ホームページ制作で最初の1件を取るには?初心者がやるべきことを解説

「ホームページ制作を勉強したけれど、最初の1件をどうやって取れば良い?」

「実績がないのに、お金をいただいても良い?」

「サンプルサイトを作ったあと、何をすれば良い?」

ホームページ制作を仕事にするとき、 最初に大きな壁になるのが 「最初の1件」 です。

ホームページを作る技術を身につけても、 お客様がいなければ仕事にはなりません。

一方で、まだ実績が1件もない状態では、

「本当にこの人に任せて大丈夫なのかな?」

と相手が不安になるのも当然です。

では、どうすれば良いのでしょうか。

私が初心者におすすめする一番早い方法は、 知り合いのホームページを無料または低価格で作り、まず1件の実績を作ること です。

最初から大きく稼ごうとする必要はありません。

まず、

「実際のお客様へホームページを1件提供した」

という経験を作ることが大切です。

この記事では、

  • 最初の1件を取る一番早い方法
  • 無料・低価格で受けても良い理由
  • 制作費が無料でも運用費はいただく理由
  • 知り合いがいない場合の探し方
  • 最初の営業で見せるもの
  • サンプルサイトを増やす理由
  • 最初の1件を取れない人に多い原因

について、20年以上ホームページ制作をしてきた経験から解説します。

このページを読んでわかること

結論|最初の1件は知り合いから取るのが一番早い

もし今、

「完全な初心者が最初の1件を取るには、何をすれば良いですか?」

と聞かれたら、

私ならまず 知り合いに声をかける ことをおすすめします。

たとえば、

  • お店を経営している知人
  • 個人事業をしている友人
  • 教室を運営している知人
  • 家族や親戚の事業
  • 副業をしている知人

などです。

知らない相手に、

「実績はありませんが、ホームページを作らせてください」

と言うよりも、 知り合いの方が話を聞いてもらいやすくなります。

最初の目的は、 高い制作費をいただくことではなく、まず1件の制作実績を作ること です。

最初の1件から仕事を広げていく流れ

初心者がホームページ制作で最初の1件を取るまでの流れ
最初は知り合いへの提供から始め、実績とサンプルを増やしながら仕事を広げていきます

長期的にホームページ制作を仕事にするなら、 私は次のような流れが良いと思っています。

1 ホームページ制作の基礎を少し学ぶ
2 知り合いへ無料または低価格で提供する
3 実際のお客様へ提供した実績を作る
4 サンプルサイトを5つ程度作る
5 ココナラや自分のLPでサービスを案内する
6 AIを使って見込み客を探す

いきなり最後まで完璧に準備する必要はありません。

まず1件作る。

その経験をもとに次を作る。

この繰り返しが大切です。

最初の1件は無料・低価格で受けても良い

実績がまったくない状態なら、 最初の1件を無料または格安で受けても良いと私は考えています。

なぜなら、

最初の1件では売上以上に「実績」と「経験」に価値がある

からです。

まだ1つもホームページを提供した経験がなく、 制作実績もない状態で、 いきなり高い制作費をいただくのは簡単ではありません。

最初は 「利益を最大化する」より「次の仕事につながる実績を作る」 ことを優先して良いと思います。

実際に1件納品すれば、

  • 制作実績として紹介できる
  • お客様とのやり取りを経験できる
  • 修正対応を経験できる
  • 公開作業を経験できる
  • 自分に足りない部分が分かる

というメリットがあります。

私自身も最初のホームページは制作費無料で作った

私の最初の制作案件

私がホームページ制作を始めた頃、 知り合った画家の方から 「ホームページを作れる?」 と聞かれたことが、最初の仕事につながりました。

そのときは、 5ページ程度のホームページを制作費無料 で作り、 毎月 1,600円の運用費 をいただく形にしました。

最初から大きな制作費をいただいたわけではありません。

それでも、

「実際のお客様へホームページを提供した」

という経験は、その後ホームページ制作を仕事にしていくうえで大きな一歩になりました。

その後は自分のホームページからも依頼が入り、 制作件数を増やしていくことができました。

制作費が無料でも運用費はいただく

ただし、

最初の1件を無料で作る場合でも、 私は 毎月の運用費はいただいた方が良い と考えています。

ホームページを公開して運営するには、

  • レンタルサーバ
  • 独自ドメイン
  • サーバ管理
  • ドメイン管理
  • 簡単な修正対応

などに費用や手間がかかるからです。

制作費が無料=運営もすべて無料ではない

ホームページを公開し続けるための実費や管理作業があります。 そのため、最初に運用費の内容をきちんと説明しておきましょう。

自分でレンタルサーバを用意する場合は、 ロリポップ!レンタルサーバー などを利用する方法もあります。

制作費を低くしても、 運用費を継続していただければ、 長期的には利益につながります。

最初の1件では売上より実績と経験を優先する

ホームページ制作の最初の1件を無料や低価格で受けるメリットと運用費
最初は制作実績と経験を優先しつつ、サーバやドメインなどの運用費はいただきます

最初の1件には、 お金以外にも多くの価値があります。

最初の1件で経験できること
  • お客様から必要な情報を聞く
  • ホームページの構成を考える
  • 文章や画像を用意する
  • 修正依頼へ対応する
  • スマホ表示を確認する
  • ドメインを設定する
  • ホームページを公開する
  • 公開後の修正に対応する

サンプルサイトを作るだけでは、 お客様からの修正依頼はありません。

実際のお客様へ提供して初めて、

「ここはこう言われるのか」

「この情報を最初に聞いておけば良かった」

と分かることがあります。

この経験が、2件目、3件目の仕事を楽にしてくれます。

知り合いに提供できる人がいない場合はどうする?

