AIがあればホームページ制作会社はいらない?実際にAIで制作して分かったこと

「AIがあれば、もうホームページ制作会社はいらないのでは?」

「ChatGPTやCodexを使えば、自分でホームページを作れる?」

「何十万円も払って制作会社に頼む必要はある?」

AIがここまで進化すると、このように考える人も増えてくると思います。

私は20年以上、ホームページ制作の仕事をしてきました。

以前はHTMLやCSSを自分で書き、画像を用意し、文章を作りながらホームページを制作していました。

しかし現在は、

  • ChatGPTで構成を考える
  • ChatGPTで文章を作る
  • ChatGPTで画像を作る
  • Codexでホームページを作る
  • AIに修正を依頼する

という方法でホームページを制作しています。

実際に使ってみて感じるのは、 AIを使えば、以前よりはるかに短時間で高品質なホームページを作れる ということです。

では、

「もうホームページ制作会社はいらないのか?」

というと、私はそうは思いません。

ただし、

小さな会社や個人事業主が数ページのホームページを作るために、大きな制作会社へ高い料金を払う必要は以前より少なくなった

とは感じています。

この記事では、

  • AIだけでホームページは作れるのか
  • 制作会社は本当に不要になるのか
  • AIで制作するときに人間がすること
  • AIだけでは難しいホームページ
  • AIで十分作れるホームページ
  • これからのホームページ制作者に必要な役割

について、実際にAIを使ってホームページを制作している立場からお伝えします。

このページを読んでわかること

結論|AIがあってもホームページ制作の知識は必要

最初に結論を書くと、

AIを使えばホームページを作ることはできます。

ただし、

高品質で見やすく、目的に合ったホームページを作るには、ホームページ制作の知識が必要

だと思っています。

たとえばAIに、

「美容室のホームページを作ってください」

と一言伝えるだけでも、ある程度のホームページは作れます。

「とりあえずホームページがあれば良い」

ということであれば、それでも良いかもしれません。

しかし、高品質なホームページを考えるなら、

  • 誰に見せるのか
  • 何を一番伝えるのか
  • どの順番で情報を見せるのか
  • どんな画像を使うのか
  • スマートフォンでも見やすいのか
  • SEOはどうするのか
  • お問い合わせにつながる構成なのか

まで考える必要があります。

AIがホームページを作れるようになったからといって、 ホームページ制作の知識そのものが不要になったわけではありません。

AIだけでもホームページを完成させることはできる

現在のAIはかなり高性能です。

ChatGPTを使えば、

  • ホームページの構成
  • キャッチコピー
  • サービス紹介文
  • FAQ
  • SEOタイトル
  • メタディスクリプション
  • 画像

などを作ることができます。

そしてCodexを使えば、

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • スマートフォン対応
  • アニメーション
  • レイアウト
  • 修正

なども行うことができます。

つまり、 AIを使ってホームページを完成させること自体は可能 です。

これは、以前では考えられなかったことです。

私がホームページ制作を始めた頃

自分でHTMLを書き、自分でCSSを書き、自分で画像を用意して、自分で修正していました。

今では、これらの作業の多くをAIに任せることができます。

「ホームページを作って」と一言では良いサイトにならない

ただし、

AIに、

「ホームページを作ってください」

と一言伝えれば、すべて良い感じに完成するわけではありません。

ホームページ制作には、いくつもの工程があります。

1 ホームページの目的を決める
2 ターゲットを決める
3 全体構成を考える
4 文章を作る
5 画像を作る
6 ホームページを制作する
7 修正する
8 インターネットへ公開する
9 最終確認をする

この1つ1つの作業はAIでできます。

しかし、

「次に何をするのか」を決め、全体を進めていくのは人間

です。

AIが「点」を作り、人間が「線」にする

私は、AIを使ったホームページ制作を、

AIが点を作り、その点を線としてつなげるのが人間

というイメージで考えています。

AIが構成や文章や画像などの点を作り、人間が線につなげてホームページを完成させるイメージ
AIがそれぞれの作業を行い、人間が判断しながら1つのホームページへまとめます

たとえば、

ChatGPTに文章を作ってもらう。

これは1つの点です。

画像を作ってもらう。

これも1つの点です。

Codexにホームページを作ってもらう。

これも1つの点です。

しかし、

  • どの文章を使うのか
  • どの画像を使うのか
  • どの順番に並べるのか
  • 何を直すのか
  • いつ完成と判断するのか

を決めて、

1つのホームページとして完成させるのは人間

です。

AIの役割
  • 構成を作る
  • 文章を作る
  • 画像を作る
  • コードを書く
  • 修正案を出す
人間の役割
  • 選ぶ
  • 並べる
  • 判断する
  • 修正を指示する
  • 完成を決める

