「URLってなんだろう」や「URLのことを、初心者にもわかりやすく教えてほしい」と悩んでいませんか?
ここでは、URLの基本的な意味や仕組み、役割などを初心者向けに分かりやすく解説します。
「URL」という言葉は、意外と知らない内容が多くて、たとえば「URLとドメインの違い」も、ちょっとうまく説明できないですよね。
また、URLの前によく書く「http」や「https」が何を表しているのかも、少し分かりづらいと思います。
このような悩みを解決するために、URLの基本的な意味や仕組み、役割などを分かりやすくお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
■ 【目次】このページを読んで分かること
- URLの基本知識
- URLの仕組みについて
- URLの意味と役割について
- URLの作成と管理について
- SEOにおけるURLの重要性について
- 安全なURLの利用方法について
- URLに関するよくある質問
- 【まとめ】URLとは
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URLの基本知識
まずは、URLの基礎知識から、分かりやすくお伝えします。
そもそもURLとは
「URL」とは、インターネット上で、特定のページやファイルの場所を示すアドレスのことです。
簡単に言うと、URLは、インターネットの住所のようなものです。
たとえば、あなたが好きなホームページにアクセスするためには、そのホームページのURLを知っている必要があります。
URLにアクセスすることで、そのホームページを見ることができるようになります。
URLは何の略?
URLは、Uniform Resource Locator(ユニフォーム リソース ロケーター)の略です。
直訳すると、「統一された、資源の、探索者」という感じですね。
つまり、インターネット上で情報を見つけるための標準的な方法のことです。
URLを使うことで、特定のホームページやファイルに、簡単にアクセスすることができます。
ドメインとURLの違いは?
URLにとても意味の近い言葉に、「ドメイン」があります。
ドメインとは、インターネット上の特定の場所を示す名前です。
たとえば、「toretama.com」がドメインです。
URLは、このドメインに加えて、特定のページやファイルの場所を示すアドレス全体のことを言います。
たとえば、「https://toretama.com/about.html」は、URLです。
このURLの中に、「toretama.com」というドメインが含まれています。
つまり、ドメインがマンション全体のことで、URLがマンションの中にある部屋を示している、というイメージですね。
URLの歴史
URLは、インターネットが始まったころから使われてきました。
昔は、情報を見つけるためにたくさんの番号を覚える必要がありましたが、URLのおかげで、わかりやすい言葉で場所を示せるようになりました。
これにより、誰でも簡単にインターネットを使えるようになったという歴史があります。
URLの仕組みについて
URLには、いくつかの部分があります。
これらの部分が集まって、インターネット上の住所を作ります。
ここでは、URLの基本的な仕組みを、わかりやすく説明します。
スキームについて
URLの最初の部分は、「スキーム」と呼ばれます。
これは、どの方法で情報にアクセスするかを示します。
よく使われるのは、「http」や「https」です。
httpは、普通のウェブページを見るときに使います。
なお、httpsは、安全なウェブページを見るときに使います。
ドメイン(ホスト名)
次の部分は、「ドメイン(ホスト名)」と呼ばれます。
これは、インターネット上の特定のコンピュータやホームページを指します。
たとえば、「toretama.com」がドメインです。
これは、特定のホームページを見つけるための名前です。
パス
「パス」は、ドメインの中の特定のページやファイルの場所を示します。
たとえば、「/about.html」や「/images/photo.jpg」がパスです。
これにより、ドメイン内の特定のページやファイルに、たどり着けます。
クエリパラメータ
「クエリパラメータ」は、追加の情報をURLに含めるために使われます。
パスの後に「?」を付けて、その後に情報を書きます。
たとえば、「?id=123&sort=asc」は、クエリパラメータです。
これにより、特定の情報を指定したり、検索結果を並べ替えたりできます。
フラグメント(アンカー)
最後の部分は、「フラグメント」または「アンカー」と呼ばれます。
これは、ページ内の特定の場所にジャンプするために使います。
パスの後に「#」を付けて、その後に場所の名前を書きます。
たとえば、「#section2」はページ内の特定のセクションにジャンプします。
このように、URLの基本構造を知っていると、インターネットで情報を見つけたり、自分でホームページを作ったりするのがとても簡単になります。
難しい言葉も出てきますけど、これだけ知っていれば十分です。
URLの意味と役割について
ここでは、URLの意味と役割を、わかりやすく説明します。
URLの重要性
URLは、インターネット上で情報やページを見つけるためにとても大切です。
これは、住所のようなもので、正しい場所にたどり着くために必要です。
