「レンタルサーバはどれを使ったら良いんだろう?」や「選び方のポイントは何かな」と悩まれている人も、多いと思います。
そこで、ここでは、あなたにぴったりのレンタルサーバの選び方をご紹介します。
なお、このページの内容は、もともとは動画で公開していました。
(以前の動画は、動画解説:レンタルサーバとは ~ レンタルサーバの選び方 ~で見ることができます)
ただ、レンタルサーバは、バージョンアップのスピードが速いので、常に最新の情報に更新することができる「文章」で、書くことにしました。
ここでは、最新のレンタルサーバの選び方をお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね!
■ 【目次】レンタルサーバの選び方について
- レンタルサーバとは
- レンタルサーバを選ぶときに注目する4つのポイント
- 昔、重要視していたポイント
- 運用するサイトによって、レンタルサーバを選ぶようにしよう!
- 無料のレンタルサーバは、絶対に使わないこと!
- レンタルサーバの選び方のまとめ
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レンタルサーバとは
第15回目の講座は、「レンタルサーバの選び方」について、ご説明します。
まず、レンタルサーバとは、ホームページのデータをアップする場所のことをいいます。
たとえば、ホームページを表示させるファイルや画像を、自分のパソコンで持っていても、他の人は見ることができないですよね。
そのために、「レンタルサーバ」という、いろいろな人が見ることができる場所に、
ホームページのデータを置くことによって、たくさんの人が、そのホームページを見ることができるようになるということです。
そのため、ホームページを公開するためには、「レンタルサーバを借りること」が必要になります。
そこで、レンタルサーバを選ぶポイントから お伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
レンタルサーバを選ぶときに注目する4つのポイント
レンタルサーバを選ぶときに注目するポイントは、次の4つです。
1. 料金にお得感があること
レンタルサーバを借りるには、月額で料金がかかります。
料金は、使用するサーバやプランによって異なるのですが、月額500円前後のレンタルサーバ(プラン)を選んだ方が良いです。
現在は、月額500円くらいで、とてもハイスペックなレンタルサーバを使用することができるからです。
中には、月額100円くらいで使用できるレンタルサーバ(プラン)もありますよ。
ただ、あまりに安すぎるプランは、ディスク容量や転送量が少ないだけでなく、電話対応がなかったり、サーバの処理スピードも遅い場合があるのですよね。
現在は、月額500円前後で、かなりハイスペックなレンタルサーバを使用できるため、料金については、月額500円前後のお得感のあるレンタルサーバを選ぶようにしましょう。
なお、レンタルサーバの中には、「初期費用」がかかるレンタルサーバもあります。
もちろん、初期費用は、最初の申し込み時にかかるだけなのですが、最近は、「初期費用が無料」のレンタルサーバも多いので、
できれば、初期費用が無料のレンタルサーバの方がお得だと思います。
2. 転送量が多いこと
「転送量」とは、ホームページが表示されたときに、やり取りされるデータの量のことです。
この転送量が多い方が、たくさんのアクセスに耐えることができます。
そのため、転送量は、なるべく多い方が良いですし、1日に100GBくらいの転送量があると良いですね。
これくらいの転送量があれば、かなりアクセスが集中したとしても、ホームページが表示されなくなること(アクセスが制限されること)はありません。
レンタルサーバを選ぶときは、転送量が多いレンタルサーバを選ぶようにしましょう。
3. サイトの表示速度が速いこと
