ホームページ制作の料金はいくらにする?初心者向け料金設定を20年の経験から解説

「ホームページ制作を始めたいけれど、料金はいくらにすれば良い?」

「初心者が2万円で作るのは安すぎる?」

「実績が増えたら、いつ値上げすれば良い?」

ホームページ制作を仕事にするとき、 多くの初心者が悩むのが 料金設定 です。

安すぎると利益が残らないように感じます。

逆に高くしすぎると、 まだ実績がないため依頼が入らない可能性があります。

では、 どのように料金を決めれば良いのでしょうか。

私が初心者へおすすめするのは、 最初は利益より実績と経験を優先し、1~3ページ程度なら2万円前後から始める という考え方です。

そして、 実績が増えて品質が上がってきたら、 5万円程度へ上げることを考えても良いと思います。

ただし、 単純に 「相場はいくらだから、この料金」 と決めるのではありません。

私が特に重視したいのは、

「そのホームページを自分が何時間で作れるのか」

ということです。

この記事では、

  • 初心者のホームページ制作料金の目安
  • 料金を作業時間から考える理由
  • AIを使う場合の料金設定
  • 実績が増えたときの値上げ
  • 月額運用費を設定する理由
  • ホームページを譲渡する場合の料金
  • 料金表を分かりやすく見せる方法
  • 初心者がやりがちな料金設定の失敗

について、ホームページ制作を20年以上続けてきた経験からお伝えします。

このページを読んでわかること

結論|初心者なら1~3ページで2万円前後からでも良い

ホームページ制作を始めたばかりで、 まだ実績がほとんどないのであれば、

1~3ページ程度のシンプルなホームページで2万円前後

から始めても良いと私は考えています。

場合によっては、 最初の1件だけ無料やさらに低価格で提供しても良いと思います。

理由は、

初心者の最初の目的は、 大きな利益を得ることより「実際のお客様に提供した実績と経験を作ること」 だからです。

実績が1件もない状態と、 5件の制作実績を見せられる状態では、 お客様から見た安心感も変わります。

最初は料金を低めにしてでも、 まずは 「実績ゼロ」から抜け出す ことを優先した方が良いと思います。

初心者のホームページ制作料金は段階的に上げる

初心者向けホームページ制作料金設定の基本と値上げの流れ
実績がないうちは低価格で経験を積み、実績や品質が上がったら料金を見直します

私なら、 初心者の料金設定を次のように考えます。

1 実績がないときは無料・低価格でも良い
2 1~3ページ程度なら2万円前後を目安にする
3 制作実績を5件程度まで増やす
4 品質と経験が上がったら5万円程度も考える
この金額は絶対的な相場ではありません

ページ数、制作方法、修正内容、WordPressの設定、機能などによって必要な作業量は変わります。

あくまでも、シンプルな小規模ホームページを制作する場合の考え方の一例です。

初心者のうちは利益より実績と経験を取りにいく

初心者が料金設定で失敗しやすいのは、

最初から大きな利益を得ようとすること

です。

ホームページ制作を始めたばかりの頃は、 まだ制作に慣れていません。

そのため、 1つのホームページを作るのに長い時間がかかることがあります。

すると、

「10時間もかかったから、料金も高くしないと割に合わない」

と考えてしまうことがあります。

しかし、 その10時間の中には、

  • 操作方法を調べる時間
  • 制作に慣れていないためにかかる時間
  • 勉強している時間
  • 試行錯誤している時間

も含まれています。

初心者だから時間がかかる部分まで、すべてお客様の料金へ乗せようとすると、価格が高くなりすぎて依頼されにくくなります。

最初は、

「利益を得る期間」ではなく「実績と経験を作る期間」

と考えても良いと思います。

最初の1件を取る方法については、 ホームページ制作で最初の1件を取るには?初心者がやるべきこと でも詳しく解説しています。

ホームページ制作料金は「作業時間」を基準に考える

私が料金を決めるときに重要だと思っているのが、

制作にかかる時間

です。

たとえば、 同じ5万円のホームページでも、

2時間で作れる場合
  • 作業負担が小さい
  • 次の案件へ進みやすい
  • 低価格でも利益を残しやすい
20時間かかる場合
  • 作業負担が大きい
  • 他の仕事を受けにくい
  • 料金を上げないと成り立ちにくい

