「ホームページを作ったのに、ほとんど問い合わせが来ない」
「ホームページがあるのに、集客につながっている感じがしない」
「何を改善すれば良いのか分からない」
ホームページを作れば、 自然にお客様が集まってくると思っている人もいるかもしれません。
しかし実際には、 ホームページを公開しただけで集客できるケースは多くありません。
私は20年以上ホームページを制作・運営してきましたが、 集客できないホームページには、 いくつか共通する原因があります。
ただし、 最初に知っておきたいことがあります。
ホームページから問い合わせが来ない場合、
「そもそもアクセスが少ない」のか、 「アクセスはあるのに問い合わせが少ない」のか
を分けて考える必要があります。
この2つでは、 改善する場所が違うからです。
今回は、 ホームページを作っても集客できない理由と、 問い合わせにつなげるために見直したいポイントを、 私の経験をもとに解説します。
まず「アクセス不足」と「問い合わせ不足」を分けて考える
- ページ数が少ない
- コンテンツが不足している
- 検索される情報を書いていない
- 長期間更新していない
- SNSなどからの流入も少ない
- サービス内容が分かりにくい
- 料金が分からない
- 魅力やメリットが伝わっていない
- 信用につながる情報が少ない
- 問い合わせ導線が分かりにくい
まずは、 自分のホームページがどちらなのかを確認しましょう。
アクセスそのものが少ないのに、 問い合わせボタンだけ改善しても、 大きな変化は出にくいです。
反対に、 すでにアクセスがあるなら、 記事を増やすことだけではなく、 ホームページの内容やサービス自体を見直した方が良い場合があります。
集客できない理由① コンテンツの量が足りない
ホームページからアクセスを集めたい場合、 ある程度のコンテンツ量が必要です。
1ページだけホームページを作って、 そこに会社概要やサービス内容を少し書いただけでは、 検索から多くの人に見つけてもらうのは簡単ではありません。
私は、
人が求めている情報を、しっかりとページや記事にして増やしていくこと
が大切だと考えています。
ただし、 単純に文字数を増やせば良いわけではありません。
必要なのは、 読んだ人にとって役立つ情報です。
たとえば、 ホームページ制作会社であれば、
- ホームページ制作の料金
- 制作会社の選び方
- 自分で作る方法
- WordPressについて
- SEOについて
- 制作後の集客方法
など、 お客様が実際に知りたいことを記事にしていきます。
集客できない理由② 自分が書きたいことばかり書いている
コンテンツを増やしているのに、 なかなかアクセスが増えない場合、 書いている内容に問題がある可能性があります。
よくあるのが、
自分が伝えたいことばかり書いている
ケースです。
たとえば、
- 自分の考え
- 日記
- 社内のお知らせ
- 自分しか興味がない話
ばかり書いていても、 それを検索する人がほとんどいなければ、 検索からのアクセスは増えにくくなります。
私がコンテンツを作るときに考えるのは、
「人はどんな言葉で検索しているのか」
ということです。
人が検索する言葉は、 人が知りたいことを考えるヒントになります。
その検索ニーズに合わせて記事を書くことで、 必要としている人に見つけてもらいやすくなります。
集客できない理由③ 長期間更新していない
ホームページを作ったあと、 何年もそのままにしているケースもあります。
私は、 これはあまりおすすめしません。
長期間更新していないと、
- 料金が古い
- サービス内容が古い
- 営業時間が変わっている
- 古い実績しか掲載されていない
- 新しい検索ニーズに対応できていない
という状態になりやすいからです。
また、 競合サイトが新しい記事や詳しい情報を増やしていけば、 相対的に自分のホームページが弱くなることもあります。
「更新しないだけで必ず順位が下がる」という単純な話ではありませんが、2年も何も見直さない状態は避けた方が良い
と私は考えています。
集客できない理由④ ホームページの品質が低い
検索結果やSNSからホームページへ来てもらえても、 ホームページ自体の品質が低ければ、 そのまま離脱されてしまう可能性があります。
たとえば、
- 文字が小さい
- 文章が詰まっている
- 画像が暗い・粗い
- 色を使いすぎている
- スマートフォンで見づらい
- サービス内容がどこにあるか分からない
といったホームページです。
私自身、 ホームページのデザイン性を高くしたことで、 以前より反応が良くなった経験があります。
同じサービスでも、 ホームページの見栄えや分かりやすさによって、 受ける印象は変わります。
ホームページの品質については、 ホームページ制作でよくある失敗10選 でも詳しく紹介しています。
アクセスがあるのに問い合わせが来ない場合は、内容を見直す