レンタルサーバを選ぶときに、料金と同じくらい大切なポイントが、「サイトの表示速度」です。
サイトの表示速度とは、ホームページにアクセスがあったときに、ホームページ(文章や画像など)が表示される速度になります。
もちろん、ホームページの表示は、速いことに越したことはありません。
もし、ホームページの表示スピードが遅いと、訪問者は別のサイトに移動してしまうことがありますし、サイトが重くて、大きなストレスを与えることもあります。
サイトの表示速度は、売上に直結するくらい、とても大切なポイントになるので、サイトの表示速度が速いレンタルサーバを選ぶようにしましょう。
なお、サイトの表示速度は、どのようにして確認したら良いかと言うと、各レンタルサーバのスペックを確認します。
具体的には、レンタルサーバのCPUやストレージ、Webサーバーの種類を確認するという形ですね。
ただ、このようなことを言われても、なかなか比較できないと思います。。。
そこで、これについては、実際の表示速度を測って紹介しているサイトを参考にすれば良いと思います。
たとえば、私も実際に各レンタルサーバを使って、速度を測って、当サイトで紹介しています。
具体的には、ConoHa WING はとても速かったですし、ロリポップのハイスピードプランも、とても速かったです。
レンタルサーバを使う場合は、このようなハイスペックのレンタルサーバ(処理速度の速いレンタルサーバ)を使うようにしましょうね。
4. サービスが充実していること
サービスの充実度は、レンタルサーバを使用したときに、受けることができるサービスのことです。
たとえば、「電話対応があるかどうか」ということや、「バックアップ機能があるかどうか」ということ、
そして、「ワードプレスを簡単にインストールできる機能があるかどうか」ということなどですね。
実際に、ロリポップであれば、24時間の有人のサーバ監視や、万が一のときの「Web改ざん通知」などのサービスもあるので、
このようなレンタルサーバを使うと、とても安心感がありますよ。
ホームページは「資産」になるので、そのような資産を安全に守れるサービスが充実している、レンタルサーバを使うようにしましょう!
レンタルサーバを選ぶときに注目するポイントのまとめ
レンタルサーバを選ぶときは、ここでお伝えした4つのポイントを、特に注目して選ぶようにしましょう。
実際に、「料金」はとても重要なポイントになりますし、料金はできれば安い方が良いですからね。
また、「サイトの表示速度」は、売上に直結するくらい大切なものになるので、サイトの表示速度が速いレンタルサーバを使った方が良いです。
レンタルサーバは、一度使用すると、なかなか変えることができない(変えるときに手間がかかる)ため、ぜひ、あなたにぴったりのレンタルサーバを選んでくださいね!
■レンタルサーバを選ぶときに注目する4つのポイント
- 1. 料金にお得感があること
- 2. 転送量が多いこと
- 3. サイトの表示速度が速いこと
- 4. サービスが充実していること
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昔、重要視していたポイント
現在、レンタルサーバのスペックは、飛躍的に上がっています。
そのため、昔は重要な判断材料だった「レンタルサーバを選ぶポイント」も、現在は、
見なくても良い(どのレンタルサーバでも実現されている)というものが、多くなっています。
そこで、参考程度に、昔は重要視していた、レンタルサーバを選ぶポイントをお伝えしますね。
下記のポイントについては、現在は、どのレンタルサーバでも実現されているので、参考程度に、知っておいていただけたらと思います。
1. ディスク容量が多いこと
「ディスク容量」とは、レンタルサーバにアップロードするできるファイルの容量のことです。
