ホームページをリニューアルするタイミングは?古いサイトのデメリットと判断基準

「ホームページを作ってから何年も経っているけれど、このままで大丈夫?」

「古いホームページはリニューアルした方が良い?」

「全部作り直すべきなのか、少し直すだけで良いのか分からない」

ホームページを長く運営していると、 いつリニューアルすれば良いのか 迷うことがあります。

私は20年以上ホームページ制作をしてきましたが、 単純に 「古いから作り直す」 という考え方ではありません。

まだ十分に使えるホームページであれば、 文章や写真を更新するだけでも良い場合があります。

一方で、

  • スマートフォンで見づらい
  • デザインがかなり古く見える
  • 掲載されている情報が古い
  • 現在のサービス内容と合っていない
  • 問い合わせにつながりにくい

このような状態なら、 ホームページのリニューアルを考えた方が良い と思います。

特に重要なのが、 スマートフォンで見やすいホームページになっているか です。

多くの業種では、ホームページをスマートフォンから見る人が増えています。

パソコンではきれいに見えていても、スマートフォンで文字が小さかったり、 横にはみ出したりするホームページでは、せっかくアクセスしてくれた人を逃してしまう可能性があります。

この記事では、

  • ホームページをリニューアルするタイミング
  • 古いホームページを使い続けるデメリット
  • 全面リニューアルした方が良いケース
  • 部分的な修正で十分なケース
  • リニューアル時に残した方が良いもの
  • 独自ドメインやURLを変更する際の注意点

について、実際にホームページを制作してきた経験をもとに解説します。

このページを読んでわかること

結論|こんな状態ならホームページのリニューアルを考えた方が良い

私がホームページを見たときに、 リニューアルを考えた方が良いと思うのは次のような状態です。

ホームページを見直したいサイン
  • スマートフォンで見づらい
  • デザインが古く感じられる
  • 文字が小さく読みづらい
  • 写真が古い
  • サービス内容が現在と違う
  • 料金や営業時間などの情報が古い
  • 問い合わせ方法が分かりにくい
  • 自分で更新しにくい
  • 何年もほとんど内容を見直していない

この中でも、 スマートフォンで見づらい状態なら、早めにリニューアルを考えた方が良い と思います。

ホームページをリニューアルした方が良い6つのサイン
スマホで見づらい、デザインや情報が古いなどの状態はリニューアルを考えるサインです

スマートフォンで見づらいなら早めにリニューアルする

ホームページをリニューアルする判断基準の中で、 私が特に重要だと思っているのが スマートフォン対応 です。

以前はパソコンからホームページを見る人が中心でしたが、 現在はスマートフォンからホームページを見る人もとても多くなっています。

そのため、

  • 文字が小さすぎる
  • 画面を横にスクロールしないと読めない
  • 画像が画面からはみ出す
  • メニューが操作しにくい
  • 問い合わせボタンが押しにくい
  • 文章が詰まりすぎている

といった状態は、大きな問題です。

パソコンできれいに見えるだけではなく、スマートフォンでも見やすく使いやすいホームページにすることが大切 です。

特に、 ホームページを見て電話や問い合わせをする人が多い業種では、 スマートフォンでの使いやすさはとても重要です。

デザインが古いとサービスまで古く見えてしまうことがある

ホームページは、 お店や会社の顔 になるものです。

実際に提供しているサービスの質が高かったとしても、 ホームページを見たときに、

「かなり古いホームページだな」

「この会社は今も営業しているのかな?」

「サービスも古いのでは?」

と思われてしまうことがあります。

これは非常にもったいないことです。

実際のサービスの質とは関係なく、 ホームページの印象によってサービス全体の印象まで判断されてしまう可能性がある からです。

制作をしていて感じること

お客様がサービスを探すときには、 1社だけではなく複数のホームページを見比べることがあります。

同じような料金やサービスであれば、 見やすく、分かりやすく、きれいに作られたホームページの方が、 良い印象を持ってもらいやすいと思います。

お客様は複数のホームページを比較している

たとえば、

ピアノ教室を探している人がいたとします。

検索結果から、 3つ、4つと複数のピアノ教室のホームページを見ることもあります。

そのとき、

古く見えるホームページ
  • 文字が小さい
  • 写真が暗い
  • スマホで見づらい
  • 料金が分かりにくい
  • 情報が古い
新しく見やすいホームページ
  • スマホでも見やすい
  • 写真がきれい
  • 料金が分かりやすい
  • サービス内容が整理されている
  • 問い合わせ方法が分かりやすい

