアップするように設定している、という形ですね。
なお、さくらのレンタルサーバの場合は、サーバ上に置いているファイルの容量が、30GB 以上あると、バックアップすることができません。
もちろん、30GB というのは、かなり大きな容量であるため、問題はないと思いますが、一応覚えておいてくださいね。
ちなみに、バックアップ後に、「どこにバックアップされたんだろう?」と、レンタルサーバ上を探してみましたが、見つかりませんでした。
そこで、サポートに問い合わせたのですが、別のサーバにバックアップしているみたいですよ。
だから、もし万が一、ホームページを公開しているレンタルサーバが壊れたとしても、バックアップファイルは無傷、ということですね。
これは、完璧な仕組みだと思いますし、あとは1年に1回くらい、自分のパソコン上にファイルをダウンロード(バックアップ)しておけば、バックアップは100点満点だと思います。
(さらに私は、外付けハードディスクにも、バックアップしていますけど)
(ホームページは、とても大きな資産なので・・)
あと、余談ですが、さくらのレンタルサーバの場合は、「ステージング」というものもあります。
この「ステージング」とは、本番環境とまったく同じ「テスト環境」を、作ることができるものみたいです。
私は、まだ使ったことはありませんが、何かテストをしたいときに、この「ステージング」が役に立ちそうですよね。
本番環境には影響ないので、遠慮なく試すことができそうです。
さくらのレンタルサーバ は、このような機能(バックアップとステージング)を、無料で使うことができるので、さくらのレンタルサーバを使っている場合は、必ず使うようにしましょう!
特に、バックアップは、行って損はないどころか、絶対に行うことをおすすめしますね。
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