そのため、レンタルサーバを選ぶときは、「ディスク容量が多いこと」も大きなポイントの1つでした。
ただ、昔と違って、現在はどのレンタルサーバも、ディスク容量がとても多くなりました。
実際に、昔のレンタルサーバは、100MBくらいのディスク容量しかなかったのですが、現在は、100GBくらいのディスク容量がありますからね。。。
技術が発展したことで、1,000倍もディスク容量が増えていますし、これくらいのディスク容量があれば、
ホームページの運営はまったく問題ないので、現在は、「ディスク容量は見なくて良い(ディスク容量は十分)」というのが現状です。
2. CGIやPHP などのプログラムが使えること
ホームページに「お問い合わせフォーム」を設置する場合は、PHPなどのプログラムが使える必要があります。
そのため、CGIやPHP などのプログラムが使えるかどうかも、レンタルサーバを選ぶ1つのポイントでした。
ただ、現在は、どのレンタルサーバも、CGIやPHP などのプログラムを使うことができます。
そのため、CGIやPHP などのプログラムが使えるかどうかのポイントは、現在は見なくて良い(どのレンタルサーバでも使える)というのが現状です。
3. 安定性が高いこと
安定性とは、レンタルサーバが停止しないで、ホームページがずっと見れる状態になっていることです。
そのため、昔だけではなく、現在も、「レンタルサーバの安定性」は、とても重要なポイントの1つになります。
ただ、現在は、「安定性は当たり前」という感じで、レンタルサーバが止まってしまうようでは、
そもそもレンタルサーバ業者として、事業が成り立たないような状況になってきました。
そのため、有料のレンタルサーバであれば、どのレンタルサーバも、「安定性は問題ない」と言えると思います。
実際に、当サイトでお伝えしている、ロリポップやさくらのレンタルサーバ、ConoHa WING の安定性は、とても高いです。
レンタルサーバが安定しているのは、もう当たり前なので、現在は、あまり見なくても良いポイントだと思います。
(もし安定しないレンタルサーバだったら、誰も使わないですからねー)
4. マルチドメインが使えること
「マルチドメイン」とは、1つのレンタルサーバで、複数のドメインを使用できることを言います。
そのため、マルチドメインに対応しているレンタルサーバを使えば、1つのレンタルサーバで、
複数のホームページを運営できるため、料金的に、とても安く運営することができるメリットがあります。
そのため、「マルチドメインが使えること」も、レンタルサーバを選ぶときの、大きなポイントの1つでした。
ただ、現在は、どのレンタルサーバでも、マルチドメインを使うことができます。
たとえば、ロリポップは、昔はマルチドメインに対応していなかったのですが、現在は、すべてのプランでマルチドメインに対応していますからね。
有料のレンタルサーバであれば、現在は、どのレンタルサーバも、マルチドメインに対応しているため、
このポイントも、現在はあまり考えなくて良い(見なくて良い)かもしれません。
それにしても、月500円くらいで、複数のホームページを運営することができるなんて、本当に良い時代になりましたし、
インターネットってすごいな(経費がめちゃくちゃ安い)と、つくづく思います。
その他のサービスについて
上記の4つのポイント以外にも、「メールアドレスを取得できるかどうか」や、「無料のSSLに対応しているかどうか」などのポイントもあります。
ただ、このようなポイントも、現在は、どのレンタルサーバでもサービスを提供しているのですよね。
だから、基本的には、見なくて良い(どのレンタルサーバでも使える)と考えて、良いと思います。
技術の発展によって、レンタルサーバのスペックが飛躍的に上がったので、今、レンタルサーバを選ぶときは、
料金やサイトの表示速度などを重要視して、選ぶようにしましょうね。
運用するサイトによって、レンタルサーバを選ぶようにしよう!
