「ソースコードってなんだろう」や「ソースコードとプログラムってなにが違うの」と悩んでいませんか?
ここでは、ソースコードの基本知識やプログラムとの違いについて、分かりやすく解説します。
ソースコードは、コンピュータにどんな動きをするか指示するための文章のことをいいます。
プログラムの基本的な部分であり、これがなければコンピュータは正しく動きません。
ここでは、ソースコードの基本知識やプログラムとの違いについて、分かりやすく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
■ 【目次】このページを読んで分かること
- ソースコードとは
- ホームページのソースコードについて
- ソースコードとプログラムの違い
- ソースコードを書くときの注意点
- オープンソースとは
- 【まとめ】ソースコードとは
|
ソースコードとは
ソースコードとは、プログラミング言語という特別な言葉を使って書かれた「文章のこと」です。
この文章は、コンピュータに「何をどうやって動かすか」を教えるためのものです。
たとえば、ゲームを作るときやホームページを作るときに、ソースコードが使われます。
ソースコードを書くことで、コンピュータに自分がやりたいことを伝えることができます。
これが、ソースコードの基本的な役割です。
ホームページのソースコードについて
ホームページのソースコードは、HTMLという言語を使って書かれた文章のことをいいます。
ホームページのソースコードを見る方法は、ホームページ上で右クリックして「ページのソースを表示」をクリックすると見ることができます。
HTMLという言語を使って書かれたこの文章が「ソースコード」であり、これがホームページを表示させています。
ソースコードとプログラムの違い
ソースコードとプログラムは、似ていますが、少し違います。
簡単に言うと、ソースコードは「レシピ」で、プログラムはそのレシピで作った「料理」のようなものです。
ソースコード
ソースコードは、人間が読めるように書かれたコンピュータへの指示です。
たとえば、「キャラクターを右に動かす」「音楽を再生する」といった命令が書かれています。
でも、ソースコードのままでは、コンピュータはその命令を理解して動くことができません。
プログラム
プログラムは、ソースコードをコンピュータが理解できる形に変えたものです。
ソースコードをコンパイル(翻訳)すると、プログラムになります。
プログラムになると、コンピュータはその命令を理解して、実際に動くことができるようになります。
ソースコードとプログラムの違い
たとえば、ゲームのソースコードを書いて、それを「コンパイル」すると、ゲームのプログラムができあがります。
そして、そのプログラムを使うと、ゲームを遊ぶことができます。
このように、ソースコードとプログラムは、コンピュータを動かすためにどちらも大切なものです。
でも、ソースコードは人間が書いて読むもの、プログラムはコンピュータが動かすものという違いがあります。
HTMLのソースコードとプログラムの違い
ホームページのソースコードを書くときには、HTMLという言語を使います。
そして、このHTMLのソースコードは、ブラウザが直接 読み取って表示します。
そのため、HTMLは特別な処理をしないで、そのまま表示されるので、コンパイルは必要ありません。
一方、プログラムのソースコードは、たとえばゲームを作るときのように、C言語や Java などのプログラミング言語を使って書かれます。
この場合、ソースコードをコンパイルして、コンピュータが理解できる形に変える必要があります。
コンパイルすると、ゲームのプログラムができあがり、そのプログラムを使ってゲームを遊ぶことができるということです。
このように、HTMLのソースコードとプログラムのソースコードには違いがあります。
HTMLのソースコードは、ブラウザが直接 表示するためのもので、プログラムのソースコードは、コンパイルしてコンピュータが動かすものです。
どちらもコンピュータを動かすために大切なものですが、HTMLのソースコードは人間が書いてブラウザが表示するもので、プログラムのソースコードはコンパイルしてコンピュータが動かすものという違いがあります。
ソースコードを書くときの注意点
ここでは、ソースコードを書くときの注意点をお伝えします。
これらのポイントを守ると、みんなが理解しやすく、エラーも少なくなります。
1. 読みやすくすること
ソースコードは、他の人が読んで分かりやすいように書くことが大切です。
たとえば、行を分けて書いたり、適切な名前をつけたりします。
これを「可読性」といいます。
2. コメントを書くこと
ソースコードの中にコメントを入れておくと、何をしているのか説明することができます。
コメントは、コンピュータには無視されるので、自由に説明を書くことができます。
たとえば、「ここでキャラクターを動かす」といった感じです。
3. 簡単な名前をつけること
変数や関数には、分かりやすい名前をつけましょう。
たとえば、得点を表す変数には「score」という名前をつけると分かりやすいです。
4. エラーをチェックすること
ソースコードを書いた後は、エラーがないか確認することが大切です。
これを「デバッグ」といいます。
エラーがあると、プログラムが正しく動かないので注意しましょう。
5. バージョン管理をすること
ソースコードを保存するときは、バージョン管理をすることが大切です。
たとえば、「Git」というツールを使うと、変更履歴を記録して、過去のバージョンに戻すことができます。
オープンソースとは
最後に、「オープンソース」についてもご説明します。
オープンソースとは、みんなが自由に使ったり、変更したりできるソースコードのことです。
普通、ソースコードは作った人だけが使えますが、オープンソースはみんなが自由に使ったり、変更することができます。
1. みんなが使える
オープンソースのソフトウェアは、誰でも無料で使えます。
たとえば、インターネットで人気のある「Firefox」というブラウザや、「Linux」というオペレーティングシステムがオープンソースです。
2. みんなが変更できる
オープンソースのソースコードは、誰でも見ることができて、自由に変更することができます。
たとえば、新しい機能を追加したり、バグを修正したりできます。
3. みんなで作る
オープンソースのプロジェクトは、世界中の人たちが協力して作っています。
みんなで意見を出し合って、より良いものにしていきます。
4. 学ぶことができる
オープンソースのソースコードを見ることで、プログラミングの勉強をすることができます。
他の人がどのようにソースコードを書いているのかを見て、自分の技術を高めることができます。
【まとめ】ソースコードとは
ソースコードとは?プログラムとの違いも分かりやすく解説!の内容は、いかがでしたでしょうか?
ソースコードとは、プログラミング言語という特別な言葉を使って書かれた「文章のこと」です。
ホームページを作るときは、HTMLという言語を使ってソースコードを書いて、ホームページを表示させています。
実際に、このホームページのソースコードも、私がすべて作成していますよ。
ホームページの作り方(ソースコードの書き方)を覚えれば、自分で自由にホームページを作ることができるようになります。
当サイトでは、動画解説付きで、ホームページの作り方をお伝えしているので、良かったら参考にしてくださいね!