という違いがあれば、 ホームページの印象が選択にも影響する可能性があります。

ホームページをリニューアルする目的は、単に新しく見せることではなく、競合と比較されたときに選ばれやすい状態を作ること です。

何年も更新していないホームページも見直した方が良い

ホームページのデザインが新しくても、 掲載されている情報が古ければ問題があります。

たとえば、

  • 以前の料金が掲載されている
  • 終了したサービスが掲載されている
  • 昔の営業時間のまま
  • 古いスタッフ情報が残っている
  • 何年も前のお知らせで止まっている
  • 実績が何年も追加されていない

といった状態です。

ホームページを見た人からすると、

「この情報は今も正しいのかな?」

と不安になります。

検索エンジン対策という意味でも、 単に更新日を新しくすることが目的ではありません。

大切なのは、 実際のサービス内容に合わせて、ユーザーに役立つ正しい情報を維持すること です。

新しい実績ができたら追加する。

料金が変わったら変更する。

新しいサービスを始めたら追加する。

古くなった記事は内容を見直す。

このように、 ホームページを現在の事業内容に合わせ続けること が重要です。

2~3ヵ月に一度はホームページの内容を確認する

私は、 ホームページを作ったあと、 何年も何もしない状態はおすすめしていません。

目安として、 2~3ヵ月に一度くらいはホームページの内容を確認する と良いと思います。

必ず毎回大きな記事を書く必要はありません。

たとえば、

  • 新しい施工実績を1件追加する
  • 生徒さんの声を追加する
  • 新しい写真に入れ替える
  • FAQを1つ追加する
  • 料金表を見直す
  • サービス内容を分かりやすく書き直す

といった更新でも良いです。

「更新すること」自体を目的にするのではなく、ホームページをより役立つ状態にしていく ことが大切です。

2~3年に一度はデザインを見直す

ホームページを何年使ったらリニューアルすべきなのか。

これはホームページの状態によって変わるため、 絶対的な年数はありません。

ただ、私の経験では、

2~3年に一度くらいは、今のデザインや構成で良いのかを見直す ことをおすすめします。

ホームページのデザインは少しずつ変わります。

数年前には新しく見えたデザインでも、 周囲のホームページが新しくなってくることで、 古く見える場合があります。

ただし、

2~3年経ったら必ず全面的に作り直す

という意味ではありません。

あくまでも、 見直すタイミングの目安 です。

ホームページは全部作り直さなくても良い

リニューアルというと、

「今のホームページをすべて捨てて、一から作り直す」

というイメージがあるかもしれません。

しかし、ホームページの状態が良ければ、 全面リニューアルをする必要はありません。

ホームページを部分修正するケースと全面リニューアルするケースの違い
現在のホームページの状態によって、部分修正か全面リニューアルかを判断します

部分的な修正で十分なケース

次のようなホームページであれば、 私なら全部作り直すよりも、 今のホームページを活かして改善する方法を考えます。

部分修正で十分なホームページ
  • スマートフォンに対応している
  • 独自ドメインで運営している
  • デザインがそれほど古くない
  • ページ構成が分かりやすい
  • 表示に大きな不具合がない
  • 現在の事業内容と大きく違っていない

このような場合は、

  • 文章を新しくする
  • 新しい写真へ交換する
  • 実績を追加する
  • 料金を見直す
  • サービス内容を追加する
  • 問い合わせボタンを分かりやすくする

だけでもホームページの印象はかなり変わります。

今あるホームページが十分使えるなら、無理に全部作り直す必要はありません。

全面リニューアルした方が良いケース

一方で、 次のような状態なら、 部分修正を繰り返すより全面的に作り直した方が良い場合があります。

全面リニューアルを考えたい状態
  • スマートフォンに対応していない
  • 全体的にデザインが古い
  • サイトの構造が分かりにくい
  • どこに何が書いてあるか分かりにくい
  • 自分で更新するのが難しい
  • 現在の事業内容と大きく変わっている
  • 表示崩れや不具合が多い
  • 古いシステムで修正すること自体が難しい

