「brタグってどうやって使うの」や「brタグとpタグの違いがよく分からない」と悩んでいませんか?
ここでは、brタグとの正しい使い方と pタグとの違いについて、初心者向けに分かりやすく解説します。
brタグは、ホームページで改行をしたいときに使うタグです。
でも、pタグを使っても改行されるため、「何が違うのかがよく分からない」という人もいると思います。
ここでは、brタグとの正しい使い方と pタグとの違いを、例を交えて分かりやすくお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。
■ 【目次】このページを読んで分かること
- brタグの基本知識
- brタグの具体的な使い方
- brタグを使わないほうが良いとき
- brタグとpタグの違い
- <br>と<br />の違い
- brタグに関するよくある質問(FAQ)
- 【まとめ】brタグとは
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brタグの基本知識
まずは、brタグの基本知識からお伝えします。
brタグとは
brタグは、改行をするためのタグです。
brタグを使うと、文章の中に改行を入れることができます。
brタグの使い方
brタグを使うことで、次のように、文章を途中で改行することができます。
■ brタグの記述例
■ ホームページ上の表示
brタグが他のタグと違うところ
brタグは、閉じタグ(終了タグ)がありません。
つまり、<br>の後に何もつけずに、そのまま使います。
これが、他のタグと少し違うところです。
brタグの具体的な使い方
ここでは、brタグの具体的な使い方について、お伝えします。
シンプルな改行
たとえば、文章の中で「動画で覚える」と「無料ホームぺージ制作講座」を別の行に表示したいときは、次のように書きます。
これで、「動画で覚える」と「無料ホームぺージ制作講座」が別の行に表示されます。
複数の改行
たとえば、「動画で覚える」の後に改行と、一行の空白も入れたい場合は、次のように書きます。
動画で覚える<br><br>無料ホームぺージ制作講座
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これで、「動画で覚える」という文章が改行された後に、一行の空白が入って、「無料ホームぺージ制作講座」という文章が表示されます。
詩や歌詞を書く
たとえば、詩や歌詞を書くときは、brタグは便利です。
次のように書くと、歌詞の行がちゃんと改行されます。
君が代は<br>
千代に八千代に<br>
さざれ石の<br>
巌となりて<br>
苔のむすまで<br>
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これで、歌詞が、それぞれの行に表示されます。
brタグを使わないほうが良いとき
ここでは、brタグを使わないほうが良いときについて、お伝えします。
段落を分けるとき
段落を分けるときは、brタグではなく、pタグを使いましょう。
pタグを使うと、文章全体が見やすくなります。
<p>これは最初の段落です。</p>
<p>これは次の段落です。</p>
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リストを作るとき
brタグでリストを作ると、見づらくなります。
リストを作るときは、ulタグや olタグを使うようにしましょう。
<ul>
<li>りんご</li>
<li>ばなな</li>
<li>ぶどう</li>
</ul>
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brタグを使うときの注意点
brタグをたくさん使いすぎると、読みづらいページになってしまうことがあります。
たとえば、段落を作るときには、pタグを使うほうがいいです。
brタグは使いすぎず、改行が必要な場所だけに使うようにしましょう。
brタグとpタグの違い
brタグとpタグは、どちらも文章を見やすくするためのタグですが、それぞれ使い方や役割が違います。
ここでは、brタグとpタグの違いについて、お伝えします。
brタグの使い方
brタグは、改行するためのタグです。
短い文章や、住所、詩、歌詞などで使います。
これで「おはよう」と「こんにちは」と「こんばんは」が別の行に表示されます。
pタグの使い方
pタグは、段落を作るためのタグです。
長い文章を段落ごとに分けるときに使います。
<p>これは最初の段落です。この段落には、いろいろな情報が書かれています。</p>
<p>これは次の段落です。新しい内容が始まります。</p>
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これで、二つの段落がそれぞれ別のブロックとして表示されます。
brタグとpタグの違い
【使い方】
・brタグは、改行するときに使います。
・pタグは、段落を作るときに使います。
【見た目】
・brタグは、行が変わるだけで、文章は続いています。
・pタグは、段落が分かれるので、見た目がスッキリします。
【使う場面】
・brタグは、住所や詩、歌詞などでよく使います。
・pタグは、長い文章を分けるときに使います。
まとめ
brタグとpタグは、それぞれ役割が違います。
brタグは短い文章や改行が必要な場所で使い、pタグは段落を分けるときに使います。
どちらも使い方を覚えて、適切な場面で使うようにしましょう。
<br>と<br />の違い
brタグには、<br>と<br /> の2つの書き方があります。
ここでは、<br>と<br />の違いについて、お伝えします。
<br>の書き方
これは、HTMLの初期バージョンから使われている書き方です。
シンプルで短く、特に閉じタグが必要ありません。
<br />の書き方
これは、XHTMLというより厳密なルールを持つHTMLのバージョンで使われる書き方です。
<br>タグを自己完結型にして、より正確なHTMLを書くことができます。
どちらを使うべき?
