「AIが進化したら、ホームページ制作の仕事はなくなるのでは?」
「今からホームページ制作を覚えても遅い?」
「AIがホームページを作れるなら、制作者は必要なくなる?」
ChatGPTをはじめとしたAIが急速に進化し、 ホームページ制作の仕事も大きく変わってきました。
私自身、 20年以上ホームページ制作をしていますが、 今では文章作成、画像作成、デザイン案、コード作成など、 以前は人間が時間をかけて行っていた作業の多くをAIに任せています。
では、 このままAIが進化すると、 ホームページ制作の仕事はなくなるのでしょうか。
私は、 AIによってホームページ制作の仕事は今より減っていく と思っています。
ただし、 ホームページ制作の仕事そのものがなくなるとは思っていません。
AIによって、 ホームページ制作者に求められる仕事の内容が変わっていく、 と考えています。
今回は、 ホームページ制作を20年以上続けてきた私が、 AIによってホームページ制作の仕事がどう変わるのか、 そして今後どのような人が残っていくのかを解説します。
結論|AIでホームページ制作の仕事は減ると思う
最初に結論から言うと、
AIによってホームページ制作を業者へ依頼する人は、今より減っていく
と私は考えています。
理由はシンプルです。
今はAIを使えば、 ホームページ制作の知識がほとんどない初心者でも、 以前より簡単にホームページを作れるようになっているからです。
文章が書けなくても、 AIに相談できます。
デザインが思いつかなくても、 AIに案を出してもらえます。
HTMLやCSSが書けなくても、 AIにコードを書いてもらえます。
以前は、
- 文章を書く人
- 画像を作る人
- デザインをする人
- コードを書く人
が必要だった仕事でも、 AIを使うことで一人で対応しやすくなりました。
そのため、 「ホームページは自分で作ってみよう」 と考える人は、 これから増えていくと思います。
当然、 ホームページ制作を外部へ依頼する人の割合は、 今より少なくなる可能性があります。
それでもホームページ制作の仕事がなくならない理由
ただし、 AIでホームページが作れるようになったからといって、 すべての人が自分で作るわけではありません。
世の中には、
- パソコンをあまり使わない人
- AIを使わない人
- ホームページを作る時間がない人
- 自分で作るのが面倒な人
- 仕事に集中したいので制作は任せたい人
がたくさんいます。
たとえば、 お店を経営している人や、 建築会社、ピアノ教室、美容室、治療院などの事業者が、 全員ホームページ制作を覚えたいわけではありません。
本業に集中し、 ホームページは詳しい人へ任せたいという人もいます。
「自分で作れる」と「自分で作りたい」は別です。
そして、 新しく会社やお店を始める人も、 これからずっと出てきます。
ホームページそのものが必要なくならない限り、 ホームページ制作の需要もゼロにはならないと考えています。
AIを使えば誰でも良いホームページを作れるわけではない
AIはとても便利ですが、 AIを使えば自動的に良いホームページが完成するわけではありません。
AIは、 指示されたことに対して、 文章や画像、コードなどを作ってくれます。
しかし、
- この文章で本当に伝わるのか
- この画像で良いのか
- このデザインは見やすいのか
- このページ構成で申し込みにつながるのか
- SEOとして問題がないのか
- スマホで見たときに使いやすいのか
を判断するのは人間です。
AIが作ったものの良し悪しを判断するためには、ホームページ全体の知識が必要です。
私は、 AI時代になっても、 ホームページ制作の基本的な知識やスキルは必要だと思っています。
むしろ、 基礎知識がある人がAIを使うことで、 AIの力をさらに活かせるようになります。
AIに置き換わりやすい仕事と、人間に残る仕事
AI時代のホームページ制作を考えると、 「AIが得意な仕事」と「人間がやるべき仕事」が分かれてきています。
- 文章作成
- キャッチコピー作成
- 画像作成
- デザイン案
- HTML・CSSなどのコード作成
- 修正案の作成
- 構成案のたたき台
- 何を作るのか決める
- お客様の要望を理解する
- 必要な情報を整理する
- AIへの指示を考える
- 品質を確認する
- 営業・提案する
- 最終判断をする
以前は、 人間が制作作業の多くを行っていました。