特に、 古いホームページに後から修正を重ね続けると、 かえって分かりにくくなる場合があります。

そのような場合は、

情報を一度整理し、現在のサービスに合わせて作り直す

方が良いと思います。

リニューアルは「見た目をきれいにするだけ」で終わらせない

ホームページをリニューアルするときは、 デザインだけに目を向けないことも大切です。

どれだけきれいなホームページでも、

  • 何をしている会社なのか分からない
  • 料金が分からない
  • 強みが分からない
  • 実績が見つからない
  • 問い合わせ方法が分からない

のであれば、 ホームページとして十分に役割を果たせない可能性があります。

リニューアルするときは、 デザインと同時に「お問い合わせやお申し込みにつながりやすい構成になっているか」 も見直しましょう。

たとえば、

サービス内容 料金 選ばれる理由 実績 FAQ お問い合わせ

などを分かりやすく整理することが大切です。

リニューアルしても独自ドメインはできるだけそのまま使う

ホームページをリニューアルするときに、 私が特に気を付けたいと思うのが 独自ドメイン です。

たとえば、

example.com

のような独自ドメインを長く使っているのであれば、 基本的にはリニューアル後もそのまま使用した方が良いと思います。

独自ドメインは、 長く使い続けられる 事業のインターネット上の住所 のようなものです。

デザインを変えるたびにドメインまで変えるのではなく、 同じ独自ドメインを使いながら中身を新しくする 方法がおすすめです。

一方で、 無料サービスなどのサブドメインでホームページを運営している場合は、 リニューアルを機会に、 自分の独自ドメインを持つことも考えて良いと思います。

独自ドメインであれば、 特定のホームページ作成サービスだけに依存せず、 将来的に制作環境を変更するときにも使い続けやすくなります。

記事のURL(スラッグ)はできるだけ変更しない

リニューアルするときに注意したいのが、 すでに公開されているページのURLです。

たとえば、

https://example.com/service/

というページがすでにあるのであれば、

内容を新しくするときも、 できるだけ同じURLをそのまま利用するのが分かりやすいです。

私は、

古い記事を新しくするときも、基本的にはスラッグを変更せず、同じURLで内容を改善する ようにした方が良いと考えています。

せっかく以前からアクセスされているページを、 リニューアルだからという理由だけで新しいURLにする必要はありません。

URLを変更する場合はリダイレクトを設定する

ただし、 サイト構成を大きく変更する場合など、 URLを変えなければいけないケースもあります。

その場合は、

1 現在のURLを確認する
2 新しいURLを決める
3 旧URLから対応する新URLへリダイレクトする
4 内部リンクやサイトマップも確認する

という対応を行います。

何も設定せずにURLを変更すると、 古いURLへアクセスした人がページを見られなくなる可能性があります。

URLは何となく変更しない

見た目をリニューアルするだけなら、 既存URLをできるだけ活かす方がシンプルです。

古い記事をすべて削除する必要はない

リニューアルするときに、 古い記事を一度すべて削除してしまう人もいます。

しかし、 私はおすすめしません。

古い記事でも、

  • 検索からアクセスがある
  • 現在でも役立つ内容がある
  • 他のサイトからリンクされている
  • お客様がよく読んでいる

のであれば、 使える部分があります。

古い記事はすぐ削除するのではなく、 内容を見直して現在の情報に更新できないか を考えましょう。

もちろん、 完全に不要になった記事まで残し続ける必要はありません。

大切なのは、 一律に全部削除するのではなく、1ページずつ判断すること です。

リニューアル時に残したいもの・確認したいもの

ホームページリニューアル時に残したいドメインやURLなどの注意点
リニューアルでは、これまでのホームページの資産をできるだけ活かすことも重要です

ホームページを全面的に作り直す場合でも、 これまでのものをすべて捨てる必要はありません。

リニューアル時に確認したいこと
  • 独自ドメインをそのまま使えるか
  • 既存ページのURLを維持できるか
  • URLを変えるページはリダイレクトできているか
  • 使える記事を残せているか
  • Google Search Consoleの設定を確認したか
  • アクセス解析が正しく動いているか
  • 問い合わせフォームが正常に動くか
  • 電話番号やメールアドレスが正しいか
  • スマートフォンで崩れていないか