ホームページの知識がある人なら制作会社なしでも作れる

では、事業者本人がAIを使ってホームページを作ることはできるのでしょうか。

私は、

ホームページ全体の知識がある人なら、制作会社なしでも作れる

と思っています。

たとえば、

  • ホームページの構成
  • ドメイン
  • サーバ
  • SEO
  • スマートフォン対応
  • HTML・CSSの基本
  • 画像の使い方
  • 読みやすい文章

などがある程度分かっている人です。

このような人であれば、分からないところをAIに聞きながら進めることで、かなり良いホームページを作れると思います。

自分で作るか、制作者へ依頼するか迷っている場合は、 ホームページは自分で作る?業者に依頼する? も参考にしてください。

知識がほとんどない人でも完成までは行ける

では、ホームページ制作の知識がほとんどない人はどうでしょうか。

それでも、

完成まで行くこと自体はできる

と思います。

AIに質問しながら進めれば、

  • ページを作る
  • 画像を入れる
  • 文章を入れる
  • スマートフォン対応をする
  • 公開する

といったところまでは進められます。

ただし「完成できる」と「高品質」は別です

AIが作ったものの良し悪しを判断するには、ある程度のホームページ制作の知識が必要です。

たとえば、

  • このデザインは本当に見やすいのか
  • この文章は長すぎないか
  • この画像で良いのか
  • この情報はもっと上に出すべきではないか

といった判断です。

AIが出したものを、そのまますべて採用すれば良いわけではありません。

AIを使っても最後は「判断する力」が必要

AI時代になると、

「作る力」

より、

「良いか悪いかを判断する力」

の方が重要になっていくと思っています。

たとえばAIが3つのデザインを作ったとします。

どれを使うのか決めるのは人間です。

文章を5パターン作ってもらったとしても、

どれが一番お客様に伝わるかを決めるのは人間です。

AIは選択肢を作るのは得意です。

しかし、 どれを採用するかは人間が決める必要があります。

ホームページ制作の経験がある人ほど、この判断をしやすくなります。

個人事業主や小企業のホームページならAIと相性が良い

私は、

個人事業主や小さな会社のホームページは、AIととても相性が良い

と思っています。

たとえば、

  • ピアノ教室
  • 整体院
  • ペットシッター
  • リフォーム会社
  • 工務店
  • 小さな店舗
  • 士業
  • 個人事業主

などです。

このような事業者の場合、必要な情報は、

  • サービス内容
  • 料金
  • 特徴
  • 会社・店舗情報
  • お問い合わせ

など、比較的シンプルなことが多いです。

WordPressや Webnode 、あるいはHTML・CSS+AIなど、作り方の選択肢も増えています。

数ページ程度であれば、 AIを使って十分に見栄えの良いホームページを作ることができます。

小規模ホームページなら大きな制作会社でなくても良い

数ページ程度の小規模ホームページであれば、

必ずしも大きなホームページ制作会社へ依頼する必要はない

と思っています。

高いスキルを持ったフリーランスでも十分です。

たとえば、 ココナラ などで制作実績を確認して、

「この人のホームページなら良いな」

と思える制作者を探す方法もあります。

重要なのは、 会社の規模ではなく、実際にどんなホームページを作れる人なのか です。

大きな制作会社だから必ず良いホームページになるとは限りません。

逆に、1人で制作している人でも、AIを上手に使って高品質なホームページを作れる人はいます。

制作者を選ぶときに確認したいポイントについては、 ホームページ制作会社の選び方 でも詳しく解説しています。

AIによって低価格と高品質を両立しやすくなった

以前のホームページ制作では、制作に時間がかかりました。

  • 構成を考える
  • 文章を書く
  • 画像を探す
  • 画像を加工する
  • HTMLを書く
  • CSSを書く
  • JavaScriptを書く
  • スマートフォン対応をする

これらを人が行っていたからです。

現在は、ChatGPTやCodexを使うことで、多くの作業を短時間で行えます。

そのため、 以前よりも低価格で高品質なホームページを提供しやすくなった と感じています。

これは、

「安いから品質が悪い」

ということではありません。

同じ作業を短時間でできるようになったから、料金を下げやすくなった

ということです。

格安ホームページ制作については、 格安ホームページ制作は大丈夫? でも詳しく解説しています。

AIで良いホームページを作るには「指示文」が重要

AIを使ってホームページを作るとき、私が特に重要だと思っているのが、

指示文

です。

Codexに、

「ホームページを作ってください」

とだけ伝えるより、

  • どんな業種なのか
  • 誰向けなのか
  • どんな雰囲気なのか
  • どんな構成なのか
  • どんな色を使うのか
  • どんな画像を使うのか
  • スマートフォンではどう表示するのか
  • JavaScriptでどんな動きを付けるのか