たとえば、好きなホームページにアクセスするためには、そのホームページのURLを知っている必要があります。
URLがあることで、簡単に情報を見つけたり、他の人と共有したりできます。
URLを利用するとき
URLは、いろいろな場面で使われます。たとえば、次のようなときです。
■ 1. ホームページを見るとき
ホームページのURLを入力すると、そのページにアクセスできます。たとえば、「https://toretama.com」は特定のホームページを開くためのURLです。
■ 2. 動画を見るとき
動画のURLをクリックすると、直接その動画を再生できます。たとえば、「https://toretama.com/video.mp4」は特定の動画を指します。
■ 3. 友だちと情報を共有するとき
面白い記事や動画を友だちに教えたいとき、そのURLを送るだけで簡単に共有できます。
■ 4. 特定の情報にアクセスするとき
URLを使って、特定のページやファイルに直接アクセスできます。たとえば、「https://toretama.com/about.html」はそのホームページの「about.html」ページを指します。
URLの作成と管理について
ここでは、URLの作成と管理を、わかりやすく説明します。
URLの作り方
ホームページを持っている場合(ドメインをすでに取得している場合)は、自分でURLを決めることができます。
たとえば、ブログを作ったときは、「https://toretama.com/blog」といったURLを設定できます。
ここでは、URLを作成する基本的なステップを紹介します。
■ 1. ドメイン名を決める
まず、自分のホームページの名前を決めます。これがドメイン名です。たとえば、「toretama.com」などです。
■ 2. パスを決める
次に、どのページにアクセスするかを示すパスを決めます。たとえば、「/about.html」や「/contact.html」などです。
このように、ホームページのURLは自分で自由に決めることができます。
短縮URLの作成と利用方法
長いURLは、見た目がわかりにくくなることがあります。
そんなときには、長いURLを短くすることができる、短縮URLを使うと便利です。
たとえば、「https://toretama.jp/make-own-homepage-comparison.html」を、「https://tinyurl.com/yuz9zak4」に変えることができます。
なお、短縮URLの作り方は、下記ページで詳しくお伝えしています。
・長いURLを短くすることができる、「短縮URL」を作る方法
URLは分かりやすくしよう!
自分のホームページやブログのURLは、分かりやすくすることが大切です。
たとえば、「https://toretama.com/post/12345.html」よりも、「https://toretama.com/blog.html」の方がわかりやすいですよね。
URLは自分で自由に決めることができるため、分かりやすい文字にしましょう。
できれば、URLを見ただけで、そのページがなんのページなのかが、イメージできると良いですよね。
その方が、訪問者も分かりやすいですし、SEO対策にもなります。
SEOにおけるURLの重要性について
ここでは、SEOにおけるURLの重要性を、わかりやすく説明します。
SEOに適したURLの構成
SEOとは、検索エンジンで自分のホームページが見つけやすくなるようにすることです。
そして、分かりやすいURLはSEO対策になります。
具体的には、次のポイントを実施してみてください。
■ 1. わかりやすい言葉を使うこと
URLには、ページの内容がわかる言葉を使いましょう。
たとえば、「https://toretama.com/recipe/chocolate-cake.html」は、「chocolate-cake」という言葉が含まれているので、検索エンジンも訪問者もすぐに内容がわかります。
■ 2. 短く、簡単にすること
URLは短くて、覚えやすい方が良いです。長すぎると、訪問者も検索エンジンもわかりにくくなります。
■ 3. ハイフンで区切ること
URLの中で複数の言葉を区切るときは、ハイフン「-」を使いましょう。たとえば、「chocolate-cake.html」のようにすると、読みやすくなります。
■ 4. キーワードを含めること
URLには、ページの内容に関連するキーワードを含めましょう。これにより、検索エンジンがそのページの内容を理解しやすくなります。
■ 5. 数字や記号を避ける
不必要な数字や記号は、URLに入れないようにしましょう。
たとえば、「https://toretama.com/post?id=12345」よりも、「https://toretama.com/blog-title」の方がわかりやすいです。
■ 6. 一貫性を保つ
URLの形式を一貫して使うようにしましょう。これにより、訪問者も検索エンジンも、あなたのホームページを理解しやすくなります。
内部リンクと外部リンクの重要性
URLは、内部リンクと外部リンクも重要です。
■ 1. 内部リンク
自分のホームページ内で、他のページにリンクを貼ることです。これにより、訪問者が関連する情報を簡単に見つけられます。
