「titleタグはどうやって書くのが良いんだろう」や「どのくらいの文字数が最適なのかな」と悩んでいませんか?
ここでは、titleタグの書き方や文字数、確認方法などを初心者向けに分かりやすく解説します。
titleタグは、ホームページの中でもとても大切なタグの1つです。
実際に、titleタグを修正しただけで、検索エンジンの順位が上がり、アクセス数が増えることもよくあります。
ここでは、titleタグの基本や書き方、文字数やSEO対策のやり方までお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
■ 【目次】このページを読んで分かること
- titleタグの基本知識
- titleタグの具体的な書き方
- titleタグの文字数と注意点
- titleタグの確認方法
- SEO対策に効果的なtitleタグの使い方
- titleタグに関するよくある質問(FAQ)
- 【まとめ】titleタグとは
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titleタグの基本知識
まずは、titleタグの基本知識からお伝えします。
titleタグとは
titleタグは、ホームページのタイトルを指定するタグです。
このtitleタグで指定した内容が、ブラウザのタブや検索エンジンの結果に表示されます。
titleタグの役割
titleタグの役割は、ページの内容を、検索エンジンやユーザーに分かりやすく伝えることです。
たとえば、そのページが、ホームぺージ作成ソフトの使い方を解説しているページなら、titleタグには「ホームぺージ作成ソフトの使い方」と書きます。
このように、「そのページが何について書かれたページなのか」ということが分かるタイトルにすることで、ユーザーはページを見る前に、ページの内容を知ることができます。
titleタグが大切な理由
titleタグが大切な理由は、SEO対策になるからです。
具体的には、検索エンジンはページの内容を理解するために、titleタグに囲まれた文字(キーワード)を見ます。
そのため、このtitleタグに、ユーザーが検索しやすいキーワードを入れることで、自分のホームページが上位に表示されるようになります。
検索エンジンからたくさんのアクセスを得るために、titleタグはとても重要になります。
titleタグの具体的な書き方
ここでは、titleタグの具体的な書き方について、お伝えします。
titleタグの書き方
titleタグは、HTMLのソースの<head>タグの中に書きます。
具体的には、以下のように書きます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>ホームぺージ作成ソフトの使い方</title>
</head>
<body>
<!-- ページの内容 -->
</body>
</html>
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titleタグの書き方の5つのポイント
1. titleタグは、<head>タグの中に書きます。
2. titleタグの中には、そのページのタイトルを入れます。
3. titleタグの中には、アクセスを取りたいキーワードを入れます。
4. titleタグの前の方に大切なキーワードを入れるようにします。
5. タイトルは、ページの内容がわかりやすいように書きます。
titleタグとh1タグの違いと使い分け
titleタグと同じようなタグに、h1というタグがあります。
この2つの違いですが、まず、titleタグはページ全体のタイトルを指定するもので、「検索結果向け」のタイトルです。
一方、h1タグはページで最も重要な見出しを指定するもので、訪問者がそのページを読むときに内容を理解しやすくするものです。
つまり、titleタグは検索エンジンや検索エンジンを使っている人に向けた内容で、h1タグはページを見た訪問者に向けた内容ということです。
基本的には、titleタグとh1タグの文言は、同じ内容で問題ありません。
ただ、titleタグとh1タグの役割は少し異なるので、覚えておいてください。
titleタグの文字数と注意点
ここでは、titleタグの文字数と注意点について、お伝えします。
titleタグに入れる文字数
titleタグに入れる文字数は、だいたい28文字から35文字くらいが良いと言われています。
この理由は、検索エンジンの結果に表示される文字数が限られているからです。
たとえば、パソコンで検索をしたときに画面上に表示される文字数は、29文字くらいまでです。
また、スマホで検索をしたときに画面上に表示される文字数は、33文字くらいまでです。
そのため、titleタグに入れる文字数を、だいたい28文字から35文字くらいにすると、検索結果にタイトルがすべて表示されるようになります。
titleタグに入れる文字数が多いとどうなる?