周囲にホームページを必要としている人がいない場合もあります。

その場合は、 次のような事業者を探します。

初心者でも提案しやすい相手
  • ホームページを持っていない個人事業主
  • 古いホームページを使っている事業者
  • スマートフォンで見づらいサイトを使っている事業者
  • ホームページの情報が古くなっている事業者

すでに立派なホームページを持っている会社へ、

「ホームページを作りませんか?」

と営業しても、必要性は感じてもらいにくいです。

それより、

ホームページに何らかの課題を持っている事業者

を探した方が提案しやすくなります。

最初の営業では「いくらで、どんなホームページを作れるか」を見せる

ホームページ制作の営業をするときに、 相手が一番知りたいのは、

「いくらで、どのようなホームページを作ってくれるのか」

だと私は考えています。

制作者側は、

  • HTMLが書ける
  • CSSが書ける
  • WordPressが使える
  • AIが使える

といった技術を説明したくなるかもしれません。

しかし、お客様が知りたいのは、

「結局、自分はいくら払って、何を手に入れられるの?」

ということです。

ホームページ制作の営業では、 技術を説明するより、料金と完成イメージを分かりやすく見せる 方が伝わりやすいです。

完成イメージを先に見せると伝わりやすい

私が特に効果的だと思っているのが、

相手向けのホームページを先に作って見せる方法

です。

たとえば、

「御社向けにホームページの完成イメージを作ってみました」

「このようなホームページを○○円で制作できます」

と伝えます。

すると相手は、

「この金額を払うと、このホームページが手に入る」

と具体的にイメージできます。

文章だけで、

「おしゃれなホームページを作ります」

と説明するよりも分かりやすいです。

完成イメージを作って成約しなくても無駄にはならない

もちろん、 先にホームページを作っても、 必ず契約になるわけではありません。

作ったホームページを見せても、 返事がないこともあります。

「今回は必要ありません」

と断られることもあります。

しかし、 私はそれを大きな無駄だとは考えていません。

なぜなら、

  • 制作経験になる
  • サンプルサイトとして活用できる
  • 制作スピードが上がる
  • AIへの指示が上手になる
  • 次の営業で見せられる実績が増える

