「hrタグってなんだろう」や「線のカスタマイズ方法を知りたい」と悩んでいませんか?
ここでは、hrタグの基本的な使い方とカスタマイズ方法を、分かりやすく解説します。
ホームページを作るときに、ページの内容を区切りたいこともありますよね。
そのようなときに、hrタグが便利です。
ここでは、hrタグの基本的な使い方とカスタマイズ方法を、分かりやすくお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
■ 【目次】このページを読んで分かること
- hrタグの基本知識
- hrタグの基本的な使い方
- CSSを使ったhrタグのカスタマイズ方法
- hrタグのブラウザ互換性とSEO対策への影響
- hrタグと他のタグとの違い
- 【まとめ】hrタグとは
|
hrタグの基本知識
まずは、hrタグの基本知識からお伝えします。
hrタグとは
hrタグは、水平線を表示させるタグです。
この hrタグを使うことで、ホームページ上に横線を引くことができます。
hrタグはなんの略?
hrタグは、「Horizontal Rule(ホリゾンタル・ルール)」の略です。
直訳すると、「水平のルール」ですね。
つまり、hrタグとは、区切り線として水平な線を引くことができるHTMLタグです。
hrタグの役割
hrタグの役割は、ページの内容を分けることです。
たとえば、記事のセクションを分けたり、長い文章の中で段落を区切ったりするときに使います。
このように、hrタグを使うと、ページが見やすくなります。
hrタグの基本的な使い方
ここでは、hrタグの基本的な使い方について、お伝えします。
hrタグの書き方
hrタグを使うのは、とても簡単です。
次のように書くだけで、ページに水平線を引くことができます。
■ <hr> タグの記述例
ホームページに掲載する文章
<hr>
ホームページに掲載する文章
|
■ ホームページ上の表示
ホームページに掲載する文章
ホームページに掲載する文章
|
このように、hrタグはとてもシンプルで、閉じタグも必要ありません。
CSSを使ったhrタグのカスタマイズ方法
hrタグは、デフォルトではシンプルな水平線ですが、CSSを使って見た目を変えることができます。
ここでは、CSSを使ったhrタグのカスタマイズ方法をご紹介します。
色を変更する
水平線の色を変えるには、CSSを使います。
以下のコードを使うと、水平線の色を青に変えることができます。
<hr style="border-color: blue;">
|
太さを変更する
水平線の太さを変えることもできます。
次の例では、hrタグの太さを2ピクセルに設定しています。
<hr style="border-width: 2px;">
|
点線にする
水平線を点線にするためには、次のように書きます。
下記の例では、青色の点線に設定しています。
<hr style="border: none; border-top: 1px dotted blue;">
|
幅を調整する
hrタグの幅を変えることで、ページの中央に短い線を引くことができます。
たとえば、次のコードでは、水平線の幅を50%に設定しています。
マージン(外側の空白)を設定する
水平線の上下のスペースを調整することもできます。
以下のコードを使うと、水平線の上下に20ピクセルのスペースを追加できます。
<hr style="margin-top: 20px; margin-bottom: 20px;">
|
左寄せにする
水平線のを左寄せにすることもできます。
以下のコードを使うと、水平線を幅50%で左寄せにすることができます。
<hr style="width: 50%; margin-left: 0;">
|
hrタグのブラウザ互換性とSEO対策への影響
ここでは、hrタグのブラウザ互換性とSEO対策への影響について、お伝えします。
ブラウザ互換性
hrタグは、ほとんどのブラウザで問題なく使うことができます。
たとえば、Google Chrome、Firefox、Safari、Edgeなど、主要なブラウザはすべてhrタグを正しく表示します。
そのため、特別な設定をしなくても、安心して使うことができます。
SEO対策への影響について
SEO対策(検索エンジン最適化)についても、心配する必要はありません。
hrタグは、ページの内容を分けるために使われるだけで、SEOに悪い影響を与えることはありません。
むしろ、ページの構造がわかりやすくなるので、検索エンジンが内容を理解しやすくなります。
ただし、hrタグを使いすぎるとページが見づらくなることがあるので、必要な箇所だけに使うようにしましょう。
hrタグと他のタグとの違い
ここでは、hrタグと他のタグとの違いについて、お伝えします。
hrタグとdivタグの違い
hrタグとdivタグは、どちらもページを分けるために使われますが、役割が少し違います。
■ hrタグ
水平線を引いて、ページの内容を視覚的に区切ります。
■ divタグ
ページの一部をグループ化するために使います。
スタイルをまとめて設定したり、スクリプトで操作したりするときに便利です。
hrタグとbrタグの違い
hrタグとbrタグも、役割が異なります。
■ hrタグ
ページに水平線を引いて、セクションを区切ります。
■ brタグ
改行をするために使います。段落の中で新しい行を作りたいときに使います。
<p>これは最初の行です。<br>これは次の行です。</p>
|
使い分けのポイント
hrタグ、divタグ、brタグは、それぞれ役割が違います。
ページを作るときには、どのタグが一番適しているかを考えて使い分けることが大切です。
- ページのセクションをはっきりと区切りたいときは、hrタグを使います。
- 内容をグループ化したいときは、divタグを使います。
- 文章の中で改行をしたいときは、brタグを使います。
これらのタグをうまく使い分けることで、ページが見やすくなり、読みやすくなります。
【まとめ】hrタグとは
hrタグとは?使い方やカスタマイズ方法を分かりやすく解説!の内容は、いかがでしたでしょうか?
hrタグは、水平線を表示させるタグです。
この hrタグを使うことで、ホームページ上に横線を引くことができます。
そして、hrタグは、文章を分けるときに便利です。
CSSを使えば、線の色や太さを変えたり、点線にしたりすることもできるので、ぜひこのページでお伝えした方法を参考にしてくださいね。