などを細かく伝えた方が、当然良いホームページになります。

AIの性能だけでなく、AIへの指示の品質がホームページの品質を左右する

ということです。

Codexへの指示文もChatGPTで作れば良い

ここで、

「そんな細かい指示文を自分で作るのは難しい」

と思うかもしれません。

でも現在は、

その指示文自体をChatGPTで作ることができます。

ChatGPTで構成や文章や画像や制作指示文を作りCodexでホームページを制作する流れ
ChatGPTで考えて準備し、Codexで制作し、人間が確認して仕上げます

私は、次のような流れで制作しています。

1 ChatGPTでお客様の情報を整理する
2 ChatGPTで構成を作る
3 ChatGPTで文章を作る
4 ChatGPTで画像を作る
5 ChatGPTにCodex用の制作指示文を書いてもらう
6 Codexでホームページを作る
7 確認・修正して公開する

この方法なら、かなり細かい指示をCodexへ伝えることができます。

結果として、 かなり高品質なホームページを短時間で作ることができます。

ChatGPTとCodexの役割を分けると作りやすい

私は現在、ChatGPTとCodexを同じように使っているわけではありません。

役割を分けています。

ChatGPT
  • お客様の情報整理
  • 構成
  • キャッチコピー
  • 本文
  • FAQ
  • 画像
  • SEO
  • 制作指示文
  • 修正指示
Codex
  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • レスポンシブ対応
  • アニメーション
  • サイト全体の実装
  • 修正

ChatGPTで考え、Codexで作る。

この流れは、とても相性が良いと感じています。

AIに弱点はないのか

私自身は、

しっかりした指示文を作り、それをCodexに伝える方法であれば、ホームページ制作で大きな弱点はかなり少なくなる

と感じています。

もちろん、一度作って終わりではありません。

作ったホームページを確認して、

  • 文字が小さい
  • 余白が広すぎる
  • スマートフォンで見づらい
  • 画像の位置が悪い
  • 動きが強すぎる

といったところがあれば修正します。

しかし、これは人がホームページを作る場合でも同じです。

最初の案を作る。

見る。

修正する。

この流れはAIでも人でも変わりません。

大切なのは、

AIへ適切に指示を出し、完成物を確認すること

だと思います。

それでもホームページ制作会社へ依頼した方が良いケース

AIがどれだけ便利でも、すべてのホームページをAI中心で作れば良いとは思いません。

次のようなホームページは、専門の制作会社へ依頼した方が良いと思います。

数百ページ規模のホームページ

ページ数が多くなると、

  • サイト設計
  • カテゴリー設計
  • 更新方法
  • SEO
  • 管理

なども複雑になります。

ECサイト

大量の商品、決済、在庫管理、顧客管理などが必要になることがあります。

予約・会員機能が必要なサイト

予約システムや会員ページなどを独自に作る場合です。

独自システムを使うサイト

たとえば、私が運営しているピアノ教室検索サイトのように、大量のデータから検索・表示するホームページです。

このようなサイトは、単純なホームページ制作とは違います。

企業ブランドを細かく作り込みたいサイト

大企業やブランド企業の場合、

  • ブランドルール
  • 社内確認
  • 表現ルール
  • 複数部署との調整

なども必要になることがあります。

セキュリティ要件が厳しいサイト

個人情報や重要なデータを扱うサイトでは、専門的な対応が必要になることがあります。

こうしたサイトは、そもそも格安で作るものではありません

必要な予算をかけて、専門の制作会社へ依頼する方が良いと思います。

AIで十分なサイトと制作会社へ依頼した方が良いサイト

AIで十分作れる小規模ホームページと制作会社へ依頼した方が良い大規模で複雑なサイトの比較
ホームページの規模や機能によって、AI中心で作るか専門会社へ依頼するかを考えます

一言でホームページと言っても、必要なものは大きく違います。

AIを使った制作と相性が良いサイト
  • 個人事業主
  • 小企業
  • 1~数ページ程度
  • 会社案内
  • 教室・店舗
  • サービス紹介
専門会社へ依頼した方が良いサイト
  • 数百ページ規模
  • EC・予約・会員機能
  • 独自システム
  • ブランド設計を細かく行う
  • セキュリティ要件が厳しい
  • 複数人で大規模に管理する