次に、 すでにある程度アクセスがあるのに、 問い合わせが来ない場合です。
この場合は、 アクセスを増やすことだけではなく、 ホームページの中身やサービスの見せ方 を確認します。
たとえば、
- そもそもサービスへのニーズが少ない
- サービス内容が分かりにくい
- 料金が分からない
- 他社との違いが伝わっていない
- 利用するメリットが分からない
- 実績が少なく不安を感じる
- 問い合わせ方法が分かりにくい
といった可能性があります。
「問い合わせボタンを大きくすれば解決する」 といった一つの答えがあるわけではありません。
そのホームページを実際に見て、 どこに問題があるのかを探す必要があります。
問い合わせにつなげるために必要な情報
私は、 小さな会社や個人事業主のホームページであれば、 最低限次の情報は掲載した方が良いと思っています。
- サービス内容
- 料金
- 実績
- 利用の流れ
- プロフィール
- よくある質問
- 問い合わせ方法
サービス内容
まず、 「何をしてくれるのか」 が一目で分かるようにします。
抽象的な説明だけではなく、 具体的にどのようなサービスを受けられるのかを書きます。
料金
料金も、 できるだけ分かりやすくした方が良いです。
人は、
「いくらで、何をしてもらえるのか」
を知りたいからです。
料金が案件ごとに変わる場合でも、 「○○円~」など、 ある程度の目安があると判断しやすくなります。
実績
実績は、 信頼につながります。
実際の制作例、 施工例、 お客様の声、 導入事例などがあれば掲載します。
利用の流れ
申し込んだあとに、 何が起こるのか分からないと不安になります。
そのため、
- お問い合わせ
- ヒアリング
- お見積もり
- 作業
- 納品
のように、 流れを見せます。
プロフィール
特に個人事業主の場合、 「誰が対応するのか」は大切です。
顔写真や経歴、 仕事への考え方などを掲載することで、 安心感につながることがあります。
FAQ
お客様が申し込み前に感じる疑問を、 先に解消します。
たとえば、
- 追加料金はありますか?
- 対応エリアはどこですか?
- どのくらいの日数がかかりますか?
- キャンセルできますか?
といった質問です。
問い合わせ
最後に、 問い合わせ方法を分かりやすくします。
問い合わせフォーム、 電話、 LINE、 メールなど、 業種に合った方法を用意します。
一番大切なのは「自分にどんなメリットがあるのか」を伝えること
サービスを説明するとき、 機能や内容ばかり書いてしまうことがあります。
しかし、 お客様が本当に知りたいのは、
「このサービスを利用すると、自分にどんな良いことがあるのか」
ということです。
たとえば、 ホームページ制作なら、
「WordPressで制作します」
だけではなく、
「サービスの内容を分かりやすく伝え、 問い合わせにつながるホームページを作ります」
と伝えた方が、 お客様にとってのメリットが分かりやすくなります。
商品やサービスの説明だけではなく、「利用した後にどうなるのか」まで伝える
ことを意識しましょう。
問い合わせを増やすには、まず訪問者数も必要
ホームページの内容を改善することは大切ですが、 そもそもの訪問者数が少なければ、 問い合わせも増えにくくなります。
たとえば、 月に10人しか見ていないホームページと、 月に1,000人が見ているホームページでは、 問い合わせにつながる可能性も違ってきます。
もちろん、 アクセスが多ければ必ず問い合わせが増えるという意味ではありません。
しかし、
ある程度の訪問者数がなければ、反応を得るための母数自体が足りません。
私自身も、 ホームページのアクセス数が増えることで、 問い合わせや反応が増えた経験があります。
そのため、
「アクセスを増やすこと」と「問い合わせにつながる内容にすること」
の両方が必要です。
ホームページだけでなくInstagramとGoogleビジネスプロフィールも使う
集客というと、 SEOだけを考える人もいるかもしれません。
しかし、 小さな会社や個人事業主であれば、 複数の入口を持った方が良いと思います。
特に、 店舗や地域密着型のサービスなら、
ホームページ+Instagram+Googleビジネスプロフィール
の組み合わせがおすすめです。
ホームページの役割
ホームページでは、 詳しい情報を伝えます。
- サービス内容
- 料金
- 実績
- プロフィール
- FAQ
などをまとめて掲載し、 申し込みを考えるための情報を提供します。
Instagramの役割
Instagramでは、 写真や日々の様子、 実際の仕事風景などを伝えやすいです。
ホームページよりも気軽に発信しやすく、 お店や人の雰囲気を伝えることにも向いています。
Googleビジネスプロフィールの役割
店舗型のビジネスなら、 Googleビジネスプロフィールも重要です。