では、 ビジネスとしての利益率が大きく違います。

制作料金を決めるときは、 「一般的な相場」だけではなく「自分が何時間で作れるのか」 も考えましょう。

AIで短時間に作れるサイトと、時間がかかるサイトでは料金を変える

ホームページ制作料金を作業時間で考える方法
シンプルなAI制作と、多ページのWordPress制作では作業時間が異なるため、同じ料金にする必要はありません

現在はAIがあるため、 シンプルな数ページのホームページなら、 以前よりかなり短い時間で作れるようになりました。

文章をAIに作ってもらうことができます。

画像もAIで作れます。

コーディングもAIに手伝ってもらえます。

制作に慣れれば、 内容によっては 1時間~2時間程度 で形にできるケースもあります。

そのようなホームページなら、 2万円程度の料金でもビジネスとして成り立たせやすくなります。

一方で、

  • ページ数が多い
  • WordPressの設定が必要
  • 独自機能が必要
  • フォームが複雑
  • 細かなデザイン調整が多い
  • 修正量が多い

ホームページなら、 当然作業時間も増えます。

その場合は料金も上げる必要があります。

ホームページの作り方によって料金は変わる

ホームページ制作といっても、 作り方は1つではありません。

たとえば、

  • AIを使ってHTML・CSSで作る
  • WordPressで作る
  • ノーコードサービスを使う

などがあります。

シンプルな数ページのホームページであれば、 Webnode のようなノーコードサービスを使う方法もあります。

作業量が少なくなれば、 お客様へ提供する料金も下げやすくなります。

大切なのは、 高い料金を設定することではなく、自分の制作方法で利益が残る料金を設定すること です。

制作実績が5件くらいできたら料金を見直す

最初は実績作りを優先するため、 料金を安くしても良いと思います。

しかし、 いつまでも初心者価格で提供し続ける必要もありません。

私なら、

制作実績が5件程度できたあたり

で、一度料金を見直します。

5件程度作れば、

  • 制作の流れが分かる
  • 修正対応に慣れる
  • 作業スピードが上がる
  • お客様が求めることが分かる
  • 制作実績を見せられる

ようになってきます。

料金設定の一例
実績が少ない時期: 無料~2万円前後
実績が5件程度できた後: 5万円前後も考える

もちろん、 これは絶対的な料金ではありません。

作業量・品質・対応範囲によって変わります。

作業時間が短いなら無理に大幅値上げしなくても良い

実績が増えたら、

「10万円、20万円とどんどん値上げしなければいけない」

というわけではありません。

ホームページ制作に慣れて、 1件を1時間~2時間程度で作れるのであれば、

それほど高額な制作費をいただかなくても、 十分に利益を出せる可能性があります。

値上げの目的は「できるだけ高く売ること」ではなく、「必要な利益を残しながら、お客様にも利用しやすい料金にすること」 だと私は考えています。

制作費だけではなく月額の運用費を設定する

ホームページ制作ビジネスでは、 制作料金だけを見るのではなく、

毎月の運用費

も考えることが大切です。

ホームページを公開するには、

  • レンタルサーバ
  • 独自ドメイン
  • サーバ管理
  • ドメイン管理
  • データ管理

などが必要になります。

また、 お客様から簡単な修正依頼をいただくこともあります。

初心者であっても、 ホームページを継続して管理するのであれば、月額の運用費は設定した方が良い と私は考えています。

自分でレンタルサーバを契約して管理する場合は、 ロリポップ!レンタルサーバー などを利用する方法もあります。

ホームページ制作は「制作費+運用費」で考える

ホームページ制作料金を制作費と運用費の両方で考える方法
制作費は単発の売上、運用費は継続的に積み上がる売上として考えます
制作費
  • ホームページを作る対価
  • 基本的には単発の売上
  • 制作時間や内容で料金を決める
運用費
  • サーバ・ドメインの管理
  • 簡単な更新や管理
  • 毎月積み上がる売上