古いホームページを使い続けるデメリット

古いホームページを使い続けても、 サイト自体が突然使えなくなるとは限りません。

しかし、 私は次のようなデメリットがあると思っています。

サービスの印象まで悪くなる可能性がある

私が一番大きなデメリットだと思うのがこれです。

ホームページの見栄えが悪いと、 実際には良いサービスを提供していても、

「サービス自体もあまり良くないのでは?」

と思われる可能性があります。

ホームページは、 お客様がサービスを体験する前に見ることが多いため、 第一印象として重要です。

スマホから離脱される可能性がある

スマートフォンで見づらいホームページは、 見るだけでもストレスになります。

競合サイトがスマホで見やすければ、 そちらへ移動される可能性もあります。

情報が古いと信頼されにくい

何年も前のお知らせで止まっていたり、 古い料金が掲載されていたりすると、

「今も営業しているのかな?」

と思われるかもしれません。

検索からのアクセス機会を逃す可能性がある

ホームページを長期間放置すると、 現在のユーザーが求める情報とずれていくことがあります。

その結果、 検索からアクセスしても、 欲しい情報がなく離脱される可能性があります。

SEOでも、 単に更新回数を増やすことより、 検索する人が知りたい内容に合わせてページを改善すること が大切です。

リニューアルするか迷ったときの確認手順

今のホームページをリニューアルするべきか分からない場合は、 次の順番で確認すると判断しやすくなります。

1 スマートフォンで自分のホームページを見る
2 競合する会社やお店のホームページを見る
3 料金・サービス・実績などが現在の情報か確認する
4 問い合わせ方法がすぐ分かるか確認する
5 部分修正で直せるか、全面的に作り直した方が早いか判断する

リニューアルを業者へ依頼するときに確認したいこと

ホームページのリニューアルを制作会社やフリーランスへ依頼する場合は、 デザインだけで決めない方が良いです。

私なら、

  • 制作実績
  • 制作料金
  • 月額費用
  • 契約期間
  • 解約条件
  • 独自ドメインの所有者
  • リニューアル後の更新方法
  • 既存URLをどのように扱うか

なども確認します。

制作会社の選び方については、 ホームページ制作会社の選び方|失敗しないために確認したいポイント でも詳しく解説しています。

リニューアルしてから公開するまでの流れ

一般的には、

1 現在のホームページを確認する
2 残す情報と新しくする情報を整理する
3 新しいデザインと構成を作る
4 文章・写真・実績などを新しくする
5 スマホ表示や問い合わせフォームを確認する
6 既存ドメインで新しいホームページを公開する

ホームページ制作を依頼した場合の流れについては、 ホームページ制作を依頼すると何をする?相談から公開までの流れ も参考にしてください。

まとめ|スマホ・デザイン・情報が古くなったらリニューアルを考える

ホームページは、 一度作ったらずっと同じ状態で使い続けるものではありません。

特に、

スマホ対応 デザイン 情報の新しさ

の3つは定期的に確認した方が良いと思います。

スマートフォンで見づらいのであれば、 早めにリニューアルを考えます。

デザインが古くなり、 競合サイトと比べて見劣りするようになった場合も、 見直すタイミングです。

また、 ホームページを何年も更新せず、 古い料金やサービス内容が掲載されている場合は、 内容を新しくする必要があります。

私は目安として、 2~3年に一度はホームページ全体を見直し、2~3ヵ月に一度くらいは掲載内容を確認する ことをおすすめします。

ただし、 2~3年経ったからといって、 必ず全部作り直す必要はありません。

スマートフォンに対応していて、 独自ドメインを使っていて、 デザインや構成にも大きな問題がないのであれば、

  • 文章を新しくする
  • 写真を入れ替える
  • 実績を追加する
  • 料金を見直す
  • 新しいコンテンツを追加する

だけでも十分な場合があります。

大切なのは「古いから全部捨てる」のではなく、今あるホームページの良い部分を残しながら、現在の事業に合ったホームページへ改善すること です。

そして全面リニューアルする場合でも、

  • 独自ドメイン
  • 既存ページのURL
  • 役立つ記事
  • これまでの実績やコンテンツ

は、できるだけ活かすようにしましょう。

ホームページをリニューアルする本当の目的は、 単に新しく見せることではありません。

今より見やすく、分かりやすく、サービスの良さが伝わり、お問い合わせやお申し込みにつながりやすいホームページにすること が大切です。

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現在のホームページがある場合も、 今ある情報を活かしながら、 より見やすく伝わりやすいホームページへリニューアルできます。

このページを読んでわかること