地域名とサービス名で探している人に、 地図や営業時間、口コミなどを見てもらうきっかけになります。
そこからホームページへ来てもらう流れも作れます。
名刺やチラシからホームページへ誘導する方法もある
業種によっては、 名刺やチラシも有効です。
QRコードを掲載して、 詳しい内容はホームページで確認してもらう方法もあります。
ただ、 私ならまず、
ホームページ+Instagram+Googleビジネスプロフィール
の3つを整えるところから始めます。
原因が分からないときはホームページを客観的に見てもらう
「アクセスもある」
「サービス内容も書いてある」
「でも問い合わせが来ない」
という場合、 自分では問題点に気付けないこともあります。
ホームページを作った本人は、 内容をすでに知っているため、 初めて見る人の感覚が分かりにくくなるからです。
- 家族や知人に見てもらう
- お客様に感想を聞く
- 他社のホームページと比較する
- ChatGPTに画面や内容を見てもらう
- アクセスデータを確認する
ChatGPTを使う場合も、 「このホームページの悪いところを教えて」 だけではなく、
「小さな会社のホームページとして、 サービス内容・料金・信頼感・問い合わせ導線の4つの視点で改善点を教えて」
のように具体的に聞くと、 改善点を洗い出しやすくなります。
アクセス数や検索キーワードを確認する
ホームページを改善するときは、 感覚だけで判断するのではなく、 現在の状況も確認します。
たとえば、
- どのくらいアクセスがあるのか
- どのページが見られているのか
- どの検索キーワードから来ているのか
- どのページから問い合わせにつながっているのか
を確認します。
たとえば、
アクセスが少ない → コンテンツや流入経路を増やす
アクセスはあるが問い合わせがない → サービス内容や導線を改善する
というように、 状況によって対策を変えます。
ホームページは2~3ヵ月に一度くらい見直す
私は、 ホームページを公開したあとも、 定期的に見直した方が良いと思っています。
目安としては、
2~3ヵ月に一度くらい、状況を確認して改善する
くらいです。
そのときに、
- アクセス数
- 検索キーワード
- 問い合わせ数
- よく見られているページ
- 情報が古くなっていないか
を確認します。
新しい記事については、 無理のない範囲で 1ヵ月に1本程度 でも増やしていくと良いと思います。
ホームページを作って、 2年ほど何も更新せず、 アクセス状況も確認しない。
この状態では、 問題があっても気付くことができません。
リニューアルのタイミングについては、 ホームページをリニューアルするタイミングは?古いサイトを使い続けるデメリット でも詳しく解説しています。
「確認 → 改善 → 追加 → 再確認」を繰り返す
ホームページ集客は、 一度改善して終わりではありません。
アクセス数、検索キーワード、問い合わせ数などを確認します。
アクセス不足なのか、内容や問い合わせ導線に問題があるのかを考えます。
デザイン、文章、料金表示、実績、問い合わせ導線などを改善します。
人が検索している情報に合わせて、役立つページや記事を増やします。
改善後にアクセスや問い合わせがどう変化したかを確認します。
ホームページは「作るもの」というより、「育てていくもの」
と考えると分かりやすいです。
まとめ|アクセスを増やし、内容を改善して問い合わせにつなげる
ホームページを作っても集客できない場合、 まず、
「アクセスが少ない」のか、 「アクセスはあるのに問い合わせが少ない」のか
を確認しましょう。
アクセスが少ないのであれば、
- 人が求めている記事を増やす
- コンテンツを充実させる
- Instagramを使う
- Googleビジネスプロフィールを使う
など、 ホームページを見つけてもらうための入口を増やします。
一方、 アクセスがあるのに問い合わせが少ないのであれば、
- サービス内容
- 料金
- 実績
- 利用の流れ
- プロフィール
- FAQ
- 問い合わせ導線
を見直します。
そして、 一番大切なのは、
「このサービスを利用すると、自分にどんなメリットがあるのか」
が分かりやすく伝わっていることです。
ホームページは、 公開して完成ではありません。
状況を確認し、 改善し、 新しい情報を追加しながら、 少しずつ育てていくことで、 集客につながるホームページになっていきます。
今のホームページを見直したい方へ
「ホームページはあるけれど問い合わせにつながらない」
「デザインが古くなってきた」
「サービス内容がうまく伝わっていない」
と感じている場合は、 一度ホームページ全体を見直してみるのがおすすめです。
私は、 小さな会社や個人事業主向けに、 見やすく・分かりやすく・サービスの魅力が伝わるホームページを制作しています。
新しく作る場合だけでなく、 今あるホームページを新しくしたい場合にも対応しています。