これからは、 AIに任せられることは任せて、
人間は判断・提案・営業・顧客対応などに時間を使う
ようになっていくと思います。
私自身もAIでホームページ制作のやり方が大きく変わった
以前は、 ホームページの文章を一つひとつ考え、 画像を探し、 デザインを考え、 コードを書いていました。
今は、 ChatGPTを使って構成や文章、画像を作り、 コード作成についてもAIを活用しています。
以前なら時間がかかっていた作業でも、 AIを使えば短時間で進められます。
しかも、 私の場合は、 制作時間が短くなっただけではありません。
AIに何度も案を出してもらえるため、 以前より品質の高いホームページを作りやすくなった と感じています。
私にとってAIは、 ホームページ制作者の仕事を奪う存在というより、 制作能力を大きく引き上げてくれる道具 になっています。
これからのホームページ制作者に必要な能力
AIが進化すると、 「ホームページ制作の技術はもう必要ないのでは?」 と考える人もいるかもしれません。
私はそうは思いません。
まず、 ホームページ全体について、 広く基本的な知識を持っていることが大切です。
- ホームページの基本構造
- 見やすいデザイン
- 文章やコンテンツの考え方
- HTML・CSSの基本
- SEOの基本
- 独自ドメイン
- レンタルサーバ
- スマホ対応
- 問い合わせにつなげる導線
すべてを専門家レベルまで覚える必要はないと思います。
ただし、 AIが作ったものを見て、
「これは良い」「これは直した方が良い」
と判断できる程度の知識は必要です。
AI時代の学び方については、 未経験からホームページ制作の仕事はできる?必要なスキルを20年の経験から解説 でも詳しく紹介しています。
これからは「ホームページを作れる」だけでは差別化しにくい
以前は、 HTMLやCSSを書けるだけでも、 ホームページを作れる人は限られていました。
しかし、 AIによってその壁はかなり低くなっています。
これからは、
「ホームページを作れます」
だけでは、 制作者としての強みが弱くなっていくと思います。
これから大切なのは、
「ホームページを作れること」ではなく、「そのホームページで何を実現できるか」
です。
たとえば、
- 問い合わせにつなげる
- 商品購入につなげる
- 検索からアクセスを集める
- サービス内容を分かりやすく伝える
- 信頼感を高める
といったところまで考えられる人は、 AI時代でも価値があると思います。
これから残るのは「低価格・高品質・スピード」がある人
AIが普及すると、 制作に必要な時間はどんどん短くなります。
そうなれば、 ホームページ制作の料金も、 以前と同じ水準ではなくなっていく可能性があります。
私は、
AIを使って、高品質なホームページを低価格で素早く作れる人
は、 今後も仕事を取りやすいと思っています。
以前は1週間かかっていたものを、 AIを使って1日で作れるのであれば、 制作者にもお客様にもメリットがあります。
お客様は、 必要以上に高い制作費を支払う必要がなくなります。
制作者側も、 短時間で制作できれば、 同じ期間により多くの仕事を受けられます。
つまり、
AIを使うことで「安くする」のではなく、「短時間で良いものを作れるようになる」
という考え方です。
作った後に成果へつなげられる人は強い
今後、 特に価値が高くなると思うのが、
ホームページを作った後のことまで考えられる人
です。
きれいなホームページを作っても、 誰にも見てもらえなければ、 売上にはつながりません。
また、 アクセスがあっても、 問い合わせや申し込みへの導線が悪ければ、 成果は出にくくなります。
- SEOを考える
- Googleビジネスプロフィールを活用する
- SNSから誘導する
- 問い合わせ導線を改善する
- 実績を増やす
- コンテンツを追加する
AI時代では、 単純な制作作業の価値が下がる一方で、
「ホームページを使って結果につなげる知識」
の価値は、 むしろ高くなると思います。
AI時代に仕事を失いやすい人・増やしやすい人
AI時代に仕事を失いやすい制作者
私がこれから厳しくなると思うのは、
AIに任せた方が良いことまで、すべて自分でやろうとする人
です。
たとえば、 AIなら数分で作れる文章を、 何時間もかけて一から考える。
AIなら複数のデザイン案をすぐ出せるのに、 一案を作るだけで何時間も悩む。
