「linkタグってどうやって使うんだろう」や「linkタグと aタグはなにが違うの」と悩んでいませんか?
ここでは、linkタグの基本的な使い方を、初心者向けに分かりやすく解説します。
linkタグを上手に使うことで、ホームページをもっと便利に使うことができます。
ここでは、linkタグの使い方や、aタグとの違いなどをお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
■ 【目次】このページを読んで分かること
- linkタグの基本知識
- linkタグの使い方
- linkタグの属性
- linkタグと aタグの違い
- linkタグとSEO対策の関係
- linkタグに関するよくある質問(FAQ)
- 【まとめ】linkタグとは
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linkタグの基本知識
まずは、linkタグの基本知識からお伝えします。
linkタグとは
linkタグは、別のファイルを読み込むときに使用するタグです。
たとえば、スタイルシートのファイルや、アイコンを読み込むときに使います。
linkタグを書く場所
linkタグは、HTMLのheadタグの中に書きます。
なお、headタグは、ホームページの見えない部分にあり、ホームページの情報や設定を書く場所です。
linkタグは、このheadタグの中に書いて、外部のファイルを読み込みます。
linkタグの基本的な書き方
linkタグの基本的な書き方は、以下のようになります。
<link rel="stylesheet" href="styles.css">
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上記の記述では、スタイルシートのファイルを読み込んでいます。
なお、rel属性は、「そのファイルが何のためのものか」を示していて、href属性は、「読み込むファイルの場所」を示します。
このように、linkタグを使うことで、ホームページのデザインや機能を簡単に追加することができます。
linkタグの使い方
linkタグは、別のファイルを読み込むときに使用します。
ここでは、linkタグの使い方について、お伝えします。
CSSファイルを読み込むとき
CSSファイルは、ホームページのデザインを変えるためのファイルです。
linkタグを使って、CSSファイルを読み込むことで、ホームページの見た目を簡単に変えることができます。
具体的には、下記の記述で、CSSファイルを読み込むことができます。
<link rel="stylesheet" href="styles.css">
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アイコンを読み込むとき
ホームページには、小さな画像のアイコンを使うことができます。
そして、linkタグを使って、アイコンのファイルを読み込むことができます。
具体的には、下記の記述で、ファビコン(ホームページのアイコン)を読み込むことができます。
<link rel="icon" href="favicon.ico" type="image/x-icon">
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linkタグの属性
属性とは、linkタグが何をするか、どこのファイルを読み込むのかを決めるためのものです。
ここでは、linkタグの属性について、お伝えします。
rel属性
rel属性は、「そのファイルが何のためのものか」を示すものです。
たとえば、スタイルシートをリンクする場合は、rel="stylesheet"と書きます。
これで、ブラウザが、そのファイルがスタイルシートのファイルであることを認識します。
<link rel="stylesheet" href="styles.css">
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href属性
href属性は、「読み込むファイルの場所」を示すものです。
たとえば、スタイルシートのファイルが styles.css という名前であれば、href="styles.css" と書きます。
<link rel="stylesheet" href="styles.css">
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type属性
type属性は、「読み込むファイルの種類」を示すものです。
たとえば、スタイルシートの場合は、type="text/css" と書きます。
ただし、最近のブラウザでは、この属性は省略しても問題ありません。
<link rel="stylesheet" href="styles.css" type="text/css">
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media属性
media属性は、「スタイルシートが適用されるデバイスや画面の種類」を示すものです。
この属性を使うことで、特定のデバイスや条件に応じたスタイルを適用することができます。