HTML5では、どちらの書き方も有効です。つまり、<br>と<br />のどちらを使っても問題ありません。
一般的には、<br>の方がシンプルで使いやすいので、こちらがよく使われます。
なお、XHTMLを使う場合は、<br />のように自己完結型のタグを使う必要があります。
これにより、文法が正しくなり、ブラウザが正しく表示するようになります。
どちらを使うかは、好みや使っているHTMLのバージョンによりますが、一般的に使われるのは<br>タグであるため、<br>タグを使えば良いと思います。
brタグに関するよくある質問(FAQ)
最後に、brタグに関するよくある質問(FAQ)をご紹介します。
Q1: brタグはどんなときに使えばいいですか?
brタグは、短い文章や住所、詩、歌詞などで行を変えたいときに使います。たとえば、「おはよう<br>こんにちは」と書くと、「おはよう」と「こんにちは」が別の行に表示されます。
Q2: pタグとbrタグの違いは何ですか?
pタグは段落を作るためのタグで、長い文章を分けるときに使います。brタグは行を変えるためのタグで、短い文章を改行するときに使います。pタグは文章全体をブロックとして扱い、brタグは行を変えるだけです。
Q3: brタグをたくさん使うとどうなりますか?
brタグをたくさん使いすぎると、ページがごちゃごちゃして見えたり、スクリーンリーダーが何度も「改行」と読み上げるので、読みづらくなります。必要な場所だけに使うようにしましょう。
Q4: 段落を分けたいときはどうすればいいですか?
段落を分けたいときは、pタグを使います。たとえば、「<p>これは最初の段落です。</p><p>これは次の段落です。</p>」と書くと、二つの段落に分かれます。
Q5: brタグとpタグを一緒に使えますか?
はい、使えます。pタグの中でbrタグを使うことで、段落の中に改行を入れることができます。たとえば、「<p>これは最初の行です。<br>これは次の行です。</p>」と書くと、段落の中で改行が入ります。
Q6: brタグはSEO対策に良い影響はありますか?
brタグを使って見やすいページを作ることで、検索エンジンの評価は上がります。検索エンジンは、滞在時間の多いページを高く評価するためです。
brタグを使えばSEO対策になるわけではありませんが、brタグを使って見やすいページを作ると、SEO対策に良い影響があります。
【まとめ】brタグとは
brタグとは?改行の正しい使い方とpタグとの違いを徹底解説の内容は、いかがでしたでしょうか?
brタグは、改行をするためのタグです。
brタグを使うと、文章の中に改行を入れることができます。
そして、pタグとの違いは、まずbrタグは短い文章や改行が必要な場所で使って、pタグは長い文章で段落を分けるときに使います。
brタグは、とても便利なタグですが、あまり使いすぎると文章が読みづらくなってしまうので、必要なところだけに使っていくようにしましょうね。