1件あたりの運用費が小さくても、 管理するホームページが増えるほど、 毎月の売上も積み上がります。

そのため、

制作料金を高くして1件で大きく稼ぐ方法だけではなく、数をこなしながら運用費を積み上げる方法 も考えられます。

運用費は長期的な安定収益につながる

ホームページ制作料金は、 新しい案件を取らなければ発生しません。

一方、 運用費は契約が継続していれば毎月入ってきます。

そのため、 私は制作費だけでなく、

毎月管理するホームページを増やしていく

ことも大切だと思っています。

たとえば、

1 ホームページを低価格で制作する
2 公開後も管理を担当する
3 管理サイトを少しずつ増やす
4 毎月の運用費を積み上げる

という方法です。

ホームページをお客様へ譲渡するなら料金を高めにする方法もある

運用費をいただかない形にしたい場合は、 ホームページ自体をお客様へ譲渡する方法もあります。

たとえば、

料金設定の考え方の一例
自分の環境で管理する場合: 制作費2万円+毎月の運用費
お客様側へ譲渡する場合: 制作費5万円など、通常より高めに設定

という方法です。

お客様自身が契約したレンタルサーバへデータを置き、 その後の運用をお客様側で行うのであれば、 毎月の運用費をいただかない形にもできます。

その代わり、 制作データを引き渡すことも含めて、 初期料金を高めに設定する考え方です。

初心者の料金設定で一番注意したいのは「最初から高くしすぎること」

私が初心者の料金設定で特に注意した方が良いと思うのは、

最初から高額な料金を設定すること

です。

実績がない。

まだ制作にも慣れていない。

それなのに、 いきなり10万円、20万円と設定すると、

お客様側から見れば、

「同じ料金なら、実績が多い人へ頼みたい」

となる可能性があります。

自分の作業時間だけを理由に料金を上げない

初心者だから10時間かかる仕事を、経験者なら2時間で作れる場合もあります。

自分が時間をかけたこと自体が、お客様にとっての価値になるわけではありません。

最初は低価格で数をこなし、 制作スピードと品質を上げる方が、 長期的には良いと私は考えています。

料金表はできるだけシンプルにする

ホームページ制作サービスを販売するときは、 料金の見せ方も重要です。

私なら、

「3ページで2万円」

のように、 できるだけ分かりやすく表示します。

料金表に、

  • 基本料金
  • デザイン料金
  • 文章料金
  • 画像料金
  • フォーム料金
  • スマホ対応料金
  • SEO料金
  • 設定料金

などを細かく大量に書くと、

お客様が

「結局いくらになるの?」

と不安になることがあります。

お客様が一目で「この金額を払えば、ここまで作ってもらえる」と分かる料金表示 が理想です。

松・竹・梅の3プランにする方法もある

料金プランは、 1つだけにする方法もありますが、

3つのプラン

にする方法もあります。

たとえば、

3プランのイメージ
シンプルプラン: 必要最低限の小規模ホームページ
標準プラン: ページ数や内容を少し増やしたホームページ
上位プラン: より高品質・多ページ・追加対応を含むホームページ