たとえば、下記の記述は、画面の幅が600ピクセル以下の場合に、スタイルシートが適用されるという意味です。
<link rel="stylesheet" href="mobile-styles.css" media="screen and (max-width: 600px)">
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これによって、スマホのような画面サイズの小さいデバイスでアクセスがあったときに、見やすいデザインでホームページを表示することができます。
linkタグと aタグの違い
ここでは、linkタグと aタグの違いについて、ご説明します。
linkタグの役割
linkタグは、ホームページのheadタグの中に書いて、外部のファイルを読み込むために使います。
具体的には、スタイルシートやアイコンなどを読み込みます。
linkタグを使うと、ホームページのデザインや機能を追加することができます。
aタグの役割
aタグは、ホームページの本文に書いて、他のページや場所に移動するためのリンクを作るために使います。
たとえば、下記のように記述することで、他のページに飛ぶためのリンクを作ることができます。
<a href="https://toretama.jp/">他のページに移動するリンク</a>
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linkタグと aタグの違いのまとめ
linkタグは、外部ファイルを読み込むために使い、ホームページの見えない部分(ヘッダー情報)に書きます。
一方、aタグは、他のページや場所に移動するためのリンクを作るもので、ホームページの見える部分に書きます。
そのため、一番大きな違いは、それぞれのタグを使う場所が違うことです。
外部のファイルを読み込む場合は「linkタグ」を使って、本文からリンクを貼るりたい場合は「aタグ」を使うようにしましょう。
linkタグとSEO対策の関係
ここでは、linkタグとSEO対策の関係について、お伝えします。
スタイルシートとSEO対策
linkタグを使うことで、スタイルシートのファイルを読み込むことができます。
これによって、ホームページの見た目や使いやすさが良くなります。
ホームページの見た目がよくて使いやすいホームページは、訪問者の滞在時間が長くなる傾向があるため、検索エンジンからの評価が上がります。
アイコンとSEO対策
linkタグを使うことで、ファビコン(ホームページの小さなアイコン)を設定することもできます。
そして、ファビコンは検索エンジン上にも表示されるため、目を惹くファビコンを設定するとクリック率が高くなります。
これによって、アクセス数も増加して、検索エンジンからの評価が上がります。
モバイル対応とSEO対策
linkタグを使うことで、スマホのようなモバイル端末でアクセスがあったときに、「モバイル用のスタイルシート」を読み込むことができます。
これによって、画面の小さなモバイル端末でもキレイにホームページが表示されるようになります。
モバイル対応しているホームページは、検索結果で上位に表示されやすくなります。
linkタグに関するよくある質問(FAQ)
最後に、linkタグに関するよくある質問(FAQ)をご紹介します。
Q1: linkタグはどこに書けばいいの?
linkタグは、HTMLのheadタグの中に書きます。headタグは、ホームページの見えない部分にあり、ホームページの情報や設定を記述する場所です。
Q2: rel属性って何?
rel属性は、rel属性は、「そのファイルが何のためのものか」を示すものです。たとえば、スタイルシートを読み込む場合は、rel="stylesheet"と書きます。他にも、アイコンを読み込む場合は、rel="icon"と書きます。
Q3: linkタグとaタグはどう違うの?
「linkタグ」は、ホームページの外部ファイル(たとえばスタイルシートやアイコン)を読み込むために使います。一方、「aタグ」は、ホームページ内で他のページや場所に移動するためのリンクを作ります。
Q4: スタイルシートが適用されないときはどうすればいいの?
スタイルシートが適用されない場合は、まずは linkタグの書き方やファイルの場所を確認しましょう。特に、ファイルの場所(URL)が間違っていると、スタイルシートが適用されなくなってしまいます。
Q5: ファビコンが表示されないときはどうすればいいの?
ファビコンが表示されない場合は、ファイルの形式(.ico、.png、.svgなど)や場所を確認しましょう。また、ブラウザを再起動することも試してみてください。
【まとめ】linkタグとは
linkタグとは?使い方や属性、aタグとの違いを徹底解説!の内容は、いかがでしたでしょうか?
linkタグは、別のファイルを読み込むときに使用するタグです。
たとえば、スタイルシートのファイルや、アイコンを読み込むときに使います。
linkタグは、ホームページのヘッダー情報(headタグの中)に書くため、一度ページを作ると、なかなか意識することがありません。
ただ、とても便利で大切なタグになるので、しっかりと覚えておくようにしましょうね。