titleタグに入れる文字数が多いと、検索結果に表示されるタイトルの文字の最後が「…」と表示されて、タイトルの内容が省略されます。
タイトルの内容が省略されても特に問題はありませんが、できれば省略されないように、タイトルの文字数を35文字以内に抑えることが理想です。
短すぎるタイトルは良くない
タイトルが短すぎると、ページの内容が十分に伝わらないため、あまり良くありません。
実際に、検索エンジンも、タイトルが短いとページの内容を十分に理解できなくなってしまいます。
titleタグに入れる文字数は、28文字くらいは入れるようにしましょう。
titleタグの文字数のまとめ
検索結果ページに表示されるtitleタグの文字数は、アルゴリズムによって、表示される長さが変わることがあります。
また、パソコンとスマホで表示される文字数も異なるため、ここが難しいところではあります。
ただ、大切なことは、人がクリックしたくなるような分かりやすくて魅力的なタイトルを、28文字前後で決めるということです。
これが、titleタグを決める一番のポイントです。
titleタグの確認方法
ここでは、titleタグの確認方法について、お伝えします。
ブラウザで確認する方法
一番簡単な方法は、ブラウザでページを開いて確認することです。
ページを開くと、ブラウザのタブにタイトルが表示されます。
これで、titleタグが正しく書かれているか確認できます。
ソースコードを確認する方法
もう一つの方法は、ページのソースコードを確認することです。
ブラウザでページを開き、右クリックして「ページのソースを表示」をクリックします。
そうすると、ソースコードが表示されるため、<title>タグが正しく書かれているか確認しましょう。
オンラインツールを使う方法
オンラインツールを使って確認することもできます。
たとえば、SEOチェキです。
このサイトに自分のホームページのURLを入力すると、titleやdescription などの情報を確認することができます。
検索エンジンで確認する方法
自分のホームページが、検索エンジンにどのように表示されているのかを確認するには、ホームページのURLの先頭に「site:」という文字を付けて、ブラウザのアドレスバーに貼り付けます。
たとえば、ホームページのURLが、https://toretama.jp/ の場合は、下記のような文字にしてアドレスバーに貼り付けるという形です。
site:https://toretama.jp/
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こうすることで、自分のホームページが、検索エンジンにどのように表示されているのかが分かります。
ただ、titleタグに入れた文字と、実際に検索エンジンに表示される文字は異なる場合があるので、ご認識ください。
SEO対策に効果的なtitleタグの使い方
ここでは、SEO対策に効果的なtitleタグの使い方について、お伝えします。
SEO対策とは
SEO対策とは、ページが検索エンジンで上位に表示されるように工夫することです。
特に、titleタグは、SEO対策を行う上でとても大切で効果があるため、titleタグをしっかりと使っていきましょう。
効果的なtitleタグの書き方
■ キーワードを入れること
titleタグの中に、アクセスを取りたいキーワードを必ず入れます。
たとえば、神奈川県横浜市のピアノ教室の場合は、下記のような形です。
<title>神奈川県横浜市のぽこあぽこピアノ教室</title>
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ピアノ教室の場合は、地域が限定されているビジネスであるため、titleタグの中には「地域名+ピアノ教室」というキーワードを入れると効果的です。
このように、アクセスの取りたいキーワードをtitleタグの中に入れるようにします。
■ 分かりやすいこと
タイトルは分かりやすい内容にしましょう。
たとえば、ブラウザについて解説するページの場合は、次のようなタイトルにします。
<title>ブラウザとは?基本から使い方まで初心者向けに徹底解説!</title>
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このように、タイトルを見ただけで「そのページが何について書かれたページなのか」ということが分かるタイトルにしましょう。
■ ページごとにタイトルを変えること
titleタグに書く文字は、ページごとに変える必要があります。
実際に検索エンジンは、titleが同じページがあると、「タイトルが同じなんだから、同じページだよね」と認識して、低品質な方のページを検索エンジンから削除(非表示)することがあります。
titleタグに書く文字は、ページごとに必ず変えるようにしましょう。
titleタグでやってはいけないこと
■ キーワードを入れすぎること
キーワードをたくさん入れると、逆に検索エンジンに嫌われることがあります。
たとえば、下記のようなタイトルです。
<title>神奈川県のぽこあぽこピアノ教室|横浜市、川崎市、横須賀市、三浦市、相模原市、海老名市、座間市のピアノ教室</title>
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このようなタイトルは、検索エンジンから嫌われるので注意してください。
■ 短すぎるタイトルにすること
タイトルが短すぎると、検索エンジンにページの内容が十分に伝わりません。
たとえば、次のようなタイトルです。
titleタグに書く文字は、28文字くらいは書くようにしましょう。
■ titleタグを複数使ってしまうこと
titleタグを複数使ってしまうと、検索エンジンはどれが本当のページのタイトルなのかが分からなくなってしまいます。
titleタグは、1つのページにつき、必ず1つにしましょう。
titleタグに関するよくある質問(FAQ)
最後に、titleタグに関するよくある質問(FAQ)をご紹介します。
Q1: titleタグって何ですか?
titleタグは、ページのタイトルを決めるためのタグです。ブラウザのタブや検索エンジンの結果に表示されます。
Q2: titleタグはどこに書けばいいですか?
titleタグは、HTMLのソースの<head>の中に書きます。
Q3: titleタグの文字数はどれくらいがいいですか?
titleタグの文字数は、28文字から35文字くらいがいいです。長すぎると、検索結果に全部表示されませんし、短すぎると検索エンジンがページの内容を正しく認識できなくなります。
Q4: titleタグに何を書けばいいですか?
ページの内容がわかるように、キーワードを入れて、わかりやすいタイトルを書きましょう。
Q5: titleタグがないとどうなりますか?
titleタグがないと、ブラウザのタブや検索結果に正しいタイトルが表示されません。ページの内容が分かりづらくなり、SEO対策にも不利なので、titleタグは必ず使うようにしましょう。
Q6: titleタグは1ページに何個書けばいいですか?
titleタグは1ページに1つだけ書きます。複数あると、どれが正しいか分からなくなります。
Q7: titleタグに記載した内容が検索エンジンに反映されません。
検索エンジンが新しい情報を更新するまでに時間がかかることがあります。数日から数週間待ってみてください。
なお、検索エンジンは、ユーザーにとって有益なタイトルを表示するため、場合によっては自動的に変更することがあります。
この場合、タイトルがページの内容と一致しているか確認しましょう。
【まとめ】titleタグとは
titleタグとは?書き方や文字数、確認方法などを徹底解説!の内容は、いかがでしたでしょうか?
titleタグは、ホームページのタイトルを指定するタグです。
このtitleタグで指定した内容が、ブラウザのタブや検索エンジンの結果に表示されます。
そして、SEO対策を行う上で、このtitleタグはとても重要です。
実際に、titleタグを変えただけで、検索エンジンの順位が上がり、アクセス数が増えることはよくあります。
それだけtitleタグは大切なタグになるので、アクセスの取りたいキーワードを入れて、「このページに自分が知りたいと思っている内容が書かれているかも」と思われるタイトルにしましょう。
あとは、すべてのページで、個別にタイトルを決めるようにしましょうね。
このページでお伝えしたことは、かなり効果がある方法になるので、ぜひ取り入れていただけたらと思っています。