AIでコードを作れるのに、 すべて一から自分で書く。
もちろん、 自分で作ること自体が悪いわけではありません。
しかし、 仕事として考えるなら、 時間もコストです。
- AIを使わない
- 制作に時間をかけすぎる
- 一つ作るだけで満足する
- 新しい方法を試さない
- 営業をしない
- 仕事を待っているだけ
私は、 AIを使わないこと自体よりも、
「変化しないこと」の方が大きなリスク
だと思っています。
AI時代に仕事を増やしやすい制作者
逆に、 これから仕事を増やしやすいのは、
AIに任せられることは、どんどんAIへ任せる人
だと思います。
そして、 AIによって空いた時間を、
- 営業
- お客様とのやり取り
- 見込み客探し
- ニーズの把握
- 提案
- 品質確認
といった、 人間にしかできないことへ使います。
AIを使って制作時間を短くし、その分だけ営業や提案の時間を増やす
という考え方です。
これからは制作より「仕事を取る力」の重要性が高くなる
AIによって、 ホームページを作る技術そのもののハードルは下がっていきます。
そうなると、 制作者同士の差がつくのは、
「作れるかどうか」
ではなくなります。
むしろ、
「自分がホームページを作れることを、どれだけ多くの人へ伝えられるか」
が重要になります。
私はこれから、 ホームページ制作そのものよりも、 仕事を取る力の差が大きくなっていくと思っています。
ホームページ制作の仕事の取り方については、 ホームページ制作の仕事の取り方|20年の経験から現実的な方法を解説 でも詳しく紹介しています。
AI時代は「数多く作って、数多く見せる」
私がこれから特に重要だと思っているのが、
ホームページを数多く作って、数多くの人へ見せること
です。
たとえば、
「ホームページを制作できます」
と文章だけで伝えるより、
「このようなホームページを作ってみました」
と完成イメージを見せる方が、 相手は具体的に判断できます。
ChatGPTなどを使い、短時間で完成度の高いホームページを作ります。
業種やデザインを変えて、複数の制作例を用意します。
「このようなホームページが作れます」と具体的に伝えます。
反応がなければ、デザイン・料金・提案方法を改善します。
一度で決めようとせず、数をこなしながら仕事につなげます。
AIを使えば、 一つのホームページを作る負担が以前より小さくなっています。
だからこそ、 一つの作品を何週間もかけて作るのではなく、
作る → 見せる → 改善する → また作る
という流れを速く回すことが重要です。
最初はココナラなどで実績を作る方法もある
まだお客様がいない場合は、 ココナラ などを利用して、 最初の実績を作る方法もあります。
私自身も、 過去にはココナラから多くのホームページ制作の仕事を受けてきました。
最初から大きな利益を求めるより、 実績や経験を増やし、 「このようなホームページを作れます」 と見せられる状態を作る方が大切です。
AIが進化しても「人間にしかできないこと」は残る
AIは、 ホームページ制作に必要な作業の多くを手伝ってくれます。
しかし、 お客様とのやり取りまで、 すべてAIへ任せれば良いとは思いません。
たとえば、
- お客様が本当は何に困っているのか
- 何を優先したいのか
- どのくらいの予算なのか
- どのような雰囲気を求めているのか
- 何を不安に感じているのか
を理解するには、 人とのコミュニケーションが大切です。
AIが作業を担当し、 人間は「相手を理解して、最終的に良い方向へ導く」 役割を担う。
私はこの形が、 これからのホームページ制作だと思っています。
これからのホームページ制作者の役割
これまでのホームページ制作者は、
- 文章を考える
- 画像を探す
- デザインする
- コードを書く
といった、 「作る作業」に多くの時間を使っていました。
これからは、 こうした作業の多くをAIへ任せられます。
そして人間は、
- 何を作るか決める
- お客様の要望を理解する
- どのように見せるか考える
- 品質を判断する
- 問い合わせにつながる導線を考える
- 営業する
- 成果を確認して改善する
ことへ集中できます。
これからは、 「ホームページを作る人」から「AIを使って成果まで設計する人」 へ変わっていくと思います。
AIを競争相手ではなく「自分の制作チーム」として使う
「AIに仕事を取られるのでは?」
と心配するより、
AIを自分の仕事へどう取り入れるか