小さな会社に大規模な仕組みは必要ないことが多い

一方、小さな会社や個人事業主の場合、

先ほどのような大規模な機能が必要ないことがほとんどです。

たとえば、

  • 会社紹介
  • サービス
  • 料金
  • 実績
  • お客様の声
  • FAQ
  • お問い合わせ

が分かれば十分な会社も多いです。

このような場合、

数十ページ、数百ページのサイトを作る必要はありません。

数ページでも、 必要な情報が分かりやすくまとまっていれば十分 です。

そのため、

小規模事業者のホームページこそ、AIを使った制作と相性が良い

と私は思っています。

制作会社の価値は「作業」から「判断・設計」へ変わっていく

今後、ホームページ制作の仕事は変わっていくと思います。

以前は、

  • HTMLを書く
  • CSSを書く
  • 画像を作る
  • 文章を書く

といった、

「作業そのもの」

に大きな価値がありました。

しかし現在は、その多くをAIができます。

そうなると、人間の価値は、

  • 何を作るのか
  • 誰に見せるのか
  • どんな構成にするのか
  • どんな指示をAIに出すのか
  • どこを修正するのか
  • どの状態を完成とするのか

といった、

判断や設計

へ移っていくと思います。

これからのホームページ制作者は、 「自分で全部作業する人」より「AIを使いながら全体を完成させる人」 になっていくのではないでしょうか。

AIが制作会社をなくすのではなく、制作方法を変える

私は、

AIが登場したからといって、ホームページ制作会社がすべてなくなるとは思っていません。

ただ、

ホームページ制作に必要な人数や時間は減っていく

と思います。

昔なら、

  • 営業
  • ディレクター
  • ライター
  • デザイナー
  • コーダー

などが必要だった仕事を、

AIを使える1人の制作者がかなりの部分まで行える

ようになるからです。

その結果、 小さなホームページは、少人数・短時間・低価格で作る方向へ進む と私は考えています。

一方、大規模サイトや高度なシステムは、これからも専門会社が必要です。

つまり、

ホームページ制作会社がなくなるのではなく、

必要とされる制作会社と、必要とされる仕事の内容が変わっていく

ということだと思います。

まとめ|AIだけではなく「AI+知識のある人」が強い

AIがあればホームページを作ることはできます。

ChatGPTで、

  • 構成
  • 文章
  • 画像
  • 指示文

を作り、

Codexで、

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • スマートフォン対応
  • アニメーション

まで作ることができます。

そのため、

個人事業主や小さな会社の数ページ程度のホームページなら、 AIを使って十分に高品質なものを作れる と私は思っています。

ただし、

AIに一言、

「ホームページを作って」

と伝えるだけでは十分ではありません。

ホームページの目的を考え、

構成を考え、

文章を確認し、

画像を選び、

AIへ指示を出し、

修正し、

完成を判断する。

これらは人間の役割です。

私が感じているのは、

AIが点を作り、人間がその点を線につなげる

ということです。

そして、

ホームページ制作の知識がある人ほど、その線を上手につなぐことができます。

だからこそ、AI時代に必要なのは、

「AIか人間か」

ではありません。

「AI+ホームページ制作の知識を持った人」

だと思います。

小さなホームページであれば、

高額な制作会社へ依頼しなくても、AIを使えるフリーランスや小さな制作会社で十分なケースも増えています。

一方、

  • 数百ページ
  • EC
  • 予約
  • 会員機能
  • 独自システム
  • 高いセキュリティ
  • 大規模なブランド設計

などが必要であれば、専門会社へ依頼する。

ホームページの規模や目的によって、

AIで自作するのか、フリーランスへ頼むのか、制作会社へ頼むのか

を考えれば良いと思います。

AIを使って、低価格でホームページを制作しています

私は現在、ChatGPTやCodexなどのAIを使って、小さな会社や個人事業主向けのホームページを制作しています。

AIを使うことで、

  • 構成
  • 文章
  • 画像
  • コーディング
  • 修正

にかかる時間を短縮し、

低価格でも見栄えの良いホームページを作る

ことを大切にしています。

また、

「申し込んでから完成を見るのは不安」

という方のために、

先にホームページの完成イメージを作ってお見せすることもできます。

実際のデザインを見て、

「これならお願いしたい」

と思った場合に、お申し込みを考えていただければ大丈夫です。

小さな会社や個人事業主向けに、必要十分なホームページを低価格で作りたい方は、サービス内容をご覧ください。

このページを読んでわかること