「spanタグってどうやって使うの」や「spanタグの特徴や divタグとの違いが分からない」と悩んでいませんか?
ここでは、spanタグの特徴や使い方を、初心者向けに分かりやすく解説します。
spanタグは、テキストの一部に、いろいろな効果を与えることができるタグです。
ここでは、spanタグの特徴や使い方を分かりやすく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
■ 【目次】このページを読んで分かること
- spanタグの基礎知識
- spanタグとCSSの連携方法
- spanタグの有効な使い方
- spanタグと他のタグとの使い分け
- spanタグを使うときの注意点
- 【まとめ】spanタグとは
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spanタグの基礎知識
まずは、spanタグの基礎知識からお伝えします。
spanタグとは
spanタグは、テキストの一部に、いろいろな効果を与えることができるタグです。
たとえば、文章の中で一つの言葉だけを赤くしたいときや、文字の大きさを変えることができます。
spanタグの基本的な使い方
spanタグは、テキストの一部だけに効果を与えたいときに使います。
たとえば、次のように使います。
■ <span> タグの記述例
ホームページに<span style="color:red">掲載する</span>文章
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■ ホームページ上の表示
このように、spanタグは、ブロック全体ではなく、文章の一部だけを対象にしたいときに使います。
spanタグとCSSの連携方法
spanタグを使うときに、CSS(スタイルシート)を使うと、テキストの見た目を自由に変えることができます。
ここでは、spanタグとCSSの連携方法について、お伝えします。
テキストの色を変える方法
spanタグで囲んだテキストの色を赤くしたいときは、次のように書きます。
<span style="color:red;">こんにちは</span>
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このように、「style」という部分に「color:red;」と書くと、テキストの色が赤くなります。
色を変えたいときは、「red」の部分を他の色に変えます。
テキストのサイズを変える方法
文字を少し大きくしたいときは、次のように書きます。
<span style="font-size:20px;">こんにちは</span>
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上記は、「font-size:20px;」と書いてあります。
「20px」は、ピクセルという単位で、数字を大きくすれば文字が大きくなります。
複数のスタイルを組み合わせる方法
spanタグでは、色やサイズだけでなく、いろいろなスタイルを組み合わせて使うことができます。
たとえば、テキストの色を青にして、サイズを大きくする場合は、次のように書きます。
<span style="color:blue; font-size:25px;">こんにちは</span>
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このように、複数のスタイルを「;」で区切って書くことで、好きなようにデザインをカスタマイズできます。
spanタグの有効な使い方
spanタグを使うと、文章の一部を特別に目立たせたり、デザインを工夫したりすることができます。
ここでは、spanタグの有効な使い方をご紹介します。
強調したい言葉を目立たせるとき
文章の中で特別に強調したい言葉を目立たせるときに、spanタグはとても便利です。
たとえば、次のような使い方があります。
<span style="color:red; font-weight:bold; background-color:yellow;">ホームページに掲載する文章</span>
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上記のように記述することで、赤い太字で、黄色いハイライトが入って、文章が目立つようになります。
黄色い蛍光ペンでマークしたような感じになるため、かなり実用的です。
特定のスタイルを繰り返し使うとき
spanタグを使うと、特定のスタイルをいくつかの場所で繰り返し使うことができます。
たとえば、同じページ内で重要な言葉をすべて青くしたい場合、次のように書きます。
お知らせ: <span class="important">明日</span>は学校がお休みです。
イベント: <span class="important">特別なゲスト</span>が来ます。
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このように、スタイルを「class」という名前でまとめておくと、簡単に同じスタイルをいろいろな場所で使えます。
そして、スタイルシートのファイルには、下記のように記述します。
.important {
color: blue;
font-weight: bold;
}
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これで、「class="important"」と書いた部分が、すべて青い文字になり、さらに太字になります。
spanタグを使うときのポイント
spanタグを使うときには、使いすぎないように気をつけましょう。
たくさん使うと、逆に見にくくなってしまうことがあります。
spanタグは、特定の部分だけを目立たせたいときや、スタイルをまとめて使いたいときに使うようにしましょう。
spanタグと他のタグとの使い分け
ここでは、spanタグと他のタグとの使い分けをお伝えします。
spanタグとdivタグの違い
「spanタグ」と「divタグ」は、よく似ていますが、役割が少し違います。
具体的には、「spanタグ」は、文章の中の一部だけに効果を与えたいときに使います。
一方、「divタグ」は、エリア全体に効果を与えたいときに使います。
たとえば、ページの中で特定の文章を目立たせたいときは「spanタグ」を使いますが、ページ全体のレイアウトを調整したいときには「divタグ」を使います。
つまり、「divタグ」は大きな枠を作るようなイメージで、「spanタグ」はその中の小さな部分にスタイルを加えるイメージです。
spanタグとpタグの違い
「spanタグ」と「pタグ」の違いとしては、まず「pタグ」は、段落を作るためのタグです。
一つの文章をまとめて表示するときに使います。
たとえば、1つの段落が終わったら、新しい段落を「pタグ」で始めます。
一方、「spanタグ」は、段落の中で一部だけをスタイルしたいときに使います。
たとえば、文章の中で特定の言葉だけを赤くしたいときに「spanタグ」を使いますが、段落全体を作りたいときには「pタグ」を使います。
spanタグを使うべきとき
「spanタグ」は、文章の一部を特別に見せたいときに、とても便利です。
たとえば、重要な言葉だけを目立たせたいときや、特定の部分にだけスタイルを加えたいときに使います。
一方で、ページ全体のデザインや段落全体をまとめたいときは、「divタグ」や「pタグ」を使うのが適しています。
それぞれのタグを適切に使い分けることで、より見やすく、わかりやすいページを作ることができます。
spanタグを使うときの注意点
最後に、spanタグを使うときの注意点をお伝えします。
spanタグの使いすぎに注意すること
「spanタグ」はとても便利ですが、使いすぎると逆にページが見にくくなることがあります。
たとえば、同じ文章の中で何度も「spanタグ」を使って色を変えたり、太字にしたりすると、読者がどこを見ればいいのか迷ってしまうかもしれません。
ポイントは、「本当に強調したい部分だけ」に使うことです。
そうすれば、読者にとって見やすく、わかりやすいページになります。
不要なスタイルを避けること
「spanタグ」を使ってスタイルをつけるとき、必要以上にスタイルを加えると、デザインがごちゃごちゃしてしまいます。
たとえば、色やサイズをいろいろ変えすぎると、統一感がなくなってしまいます。
スタイルをつけるときは、シンプルにまとめることを心がけましょう。統一感があると、ページ全体がきれいに見えますよ。
spanタグを使わない方がいい場合もある
「spanタグ」は文章の一部だけをスタイルするのに使いますが、ページ全体をまとめたいときには「divタグ」や「pタグ」を使う方がいい場合もあります。
たとえば、段落全体にスタイルをつけたいときは、「pタグ」を使うと簡単です。
どのタグを使うべきかは、スタイルをつけたい部分の大きさや目的によって変わります。
正しいタグを使うことで、ページがもっと見やすくなります。
【まとめ】spanタグとは
spanタグとは?使い方から他のタグとの使い分けを徹底解説の内容は、いかがでしたでしょうか?
spanタグは、テキストの一部に、いろいろな効果を与えることができるタグです。
たとえば、文章の中で一つの言葉だけを赤くしたいときや、文字の大きさを変えることができます。
divタグは、エリア全体に効果を与えたいときに使って、spanタグは、文章の一部に効果を与えたいときに使うという形ですね。
divタグと同じように、このspanタグもホームページではとてもよく使うので、ぜひマスターしていきましょう!