レンタルサーバを選ぶポイントをお伝えしましたが、基本的には、「どのようなホームページを運営するのか」ということによって、レンタルサーバを選んだ方が良いと思います。
たとえば、下記のように、運営するホームページに合ったレンタルサーバを選ぶ形ですね。
小規模なサイトを運営したい人
10ページから50ページくらいの小規模なホームページを運営する場合は、そこまでハイスペックなレンタルサーバは必要ありません。
たとえば、月額1,000円から5,000円くらいのレンタルサーバは、使う必要はありませんよ。
具体的には、個人事業者さんや小企業のホームページを運営する場合は、ロリポップのハイスピードプランはとてもおすすめです。
月額500円くらいで使うことができますし、サイトの表示速度も速くて、とても良いレンタルサーバですよ。
このように、「どのようなホームページを運営するのか」ということによって、使用するレンタルサーバも選ぶようにしましょうね。
大規模なサイトを運営したい人
ページ数が500ページから1,000ページを超えるような、大きなホームページを運営したい場合は、アクセス数も多くなるので、
転送量が多くて、サイトの表示速度の速いレンタルサーバを選んだ方が良いです。
たとえば、ロリポップのハイスピードプラン や、ConoHa WING は、転送量が多くて、サイトの表示速度が速いので、
大規模なサイトを運営する人は、このようなレンタルサーバを選ぶようにしましょう。
もし、大規模なホームページを運営するときに、サイトの表示速度が遅いレンタルサーバを使ってしまうと、
訪問者をイライラさせてしまう可能性があり、売上が下がってしまう恐れがありますよ。
ワードプレスを運営したい人
ワードプレスは、ホームページにアクセスがあったときに、データベースとのやり取りが発生します。
そのため、ワードプレスを使って作成したホームページは、どうしても、ホームページの表示速度が遅くなる傾向があります。
そして、このワードプレスの欠点を無くすためには、「表示スピードの速いレンタルサーバ」を選ぶことが必須です。
具体的には、ConoHa WING のような、サイトの表示速度が速いレンタルサーバを使うようにしましょう。
ConoHa WING のような、表示スピードが速いレンタルサーバを使用することで、ワードプレスのデメリット部分を無くし、快適にホームページを運営することができます。
自分にあったレンタルサーバを選ぼう!
このように、「どのようなホームページを運営するのか」ということによって、使用するレンタルサーバも変わってきます。
と言っても、どのようなホームページを運営するにしても、料金が安くてハイスペックな「ロリポップ」は、
やはり費用対効果は高いレンタルサーバですね。
ロリポップのハイスピードプランを選べば、どのようなホームページを運営するにしても、間違いはないので、良かったら参考にしてくださいね。
無料のレンタルサーバは、絶対に使わないこと!
世の中には、無料で使用することができるレンタルサーバも、探せばあります。
たとえば、FC2や、インターネットのプロバイダー(So-netやOCNなど)が提供している無料レンタルサーバです。
そして、ホームページは長く運営するものなので、「無料で使えるなら、無料の方がいいじゃん!」と思い、無料のレンタルサーバを使ってしまう人がいるのですが、、、これは、あとで大変な思いをしますよ。
具体的には、無料のレンタルサーバは容量が小さいので、ホームページを作っている途中で、容量オーバーになり、どうにもこうにも進まなくなることがあります。
また、無料のレンタルサーバは、当然、広告が表示されますし、転送速度も遅く、ビジネスとしてのホームページには向きません。
さらに、無料のレンタルサーバは、安定性が低く、サーバ障害などでホームページが表示されなくなることもありますし、もしホームページが消えてしまったとしても、何も文句を言うことができないのです。
現在のレンタルサーバは、高品質なレンタルサーバを、月100円から500円程度で使用することができます。
実際に、このページでご紹介しているレンタルサーバなら、「マルチドメイン」に対応しているため、1つのサーバで、複数のホームページを運営することができますよ。
無料のレンタルサーバは、自分の資産になる「独自ドメイン」が使えないことも、極めて大きなデメリットになるので、無料のレンタルサーバだけは、絶対に使用しないようにしましょうね。
レンタルサーバの選び方のまとめ
「レンタルサーバの選び方」のコンテンツは、いかがでしたでしょうか?
もともと、このページは、動画を使って解説していたのですが、レンタルサーバはどんどんバージョンアップを繰り返しますし、
ハイスペックなレンタルサーバも出てくるのですよね。
そのため、修正が難しい動画では、なかなか対応することができなかったので、文章で解説することにしました。
現在は、とてもハイスペックなレンタルサーバを、低価格で使用することができるので、
インターネットを使う人にとって、本当に良い時代になったなと実感しています。
ぜひ、あなたにとって、ぴったりのレンタルサーバを選んでくださいね!
最後に、初心者におすすめの「安いのに高性能なレンタルサーバ」を比較したページもあるので、良かったら参考にしてくださいね。
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