からです。

今はAIを使うことで、 以前より短時間でホームページを作りやすくなっています。

そのため、

1つのホームページに時間をかけすぎるより、数を作って見せる という方法が実践しやすくなっています。

長期的に仕事にするならサンプルサイトを5つ作る

最初の1件を取ったら、 そこで止まらずサンプルサイトを増やしていきます。

私なら、 まず 5つ程度のサンプルサイト を用意します。

たとえば、

  • ピアノ教室
  • 整体院
  • リフォーム会社
  • 行政書士
  • ペットシッター

など、 違う業種で作っておく方法です。

そうすると、

「このようなホームページを作れます」

と具体的に見せられるようになります。

サンプル制作なら、 Webnode のようなノーコードサービスを使って作る方法もあります。

ココナラにもホームページ制作サービスを出品する

最初の仕事を取る方法は、 知り合いへの営業だけではありません。

私自身もこれまで、 ホームページ制作の仕事を取る手段として ココナラ を活用してきました。

ココナラには、 すでに 「ホームページを作ってほしい」 と考えている人が集まっています。

そのため、 自分でゼロから見込み客を探す方法とは少し違います。

ただし、 出品しただけですぐに注文が入るとは限りません。

ここでも、

  • 分かりやすい料金
  • 制作実績
  • どのようなサイトになるか
  • どこまで対応してもらえるか

をしっかり見せることが重要です。

自分のホームページにも制作サービスのLPを作る

ホームページ制作を長く仕事にするなら、 自分自身のサービスページも持った方が良いです。

そこには、

  • 制作料金
  • 制作実績
  • サービス内容
  • 制作の流れ
  • よくある質問
  • お問い合わせ方法

などを掲載します。

重要なのは、

自分がお客様の立場になったとき、安心して頼める内容になっているか

です。

LPを作ったら、 検索や営業などからそこへアクセスを集めていきます。

AIを使って見込み客を探す

サンプルサイトとLPが用意できたら、 AIを使って見込み客を探す方法もあります。

たとえば、

  • ホームページを持っていない
  • 古いホームページを使用している
  • スマホで見づらい
  • サービス単価が比較的高い

事業者を探します。

そして、 相手向けに完成イメージを作って見せます。

電話で一から説明するよりも、

実物を見てもらう

方が分かりやすい場合があります。

この方法については、 ホームページ制作の営業方法|電話営業をしなくても仕事を取る方法 でも詳しく解説しています。

仕事を取る入口は1つにしない

ホームページ制作の仕事を取る方法は、 1つだけに絞る必要はありません。

知り合い ココナラ 自分のLP AIで見込み客探し 完成イメージ営業

いろいろな方法を試した方が、 最初の1件にもつながりやすくなります。

ホームページ制作の仕事の取り方全体については、 ホームページ制作の仕事の取り方|20年仕事をして分かった現実的な方法 も参考にしてください。

最初の1件を取れない一番の原因は「行動量が少ない」こと

初心者が、

「なかなか仕事が取れません」

という状態になったとき、 私が最初に考えるのは 行動量 です。

たとえば、

この状態で止まっていませんか?
  • ホームページを1つ作って終わる
  • LPを作って待っているだけ
  • ココナラへ出品して待っているだけ
  • 見込み客へ数件連絡して終わる
  • 勉強ばかり続けて制作しない
  • 完璧になるまで営業しない

これでは、 なかなか結果につながりません。

仕事を取るには、

「作ること」と「見せること」

の両方が必要です。

初心者を抜けるには「作る・見せる・改善する」を繰り返す

初心者がホームページ制作で最初の1件を取るための行動サイクル
ホームページを作り、見せ、反応を見ながら改善して、また作ることが成長につながります

私が初心者に一番おすすめしたいのは、 次のサイクルです。

1 ホームページを作る
2 見込み客へ見せる
3 反応を見る
4 改善する
5 また新しいホームページを作る

この繰り返しによって、

  • ホームページの品質が上がる
  • 制作スピードが上がる
  • 営業文が改善される
  • 相手が気にするポイントが分かる
  • 制作実績が増える

ようになります。

最初の1件を取るために必要なのは、完璧になることではなく、作って見せる行動を繰り返すこと だと思います。

勉強だけを続けていても最初の1件は取れない

ホームページ制作の初心者は、

「もっと勉強してから仕事を取ろう」

と考えがちです。

もちろん、 最低限の基礎知識は必要です。

ただ、 HTMLやCSSを完璧に覚えるまで仕事を始めない必要はありません。

今は分からないことをAIへ聞くこともできます。

それより、

基礎を少し学んだら、実際にホームページを作りながら覚えていく 方が成長しやすいと私は考えています。

未経験者に必要なスキルについては、 未経験からホームページ制作の仕事はできる?必要なスキルを解説 でも詳しく紹介しています。

1件目を取ると2件目から少し楽になる

最初の1件が一番難しい理由は、 何も実績がないから です。

しかし1件作れば、

次のお客様へ、

「このホームページを制作しました」

「このようなデザインで作ることができます」

と言えるようになります。

2件作れば2件見せられます。

5件作れば、 業種やデザインの違うホームページを複数見せることができます。

だからこそ最初の1件では、利益を最大化することより「実績ゼロ」の状態から抜け出すことが重要 です。

まとめ|最初の1件は実績作りと考えて、まず行動する

ホームページ制作で最初の1件を取るなら、 私が一番おすすめするのは、

知り合いのホームページを無料または低価格で作ること

です。

実績がない状態で、 知らない人からいきなり高い制作費をいただくのは簡単ではありません。

それなら、

まず1件実際に作ってしまう方が早いです。

最初の1件を取るためにやること
  • 基礎を少し学ぶ
  • 知り合いに無料・低価格で提供する
  • 制作費が無料でも運用費はいただく
  • 実際のお客様対応を経験する
  • サンプルサイトを5つ程度作る
  • 料金と完成イメージを分かりやすく見せる
  • ココナラへ出品する
  • 自分のLPを作る
  • AIを使って見込み客を探す
  • 作って見せることを繰り返す

知り合いに提供できる人がいなければ、

ホームページを持っていない個人事業主

や、

古いホームページを使っている事業者

を探します。

そして相手へ、

「いくらで、どのようなホームページを作れるのか」

を具体的に見せます。

できれば完成イメージまで作って見せます。

成約しなくても、 作ったホームページは制作経験になります。

サンプルとしても使えます。

作る → 見せる → 反応を見る → 改善する → また作る

この繰り返しが、 初心者から抜け出す一番大切な部分だと私は考えています。

最初から完璧なホームページ制作者になる必要はありません。

まず1件作る。

そして2件目を作る。

数をこなしながら改善していきましょう。

AIを使ってホームページ制作を仕事にしたい方へ

私は 「ホームページ作成ビジネス講座」 で、 AIを使ってホームページを作り、 実際に仕事につなげていく方法をお伝えしています。

講座では、

  • ホームページ制作の基礎
  • ChatGPTを使った構成・文章作成
  • AI画像の作成
  • Codexを使ったホームページ制作
  • サンプルサイトの作り方
  • ホームページ制作の料金設定
  • ココナラなどを使った仕事の取り方
  • AIを使った見込み客探し
  • ホームページを先に作って見せる営業方法

などを学べます。

「まだ制作実績がない」

「最初の1件をどう取れば良いか分からない」

「AIを使ってホームページ制作を副業にしたい」

という方は、こちらをご覧ください。

このページを読んでわかること