を考える方が良いと思います。
文章が必要なら、 AIに相談する。
デザイン案が必要なら、 AIに複数案を出してもらう。
画像が必要なら、 AIで作る。
コードが必要なら、 AIに書いてもらう。
分からないことがあれば、 AIに質問する。
AIを使えば、 一人で仕事をしていても、
文章担当・画像担当・デザイン担当・コーディング担当がいるような状態
を作りやすくなります。
私自身、 一人でホームページ制作の仕事をしていますが、 AIを使うようになってから、 できることは大きく増えました。
AIに仕事を奪われるのではなく、AIを使う人との差が広がる
私は、 「AIがホームページ制作者の仕事をすべて奪う」 とは考えていません。
むしろ、
AIを上手に使う人と、使わない人との差が大きくなる
のではないかと思っています。
同じ1日でも、
AIを使わず、 一つのホームページだけを作る人。
AIを使い、 数時間で制作し、 残った時間を営業や提案に使う人。
この二人では、 数ヵ月後の仕事量に大きな差がつく可能性があります。
これから重要なのは、
AIより優秀になることではなく、AIを使って自分の能力を大きくすること
だと思います。
今からホームページ制作を始めても遅くない
AIによって仕事が減ると聞くと、
「今から覚えても遅いのでは?」
と思うかもしれません。
私は、 むしろ今はホームページ制作を始めやすい時代だと思います。
私がホームページ制作を始めた頃は、 AIはありませんでした。
分からないことがあれば、 本やホームページを何時間も調べる必要がありました。
今は、
- 分からなければAIに聞く
- 文章をAIに作ってもらう
- コードをAIに直してもらう
- デザイン案をAIに考えてもらう
ことができます。
これから始める人は、 「全部覚えてから作る」のではなく、「作りながらAIに聞く」 学び方がおすすめです。
ホームページ制作で最初の仕事を取る方法については、 ホームページ制作で最初の1件を取るには?初心者がやるべきこと も参考にしてください。
これからホームページ制作の仕事はどうなる?
私は、 今後ホームページ制作の仕事が、 次のように変わっていくと考えています。
- 簡単なホームページは自分で作る人が増える
- 制作を外注する人の割合は今より減る
- AIで制作時間が大幅に短くなる
- 制作料金は下がりやすくなる
- 単純な制作技術だけでは差別化しにくくなる
- ホームページ全体を考えられる人が強くなる
- 営業・提案・顧客対応の重要性が高くなる
- スピードと行動量の差が大きくなる
つまり、
ホームページ制作の仕事が消えるのではなく、仕事の中身が変わる
ということです。
まとめ|AIで仕事がなくなるのではなく、ホームページ制作者の役割が変わる
今回は、 AIによってホームページ制作の仕事がなくなるのかについて、 私の考えを紹介しました。
私は、 AIによってホームページ制作の仕事は、 今より減ると思っています。
なぜなら、 AIを使えば、 初心者でもホームページを作りやすくなったからです。
しかし、 すべての人が自分でホームページを作るわけではありません。
また、 AIを使えば誰でも良いホームページを作れるわけでもありません。
これから重要になるのは、
AIに任せられる仕事はAIへ任せ、人間にしかできない仕事へ集中すること
です。
AIには、
- 文章
- 画像
- デザイン案
- コード
などを作ってもらいます。
人間は、
- 何を作るか決める
- お客様のニーズを把握する
- 品質を確認する
- 営業する
- 提案する
- 成果につなげる
ことへ時間を使います。
そして、 AIによって短時間でホームページを作れるようになった分、
数多く作り、数多く見せ、数多く行動する
ことが大切になります。
AI時代のホームページ制作者は、
「ホームページを作る人」から「AIを使ってお客様の成果につなげる人」
へ変わっていくのではないかと思います。
AIを使ってホームページ制作を仕事にしてみたい方へ
AIを使えば、 以前より短時間でホームページを作れるようになりました。
ただし、 AIに丸投げするだけでは仕事にはなりません。
ホームページの基本を知り、 AIを使って制作し、 実際にお客様へ提案するところまで行動することが大切です。
私がこれまでホームページ制作を仕事にしてきた経験をもとに、 AIを使ったホームページ制作や仕事の取り方をまとめた講座も用意しています。