3つの選択肢があると、 お客様が自分に合うプランを選びやすくなる場合があります。

ただし、

プランを複雑にしすぎない

3プランにする場合でも、違いは簡単に分かるようにします。

料金やオプションが多すぎると、かえって選びにくくなります。

ココナラへ出品するときも料金を分かりやすくする

ホームページ制作の仕事を取る方法として、 ココナラ へ出品する方法もあります。

ココナラのように多くのサービスが並ぶ場所では、

  • 料金はいくらか
  • 何ページ作ってもらえるか
  • どのようなデザインになるか
  • 何が料金に含まれるか

を分かりやすく伝えることが大切です。

特に初心者は、

「安いけれど、何をしてもらえるのか分からない」

状態にしないようにしましょう。

「ホームページ制作の相場」と「自分の料金設定」は別に考える

インターネットで検索すると、 ホームページ制作の相場についてさまざまな金額が出てきます。

しかし、 相場が10万円だから、

「初心者の自分も10万円にしなければいけない」

ということではありません。

制作会社の場合は、

  • 営業担当者
  • デザイナー
  • コーダー
  • ディレクター
  • 事務所
  • 広告費

など、さまざまなコストがかかります。

一人でAIを活用しながら制作する場合は、 同じコスト構造ではありません。

相場は参考にしつつ、自分の作業時間・提供内容・必要な利益から料金を決める ことが大切です。

ホームページ制作を依頼する側の費用相場については、 ホームページ制作の費用相場はいくら?制作歴20年の経験から料金の違いを解説 で詳しく説明しています。

AI時代は「高く売る」だけが利益を増やす方法ではない

AIがなかった頃は、 ホームページを作るのに多くの時間が必要でした。

しかし現在は、

文章作成 画像作成 コーディング 修正

などをAIで効率化できます。

つまり、

料金を上げなくても、作業時間を減らすことで利益率を上げる

という方法があります。

「利益を増やす=価格を上げる」だけではなく、「制作時間を短くする」という考え方も大切 です。

初心者がホームページ制作料金を決める手順

料金に迷ったら、 次の順番で考えると決めやすくなります。

1 何ページのホームページを作るか決める
2 自分が何時間で作れるか確認する
3 文章・画像・修正など、どこまで対応するか決める
4 実績が少ない間は低価格で提供する
5 運用費の内容も決める
6 実績と制作スピードが上がったら料金を見直す

まとめ|初心者は「実績・作業時間・運用費」で料金を考える

ホームページ制作を始めたばかりの初心者が、 料金設定に迷ったら、

まずは 1~3ページ程度で2万円前後 というところから考えても良いと思います。

実績がまったくない場合は、 最初の1件だけ無料や低価格で作る方法もあります。

最初から大きな利益を得ることより、

最初は実績と経験を得ることを優先する

方が大切です。

そして実績が5件程度できて、 品質も上がってきたら、 5万円程度へ値上げすることも考えます。

ただし、 料金を決める一番の基準は、

「自分がそのホームページを何時間で作れるか」

です。

AIを使って1~2時間程度で作れるホームページと、 WordPressで何日もかかるホームページを、 同じ料金にする必要はありません。

作業量が増えれば、 その分だけ料金も上げます。

また、 ホームページ制作を長期的なビジネスにするなら、

制作費だけではなく、運用費を積み上げること

も大切です。

初心者の料金設定で意識したいこと
  • 実績がない間は安くても良い
  • 最初は利益より経験を優先する
  • 作業時間を基準に料金を考える
  • AIで制作時間を短くする
  • 実績が増えたら値上げを考える
  • 月額運用費も設定する
  • 料金表はシンプルにする
  • 高く売ることだけを目的にしない

最終的には、

「お客様が納得して払える料金」と「自分が利益を残せる料金」の両方が成り立つポイント

を探していくことが大切です。

ホームページ制作を仕事にしたい方へ

私は 「ホームページ作成ビジネス講座」 で、 AIを使ってホームページを作り、 実際に仕事につなげる方法をお伝えしています。

講座では、

  • ホームページ制作の基礎
  • ChatGPTを使った構成・文章作成
  • AI画像の作成
  • Codexを使ったホームページ制作
  • サンプルサイトの作り方
  • ホームページ制作の料金設定
  • 運用費の考え方
  • ココナラなどを使った仕事の取り方
  • AIを使った見込み客探し
  • ホームページを先に作って見せる営業方法

などを学べます。

「料金をいくらにすれば良いか分からない」

「最初の1件をどう取れば良いか知りたい」

「AIを使ってホームページ制作を副業にしたい」

という方は、こちらをご覧ください。

このページを読んでわかること