ソースコードとは?プログラムとの違いも分かりやすく解説!

「ソースコードってなんだろう」や「ソースコードとプログラムってなにが違うの」と悩んでいませんか?

ここでは、ソースコードの基本知識やプログラムとの違いについて、分かりやすく解説します。

ソースコードは、コンピュータにどんな動きをするか指示するための文章のことをいいます。 プログラムの基本的な部分であり、これがなければコンピュータは正しく動きません。

ここでは、ソースコードの基本知識やプログラムとの違いについて、分かりやすく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

このページを読んでわかること

ソースコードとは

ソースコードとは、プログラミング言語という特別な言葉を使って書かれた「文章のこと」です。

この文章は、コンピュータに「何をどうやって動かすか」を教えるためのものです。 たとえば、ゲームを作るときやホームページを作るときに、ソースコードが使われます。

ソースコードを書くことで、コンピュータに自分がやりたいことを伝えることができます。 これが、ソースコードの基本的な役割です。

ホームページのソースコードについて

ホームページのソースコードは、HTMLという言語を使って書かれた文章のことをいいます。

ホームページのソースコードを見る方法は、ホームページ上で右クリックして「ページのソースを表示」をクリックすると見ることができます。

HTMLという言語を使って書かれたこの文章が「ソースコード」であり、これがホームページを表示させています。

ソースとは

ソースコードとプログラムの違い

ソースコードとプログラムは、似ていますが、少し違います。

簡単に言うと、ソースコードは「レシピ」で、プログラムはそのレシピで作った「料理」のようなものです。

ソースコード

ソースコードは、人間が読めるように書かれたコンピュータへの指示です。 たとえば、「キャラクターを右に動かす」「音楽を再生する」といった命令が書かれています。

でも、ソースコードのままでは、コンピュータはその命令を理解して動くことができません。

プログラム

プログラムは、ソースコードをコンピュータが理解できる形に変えたものです。 ソースコードをコンパイル(翻訳)すると、プログラムになります。

プログラムになると、コンピュータはその命令を理解して、実際に動くことができるようになります。

ソースコードとプログラムの違い

たとえば、ゲームのソースコードを書いて、それを「コンパイル」すると、ゲームのプログラムができあがります。 そして、そのプログラムを使うと、ゲームを遊ぶことができます。

このように、ソースコードとプログラムは、コンピュータを動かすためにどちらも大切なものです。

でも、ソースコードは人間が書いて読むもの、プログラムはコンピュータが動かすものという違いがあります。

HTMLのソースコードとプログラムの違い

ホームページのソースコードを書くときには、HTMLという言語を使います。 そして、このHTMLのソースコードは、ブラウザが直接 読み取って表示します。

そのため、HTMLは特別な処理をしないで、そのまま表示されるので、コンパイルは必要ありません。


一方、プログラムのソースコードは、たとえばゲームを作るときのように、C言語や Java などのプログラミング言語を使って書かれます。

この場合、ソースコードをコンパイルして、コンピュータが理解できる形に変える必要があります。

コンパイルすると、ゲームのプログラムができあがり、そのプログラムを使ってゲームを遊ぶことができるということです。


このように、HTMLのソースコードとプログラムのソースコードには違いがあります。

HTMLのソースコードは、ブラウザが直接 表示するためのもので、プログラムのソースコードは、コンパイルしてコンピュータが動かすものです。

どちらもコンピュータを動かすために大切なものですが、HTMLのソースコードは人間が書いてブラウザが表示するもので、プログラムのソースコードはコンパイルしてコンピュータが動かすものという違いがあります。

ソースコードを書くときの注意点

ここでは、ソースコードを書くときの注意点をお伝えします。

これらのポイントを守ると、みんなが理解しやすく、エラーも少なくなります。

1. 読みやすくすること

ソースコードは、他の人が読んで分かりやすいように書くことが大切です。 たとえば、行を分けて書いたり、適切な名前をつけたりします。 これを「可読性」といいます。

2. コメントを書くこと

ソースコードの中にコメントを入れておくと、何をしているのか説明することができます。 コメントは、コンピュータには無視されるので、自由に説明を書くことができます。

たとえば、「ここでキャラクターを動かす」といった感じです。

3. 簡単な名前をつけること

変数や関数には、分かりやすい名前をつけましょう。 たとえば、得点を表す変数には「score」という名前をつけると分かりやすいです。

4. エラーをチェックすること

ソースコードを書いた後は、エラーがないか確認することが大切です。 これを「デバッグ」といいます。 エラーがあると、プログラムが正しく動かないので注意しましょう。

5. バージョン管理をすること

ソースコードを保存するときは、バージョン管理をすることが大切です。 たとえば、「Git」というツールを使うと、変更履歴を記録して、過去のバージョンに戻すことができます。

オープンソースとは

最後に、「オープンソース」についてもご説明します。 オープンソースとは、みんなが自由に使ったり、変更したりできるソースコードのことです。

普通、ソースコードは作った人だけが使えますが、オープンソースはみんなが自由に使ったり、変更することができます。

1. みんなが使える

オープンソースのソフトウェアは、誰でも無料で使えます。

たとえば、インターネットで人気のある「Firefox」というブラウザや、「Linux」というオペレーティングシステムがオープンソースです。

2. みんなが変更できる

オープンソースのソースコードは、誰でも見ることができて、自由に変更することができます。 たとえば、新しい機能を追加したり、バグを修正したりできます。

3. みんなで作る

オープンソースのプロジェクトは、世界中の人たちが協力して作っています。 みんなで意見を出し合って、より良いものにしていきます。

4. 学ぶことができる

オープンソースのソースコードを見ることで、プログラミングの勉強をすることができます。 他の人がどのようにソースコードを書いているのかを見て、自分の技術を高めることができます。

【まとめ】ソースコードとは

ソースコードとは?プログラムとの違いも分かりやすく解説!の内容は、いかがでしたでしょうか?


ソースコードとは、プログラミング言語という特別な言葉を使って書かれた「文章のこと」です。

ホームページを作るときは、HTMLという言語を使ってソースコードを書いて、ホームページを表示させています。 実際に、このホームページのソースコードも、私がすべて作成していますよ。

ホームページの作り方(ソースコードの書き方)を覚えれば、自分で自由にホームページを作ることができるようになります。

当サイトでは、動画解説付きで、ホームページの作り方をお伝えしているので、良かったら参考にしてくださいね!

このページを読んでわかること