たとえば、「https://toretama.com/about.html」から「https://toretama.com/contact.html」にリンクを貼ることです。
■ 2. 外部リンク
他のホームページから、自分のホームページにリンクを張ってもらうことです。これにより、検索エンジンがあなたのホームページを信頼できると判断しやすくなります。
良いURLを作り、適切にリンクを使うことで、検索エンジンでの評価が上がり、ホームページへのアクセスが増えます。
安全なURLの利用方法について
ここでは、安全なURLの利用方法について、ご説明します。
フィッシング詐欺とその対策
インターネットを使うとき、安全なURLを利用することはとても大切です。
フィッシング詐欺という悪いことをする人たちが、偽のホームページを使ってあなたの情報を盗もうとすることがあります。
これを防ぐために、いくつかのポイントを覚えておきましょう。
■ 1. URLをよく見ること
メールやメッセージで送られてきたリンクをクリックする前に、URLをよく確認しましょう。知らないURLや、不自然に長いURLは注意が必要です。
■ 2. httpsを確認すること
安全なホームページは「https://」で始まります。特に、買い物や個人情報を入力するページでは、必ず「https」を確認しましょう。
なお、httpに付いている「s」は、「セキュア(安全)」を意味します。
■ 3. 公式サイトを利用すること
公式のホームページのURLを直接入力してアクセスするようにしましょう。たとえば、銀行のホームページにアクセスするときは、検索エンジンで調べるのではなく、公式のURLを使います。
安全なURLの確認方法
インターネットを安全に使うためには、URLが本物かどうかを確認する方法を知っておくことが重要です。
ここでは、安全なURLを見分けるための方法をご紹介します。
■ 1. URLの綴りをチェックする
本物のホームページと似ているけれど、少しだけ違うURLには注意しましょう。たとえば、「g00gle.com」は「google.com」と似ていますが、偽物です。
■ 2. パッドロックアイコンを確認する
安全なホームページでは、URLの左側に小さな錠前のマーク(パッドロックアイコン)が表示されます。これがあると、そのページは安全である可能性が高いです。
■ 3. 知らないURLを開かない
知らない人から送られてきたリンクは、安易にクリックしないようにしましょう。不明なURLは開かず、信頼できる人からのリンクかどうかを確認します。
URLに関するよくある質問
ここでは、URLに関するよくある質問をご紹介します。
Q1. URLとは何ですか?
URLは、インターネット上でページやファイルの場所を示すアドレスのことです。ホームページの住所のようなものです。
Q2. http と https の違いは何ですか?
httpは普通のウェブページに使われ、httpsは安全なウェブページに使われます。httpsは情報が暗号化されているので、安全に通信できます。
Q3. URLを短くする方法は?
短縮URLサービスを使うと、長いURLを短くできます。短縮URLの作り方はこちらのページをご覧ください。
Q4. URLに日本語を使えますか?
はい、使えます。ただ、URLの中の日本語は、「%」などの記号に変換されることがあります。
たとえば、「https://toretama.com/日本語」というURLは、「https://toretama.com/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E」になります。
Q5. URLが正しいのにページが表示されません
インターネット接続を確認しましょう。接続が問題ない場合は、ホームページが一時的にダウンしている可能性があります。少し待ってから再試行してみてください。
Q6. URLをクリックしても何も起こりません
ブラウザを再起動してみましょう。また、別のブラウザを使ってみるのも良いです。それでも解決しない場合は、URLが正しいかどうかを再確認しましょう。
Q7. 不明なURLをクリックしてしまいました。どうしたら良いですか?
すぐにブラウザを閉じましょう。その後、ウイルス対策ソフトでコンピュータをスキャンしてください。不明なURLは、フィッシング詐欺やマルウェアの可能性があるため、注意が必要です。
Q8. URLをコピーして貼り付けたのにアクセスできません
コピーしたときに、余分なスペースや記号が含まれていないか確認しましょう。また、URLの全体が正しくコピーされているかも確認します。
【まとめ】URLとは
URLとは?意味や仕組みを初心者にわかりやすく徹底解説!の内容は、いかがでしたでしょうか?
URLは少し分かりづらいですが、「URLはインターネットの住所」という認識で良いと思います。
具体的には、「ドメイン」はホームぺージ全体の住所で、「URL」はホームページの細かいページまでを含めた住所というイメージですね。
なお、最近は「フィッシング詐欺」と言って、偽物のホームページを作って、パスワードやクレジットカード情報を盗もうとする方法が増えています。
しかし、URLの知識があれば、そのホームページのURLを確認したり、https になっていることを確認して、詐欺にあう可能性を少なくすることができるはずです。
インターネットを安全に使うために、ぜひここでお伝えしたことを覚えておいてくださいね。